青葉クンやお母さんが可奈子ちゃんを呼ぶ時には「カナ(ちゃん)」、そうでない時にはフル表記の「可奈子」と、表記を分けた方がよろしいかと。
(「子」がない「可奈」という名前も実在します)
作者からの返信
A・S生さん、応援コメントありがとうございます。
この小説が3人称小説であれば、もちろん、ご提案のとおりに最初から書いているのですが、本作は1人称小説という形態をとり、あくまでも藤岡青葉という名前の、中学3年生の少年という等身大のカメラから描いた物語です。
ゆえに、主人公がどのように対象を知覚するかが、どのように対象を表現するかにも関わってくると理解しています。地の文の呼称と、台詞での呼称を揃えているのはそのためです。
ご提案内容をわかりやすく表現すると、野比のび太を主人公とした1人称小説を書いた場合に、台詞では「ジャイアン」と呼び、地の文では「剛田武」と表現するようなものです。
これは等身大の野比のび太というより、自身を客観的に見ているイメージになります。大人になった野比のび太が過去を回想して書いている立場なら「あり」ですが、そうでなければかえって不自然な表現になり、読み手の没入感を損ねます。
よって、地の文の呼称と、台詞での呼称を揃える現在の表現を改める必要はない、と考えております。
「今日は、帰ってこなくていいから」
夏休みの宿題をするためとはいえ…親のセリフじゃないですね(笑)
作者からの返信
アサシンさん、応援コメントありがとうございます。
>夏休みの宿題をするためとはいえ…親のセリフじゃないですね(笑)
ホントですよw
なので、地の文ちょっといじりました。
おふくろ。あんた、親だろ。そんなんでいいのか!?
という感じですw