やりすぎちゃった
[鑑定の儀]から、もうすぐ1年が経とうとしている。
これまでダンジョン周回をメインで頑張ってきた。
結果、頑張り過ぎてしまったと今は少し反省している。だが、後悔はしていない。
今現在の俺のステータスをステータスオープンで確認してみる。
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名前:リオン・スペンダー
年齢:10歳
種族:人族
性別:男
状態:普通
職業:鑑定士
ステータス
レベル:23
体 力:832/832
魔 力:1789/1974
攻撃力:504
耐久力:264
敏捷力:383
精神力:397
抵抗力:416
スキル
剣術LV10、短剣術LV10、大剣術LV10、体術LV10、槍術LV10、斧術LV6、杖術LV10、鎌術LV10、槌術LV6、棒術LV10、盾術LV8、調合LV8、錬金LV10
魔法
魔力操作LV10、生活魔法LV8、火魔法LV8、水魔法LV10、風魔法LV10、土魔法LV8、光魔法LV10
エクストラスキル
鑑定LV10、身体強化LV10、魔力回復LV10
特殊スキル
魔力超回復、超剣術、弱点特効、ブレイカー、超体術、突撃、マジックアディション、キリサキ、器用、錬金上手、超魔術、水得意、風得意、光得意、スキルの達人、魔法の達人、エクストラスキルの達人、ダンジョンの希望、追撃、カリスマ
称号
【伯爵家次男】【魔力ハングリー】【剣術の極み】【短剣術の極み】【大剣術の極み】【体術の極み】【槍術の極み】【杖術の極み】【鎌術の極み】【棒術の極み】【錬金の極み】【魔法の極み】【ウンディーネの加護】【シルフの加護】【リュミルの加護】【スキルマスター】【魔法マスター】【エクストラスキルマスター】【初級ダンジョン攻略者】【輝く原石】【常勝】【グリード】
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ステータスがすごーい事になってしまった。
スーファミ時代のゲームだったら、ラスボスに挑めるステータスだ。もしかしたら単騎で勝てるかもしれないな。
かなりやり過ぎたが、しょうがない。本当は覚えてる魔法を全てレベル10にしたかったぐらいだ。
しかし、レベル9からレベル10にするまでに1ケ月ぐらいかかる。しかも毎日休まずにダンジョン周回したらの話だけどね。ここの熟練度上げが鬼畜なんだよな。
ただ、俺は途中から1週間に1日はダンジョンに行かない日を決めた。さらに、ダンジョンでは魔法以外も結構スキルを使うようにしていた。なので、魔法レベル9からレベル10になるまでに1ケ月以上はかかっている。
ダンジョンに行かない日は、ギルドの依頼をやったりしたが、家で休んだりもしていたし、町の探索もした。
魔力が満タンの時もあったが、それでもステータスやスキルなどがここまで上がってしまった。
これはもう上級ダンジョンもソロでクリアできるのではないだろうか。
ただ、これまでずっとダンジョン周回しても回復魔法と闇魔法のオーブは1個も手に入らなかった。
あと、光魔法も2個とかなり少ない数だ。一番多いのは水魔法の11個だな。偏りが結構あるみたいだ。これはダンジョン毎にドロップ率が違うかもしれないと思っている。
商人のククトさんに依頼していた賢者の布と月石の粉末を2回に分けて1個ずつ、王都で買ってきて貰えた。
賢者の布が50万Lで月石の粉末が30万Lだったそうだ。1回目の受け取りの時に、もっと買えそうならたくさんお願いしたが、それから今日までで1回しか買えなかったようだ。買えなかったというよりは、冒険者ギルドに依頼を出したようだが、それでも手に入りにくいらしい。
それでも、錬金で魔法袋(中)が2個手に入ったので、万々歳だ。1個はアル兄に渡す分で、もう1個はリカルドかミランダに渡そうとしたが、俺が持っているように言われた。仲間が出来た時に使って貰うのがいいとの事だ。
ククトさんには、他に水魔法のオーブを2つだけ売って貰った。最初のと合わせるとオーブは3つ売った事になる。
魔法のオーブはやはり1個300万L程で売れたので、手数料の10%を引いた分のお金を貰っている。なので、800万ぐらいは手元に来たぞ。
そこから、賢者の布と月石の粉末を2つずつで160万Lを払い、100万Lだけ俺の元に残して、あとは家族に渡した。
コウガとマリーは受け取ろうとしなかったが、俺がどうにかこうにか説得して、魔法のオーブと一緒に渡す事に成功した。
魔法のオーブは火、水、風、光を1個ずつだが、家に置いて貰い、いつでも使っていいし、誰に教えてもいいと俺は促した。
ここまでかなり好き勝手にやらせて貰ってたので、親孝行しておきたかったのだ。正直、前世では親孝行らしい事は何もしないで、おそらく死んでしまったと思うので、今世では今の内にやれる事は少しでもいいからやっておきたいと思っている。一応、子供らしく肩たたきもやってみた。
コウガとマリーが、何が欲しいか分からないのが、大変悩ましいところだ。
あとは、ミランダとお菓子作りもしたな。コウガとマリーだけではなく、リカルドと一緒に作ったミランダの分もお礼の言葉と共に手作りお菓子を渡した。これが純粋に一番喜んでくれたかもしれないな。
あとは攻略ノートがいい感じに整って来た。レベル10になったスキルや魔法が結構あるからな。
原本とアル兄用と家族用の3冊も作ってしまった。
早ければアル兄が帰ってくるのが、12月の1週目らしいので、そのタイミングに合わせて作りだしたのだ。コピー機がないのが、少し辛いところだな。
攻略ノートはアル兄が戻って来たときに、一通り見て貰ってから、一緒にダンジョンに行きたいと思っている。
スペステの検証が少ししか、進んでいないので、アル兄待ちのところが大きいのである。
スペステには、パーティーを組んでも仲間も指輪を持っていないと、どうやら一緒にはいけないのだ。通常のダンジョンへ転送されてしまう。
そして、条件をクリアできそうな家族がコウガしかいないのだが、条件をクリアする時間がない為、今は保留中になっている。
アル兄が帰ってくれば、条件はすぐに満たせると思うので、そこでようやく検証が再開できるのだ。
予測だが、スペステの報酬が倍になるかもしれないからな。楽しみだぜ。
そして、学校からの馬車が12月の3日にテルーゼの町に到着予定との連絡が入ったので、家族全員で出迎えの準備をするのだった。
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