夏休終焉
【クラス】エネミー
【名称】夏休みの宿題(八月三十一日の姿)
【種族】怨霊とか生き霊の類です。
【性別】昔は男が多かったですが最近では男女差が減ってきました。
【出現場所】人が楽しそうに遊んでるところへ降ってきます。
【強さ】★★☆☆☆
【武器】
・トラウマ
共通する経験、学校に通い夏休みを過ごし末期にまだやってない宿題に呆然とする記憶があるものは出会った瞬間に精神攻撃を受けます。
刺激される感情は恐怖などではなく焦りで、そこからパニックに陥るのが通常です。
【特殊能力】
・ドリルドリル
高速回転するドリルの集合体です。速度はありますが材質が紙なので岩などをくり抜く力はありませんが、細かく相手を切り裂く力は強いです。
・ブランクダイアリー
白紙の絵日記を開いてみせることで相手に強制的にその日付の天気を思い出そうとさせます。精神攻撃というよりも呪いに近く、思い出せない場合は今やっていることを中断してでも調べたり聞いたりしてわかるまで囚われます。
・枯れ蔦
茶色に枯れた朝顔の蔦をこっそりと相手に巻きつけ締め上げます。下から見ると左回りで、朝に咲く枯れた花には種が、この種には独があって服用すると下痢します。
・終わらない終わり
実態があるようでないため、物理的に破壊してもすぐさま再生します。
倒す方法は宿題を終わらせるか、夏休み終了後新学期が始まって一週間ぐらいして先生が諦めるかのどちらかでしか倒せません。
【容姿】
複数のドリル、問題集、絵日記、課題図書が積み上がり、茶色い蔦で縛られています。
一人分なら小型犬程度の大きさですが、一クラス、一学校と量が増えて合体していくと巨人の大きさになります。
元々はギリギリまでやってなかった夏休みの宿題に対してどこかへ消え去れという強い念が作用して追放されたものです。
それをどこかのコーポレーションが回収し『夏休みの宿題体験ゲーム』として改造、そこらの動画主に案件出して売り出そうとしたのですが、絵日記や読書感想文のアップロードシステムが悪用され、政治的主張やスパムなどに汚染、結果破棄されることとなりました。
この世界に曲がれついた原因は不明です。
【性格】
人を見つけると無差別に遅い、宿題をやらせようとします。逆らったり抵抗したりする場合は右手など宿題に必要な部分だけを残して痛めつけようとしてきます。
また比較的容易に終わらされる図画工作などに嫉妬に近い思いがあり、銅像や絵画などに対しては例外的に破壊行動をとります。
一方で、一人分の課題を終えたものに対しては、少なくともその夏の間は攻撃することはありません。
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