応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 一人が同じ日を繰り返す、若しくはグループが目的を果たすまで同じ日を繰り返す話はありましたが、全世界に広がって行くなんて発想は無かったですね。思いついても混乱してまとまりそうに無いです。お見事!

  • 第1話 インフェルノへの応援コメント

    こんばんは。
    私の自主企画に参加いただきありがとうございます。

    人間社会を生きる上でやるせない理不尽と闘う主人公の復讐を最後まで拝読させていただきます。

    執念の作品を。


  • 編集済

    第4話 プリズナーズへの応援コメント

    宮野優さま
    初めまして、虹乃ノランと申します。Xでポストを見つけてくださりありがとうございました。恐縮です。
    宮野さんの本作品を見つけられたというO編集に現在担当していただいています。その縁あって、O氏が過去に担当された著作を片っ端から読んでみようというきっかけで手にとった貴作でした。
    購入したのは5月の末頃だったのですが、ようやく拝読できました。

    一章の「今日はどうやって殺すんですか」というタクシードライバーの台詞から夢中になって読みました。分析するのは興ざめかもしれませんが、読了後になぜここに差し込まれたこの台詞がこれほどインパクトがあったのか自問してみました。
    もともと哲学的な作品が大好物なので、そういう意味でもこの小説が大好きでたまらないのですが、構成のセンスが輝いていました。どの一行をどこに差し込むのか。どの段階で読者に対して状況を知らしめていくのか、などなど、どん、と点と点がつながったときの気持ちよさや驚きは、しばらく体験していなかった小説の面白さを思い出させてくれました。

    5章をどのように加筆されたのだろう、という点も念頭に置きながら読み進めました。

    他の方へのコメントご返信で書かれておられた、ミステリ研の案(映画esのようなロールプレイング)、宮野優さんの手によってどう書き上げられるのか、ぜひとも読んでみたいと思いましたが、4章のあとにそれを書くのは、という躊躇いもすごく理解できました。
    (章の順序を入れ替えてなんとかならなかったのかな、などと、ミステリ研究の章を読んでみたいがあまり、ひとりで色々と考え込んでしまいました。それくらいのめり込みました)

    4章、涙しました。余韻もすごかった。なぜここでダメなのか(4章を読んだ段階で、ため息をつき「5章いる?」と思ってしまった)。ここでいいじゃないかとも思いました。(推測でしかありませんがO氏とのやりとりがなんとなく感じ取れたので)

    ただ、5章が足されたことで、この架空であるはずの物語に対する距離感がぐっと縮んでいることは確かだと感じました。善悪や倫理、正義、一つの言葉でまとめることが難しいですが、観客であるはずの読者を、すこし作中へ引きずり込むことに成功していたように思います。
    おそらくご不安だったであろう4章の余韻もしっかりと残っていました。

    一度完成しているものをある意味壊すかもしれない「手入れ」は、恐ろしかったのではないかと……。そんなことまで感じました。
    宮野さんの筆力によって、多くの方が目をそらしたり、もやもやと抱えたままになっている社会に対する気持ちを昇華させてくれる一助になったと信じます。

    拝読させていただき、ありがとうございました。
    この小説が、広く、長く、読み続けられますように。そして宮野さんのますますのご健筆をお祈り申し上げます。

    コメントなく、先に評価のみしており、大変失礼をいたしました。

    乱文お許しください。


    追記
    イノセントボイスとプリズナーズの章に関して勘違いをしておりました!申し訳ありません。

    イノセントボイスの章が、カクヨム上での最終4章だと早合点してコメントしてしまいました。書籍版4章泣きました。最高でした。


    O氏に伝言お伝えしますね!
    熱が入ってくると、「〜なのだが〜、」となるのがなんだか好きです。

    作者からの返信

    虹乃ノラン 様

    はじめまして。未だに定期的にエゴサをしてしまうおかげで当該ポストを見つけることができました。

    まずは大変丁寧な感想コメントありがとうございます。
    まさかそのようなご縁で自作を読んでいただけたとは驚きでした。
    O編集が担当されているのはカクヨムコンの受賞作関連でしょうか? O編集にはご無沙汰してしまっているので、お話する機会がありましたらよろしくお伝えください。

    書籍化の際の加筆修正や書き下ろしに関してですが、
    虹乃さんが仰るとおり、「どの段階で読者に対して状況を知らしめていくのか」というのは、いつもとても難しい問題と感じています。
    ちょうど虹乃さんが言及している「今日はどうやって殺すんですか」というタクシードライバーの台詞も書籍化の際に変更した箇所の一つで、よりインパクトが強くなることを意図したものだったと思います。

    書き下ろしに関してはO編集と相談して、ミステリ研の案を見送ってアフリカのジャーナリストの物語を3章(カナダの格闘家)と元の4章(図書館に通う女性)の間に入れたわけですが、これに関しては本当に正解だったと思います。この物語の最後の章をドタバタした話で締めるのはやっぱり違ったなと……内容の都合でこの話は途中に持ってくることもできなかったので、これはもう見送るしかありませんでした。
    間に挟むことになるので読後感が変わってしまうような心配はなかったのですが、書き下ろしの短編のみクオリティが落ちるようなことがないかは心配していて、場合によっては書き下ろし自体を見送ることも考えていましたが、担当の許可が出たので今のような形になりました。

    長くなってしまいましたが、同じ担当編集というご縁のある者同士、
    虹乃さんのますますのご健筆をお祈り申し上げます。

  • 第1話 インフェルノへの応援コメント

    百万に一つの可能性に気がついてしまった。

  • 第4話 プリズナーズへの応援コメント

    苦痛で苦しむ病人は速やかに安楽死をさせても、周期の終わりの時間まで安息が訪れ苦しむ時間が減るって訳でもなく、
    本人にとっては瞬時にまた最初に戻るだけなので、早急の死は願わなくなると思われます。
    一万周連続で開幕で殺してもらえて、一万一周目に協力者に不測の事態が起きた、または協力してもらえなくなったとして、
    当人にとっては一万周は全く体感しえない時間で、一万一周前から変わらず痛みが続いてるだけですので。
    先ずは鎮痛を願い、それが望めないならば当日の痛みの周期を把握して、痛みの小康状態の時間帯を大切にし、
    それ以降の痛みが激しくなる時間帯前に殺してもらうよう願う、って感じかなあと。

    食料については、日本時間で周期の開始時間が早いため、小売りでの賞味期限数日の弁当や総菜の類は、
    当日の入荷がなくなるところが多いでしょうし、圧倒的に数が足りなくなるでしょう。
    飲食店も趣味が完全に実益だった人の所でもないと開かないでしょうから、
    レトルトや乾麺の美味しい食べ方の動画の再正解数が跳ね上がりそうです。
    どういう風に収束していくんでしょうね。

    自分が一日ループ物で観た事読んだことある中では、なろう投稿のアカルイアシタが好きです。
    原因不明で徐々に周回者が増えていく所は同じですが、核心部分の設定が一部異なった作品となっております。

  • 第4話 プリズナーズへの応援コメント

    時間をかけて、読ませて頂きました。
    面白かったです。
    何を残しても陳腐になりそう……。

    ……全体の構成、各話毎の感想、登場人物達に感じたこと。
    う~、語彙が、言葉にするのは難しい!
    と、私は思うわけです。

    凄く、面白かったです。

  • 第1話 インフェルノへの応援コメント

    凄まじい筆力に感動しました。


  • 編集済

    第4話 プリズナーズへの応援コメント

    無限の時間が手に入った科学者は大仰な施設を不要とする分野ではすごく発達しそう
    数学だと数十年オーダーの繰り返しが必要かもしれない。
    天文学だとその日にあった超新星爆発を何度も観察できる。
    冶金とか化学分野で実験室レベルのものならほぼ無限の試行回数がやれるわけだから(まあ結果をどう記憶するかとかあるけど)、室温超電導の素材とか見つけられるんじゃないかな
    あとは核兵器全弾撃ってみるとか
    ルーパーで共同作業が出来るようになればとんでもないことができそう
    繰り返してるではなく、無限の食料で無限の命を得たととらえると、ループが終わった瞬間に科学が爆進する
    まあ、この物語はそうじゃない人に焦点当ててるんだろうけど
    無目的の人たちはたぶん自分の行動半径でやることやったら飽きてしまうだろうな
    江戸時代の日本人みたいに数学の問題といて神社に奉納してみたいな感じで暇つぶしすんのかな?
    まだ一年も経ってないしなー

    作者からの返信

    記録が残せないという点から科学の発展は難しいと思っていましたが、それならそれで色々やりようがありそうですね! 研究者を主人公にしたエピソードも他と違ったテイストの物語にできそう。

  • 第2話 ナイト・ウォッチへの応援コメント

    保険の授業 → 保健(体育)かも??

    作者からの返信

    うわっ、恥ずかしい誤字……書籍版の方ではたしか直したはず……
    (※カクヨム版は基本的に書籍化作業の際に直した箇所はあえてそのままにしています)

  • 第3話 ブレスレスへの応援コメント

    すみません。私の見落とし&不見識でした。
    誠に申し訳ありませんでした。

    作者からの返信

    いえ、とんでもないです! 企画に参加させてもらう際にこちらから一言申し添えるべきでした。

  • 第4話 プリズナーズへの応援コメント

    自主企画『喧嘩商売・喧嘩稼業の影響を受けた小説』企画主の者です。申し訳ありませんが喧嘩商売・喧嘩稼業を影響を受けたと思われる点がお見受け出来なかったため、企画から外させて頂きました。ご了承下さい。

    作者からの返信

    一応第3話は喧嘩商売・稼業へのアンチテーゼと思って書いていた部分もあったんですが、上手く伝わらなかったようで申し訳ないです。

  • 第4話 プリズナーズへの応援コメント

    無茶苦茶面白かったです。1話目からずっとワクワクして読み進めました。
    実は自分も「ある日全世界が同じ一日をループし始めた世界」という設定で一作書けないか考えていたのですが、それが少しずつ時間差を置いて目覚めていく手法にすることで、これほどまでに生々しいドラマを紡ぎだせるとは……。いやー、やられました。
    しかも自分のは、構想ですらない、ちょっとしたアイデアの芽レベルだったので余計に、何周も先を行かれた感が強いです。

    それに、単純な発想の妙だけでなく、どのような順序でどういう手法でそれを読者に見せていくか、というインテリジェンスがギュッと詰まっていて……、まあ、月並みな言葉ですが、ネット小説界隈に置いておくのが勿体ないレベルの完成された作品だと思います。現時点で自分が推す文句なしのナンバー1です。

    一つ、お答えいただけるなら是非お訊ねしてみたいことがあるのですが。
    本作の設定に、作者様なりの「元ネタ」のようなものはあるのでしょうか?
    自分は、商業作品も含めてあまり多読とは言えない人間なので、引き出しに乏しく恐縮ですが、強いて挙げると「風の名はアムネジア(作・菊地秀行)」とか「リピート(作・乾くるみ)」あたりが発想の軸としては近いかな、と感じるのですが……。

    凄く無粋で不躾な質問であることは自覚しているので気が向いたらで構いません。
    本作の設定が「現代文明の技術や道徳を残した上で、ヒトの本質を問うようなアポカリプス的舞台設定」として、あまりに可能性に満ちているなと思ったので、発想の系譜を知りたいと思った次第です。

    いきなり長々と失礼しました。
    一人の人間に読んだ勢いのまま、ここまで書かせるポテンシャルを持つ作品なんだ、とポジティブに解釈していただけましたら幸いです。

    作者からの返信

    この上ないお褒めの言葉をありがとうございます。
    レビューの方にも大変熱のこもった激賞をいただき恐縮しきりです。

    どういう経緯で主人公が情報を得ていくか――読者にどの順序、タイミングで設定を開示していくか――は常に悩ましい問題なので、その点を評価してもらえたのも嬉しいですね。

    元ネタというか影響を受けた作品ですが、まず本作は初稿を書いたのが数年前で発想自体は更に前から温めていたものでした。
    当時は今ほど「一日ループもの」が溢れていたわけではなく、私が触れたのも映画「恋はデジャ・ヴ」と小説『All You Need Is Kill』くらいでした。
    特に「恋はデジャ・ヴ」には感銘を受け、「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」の前に書き上げた「タイム・アフター・タイム」もこの映画のテーマに大きな影響を受けています。
    こうした一日ループもの作品に触れた後、「ループする人間が自分だけじゃなかったら、なんなら世界中の人間が同じ一日を繰り返したら?」という発想は自然と浮かび上がりました(なので個人的にはこの発想自体は特に斬新なものだとは考えていません。不思議と見かけない設定ではありますが……)。

    この設定の弱点は、「死」に重みがなくなり話に緊張感を持たせることが難しくなることではないかと考えているのですが、とはいえ仰られたように社会が崩壊した舞台を活かして、或いはそれとは全く別のアプローチでも色々な話を作れる設定だと思います。

    実はちょうど先日からこの物語にもう一本短編を追加できないかと考えていたところでして、本作の設定を絶賛したコメントを頂けたことでより執筆の意欲が湧いてきました。重ね重ねお礼申し上げます。

  • 第4話 プリズナーズへの応援コメント

    いやあ、すごかったです。緻密に練られた設定とそれぞれ密度の濃いストーリー、文体の使い分け。コンテストを通過する作品はこういうものなのかと思い知らされました!

    作者からの返信

    最後まで読んでいただきありがとうございます!

    昔公募に出したのは今カクヨムに載せてる版とはけっこう違うので、今の内容で応募していればもう一段階くらいは選考進めたかも……ただそのときのコンテストも、受賞まで行っていた作品はやはりレベルが違いましたね。

  • 第4話 プリズナーズへの応援コメント

    面白いです!これから世界はどうなるんでしょうか?
    すごく気になります、

    作者からの返信

    最終話まで読んでいただきありがとうございます!

    実は第5話として「とある大学のミステリー研究会が、死んでも翌周生き返るのをいいことに、犯人役と被害者役をくじ引きで決めて実際に殺人事件を起こすという遊びをやろうとしたら予想外の事態が……」という話を新たに書き下ろして最終話にするつもりだったんですが、

    ①いい密室トリックやアリバイトリックが思い浮かばなかった
    ②4話のあの余韻の後にドタバタ劇をやるのもどうかと思った

    ので見送ってしまったんですよね……