第3話
夏の空 3話
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チュン チュン
ピョ ピョ
フ(朝、、、?)
羌『おはようございます!お母さんが呼んでますよ』
フ『ふぁ〜、、、!んん〜はぁ!ありがとう
そしておはよう!』
僕達は階段を駆け下りてリビングに向かった
今日は日本に来て初めての朝
そして、今日は僕の誕生日!
母『おはよう、誕生日おめでとうございます!』
父『おめでとうございます!』
フ『ありがとう』
今日はサイコ〜!
羌からもお母さんからもお父さんからもおめでとうございますって言ってもらえた~
フ『お母さん、今日夕方頃まで散歩してもいい?』
母『どうぞ、でも気をつけてね』
フ『うん!』
僕は羌を連れて街を歩いてみた
フ(わぁ!)
羌『わぁ!』
あれ?
フ『羌も初めて?』
羌『あ、はい!』
それは意外!
フ『ねぇ、』
羌『はい?』
フ『だっこして?』
羌『いいですよ?』
僕は羌にだっこしてもらった
羌は僕より背も高くてかっこいい
なんか僕にお兄ちゃんができたみたい!
嬉しい!
そして周りを見たら周りの人が驚いた顔をしている
フ『羌、みんなが見てるよ?』
羌『はい!だって周りの人は私が見えないので』
フ『そうか!』
僕は羌が大好きなんだ
だからだっこしてもらったら周りの人が驚いた
だから周りの人からは羌が見えない!
ということは、、、僕は飛んでいるように見えるんだ!
フ(羌、勉強になりました!)
羌『ふふ、ありがとうございます!』
フ『あれ?羌、僕の考えていることがわかるの?』
羌『わかりますよ!』
フ『羌すごい!』
そう言うと羌がニコっと笑った
そして僕は飛んだまま、街を歩いていた
そうして時間は過ぎてあっという間に日がしずんだ
羌『では、帰りましょう!』
フ『うん!』
僕は飛んだまま家に帰った
フ『ただいま〜』
母『おかえりなさい!』
フ(ん?これ、お母さんじゃない?!)
すると羌が僕の前に来て僕の前で腕を広げた
バッ!
フ『ありがとう!これ、お母さんじゃないね』
羌『これはあなた様のお母さんに化けたガイロですね!』
フ『ガイロ?!ガイロは知ってる!何にでも化ける妖怪だ!』
ガ『良く分かったねぇ~ヒヒッヒヒヒッ!』
ガイロは僕らを見て笑って言った
ガ『その宝石は俺がもらうぞ!』
3話終わり
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