デスゲーム最終日~人狼編~


 考えうる限り最悪の朝だ。昨晩は結局一睡もできず、ずっとエリカの断末魔が耳に残っていた。


 分かっていた。水瀬が黒幕という可能性はずっと脳裏には存在していた。だけど狂人の私にとっては理想ムーブだし、何よりどのタイミングでも水瀬を糾弾したら私にも危険が及ぶ……


 いや、その考えこそが間違いだったのだ。強いて言うならばあの時。水瀬から白出しされたあの瞬間。


 あの時、負けずに水瀬を占い師として黒で提出すればよかった。そうすればあの時点で……いや、どうなんだろう。結局結果論でしかない。そもそも水瀬が裏で手を引いている以上、そんな初歩的な部分で負け筋が向こうにあるとは思えない。


 扉が開錠した。会議の時間だ。人狼ゲーム五日目。恐らく今日が最終日だ。


 椅子に座る。ふと死体の方に目をやると、エリカの乾いた瞳が、どこか虚空を見つめている。せめて……と思い私はエリカの目を閉じた。


 ハル、マドカが席に着く。そして、最後に水瀬が歩いてきた。




 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 言うなら、ここしかない。

 結局何も上手い言い回しは思いつかなかった。


 だけど、やれることをやるんだ。


 ハルは大きく息を吸い込んだ。




「カナ!マドカ!聞いて!」




『凄惨な夜が終わり、新しい朝がやってきました』



「二人のうちどっちかが狂人なんでしょう!?だから、狂人の人お願い!水瀬を生かさないで!!」



『今晩人狼に襲われたプレーヤーは』



「私はこれで死ぬ。だけど、向こうで待ってるから!だから二人とも!!」




『一人です』




「必ず、水瀬マキを吊って!!!!」




『犠牲者は出雲ハルさんです』



 手首のブレスレットから音がする。熱い。急に熱を持ち出した。そして……鋭い痛みが手首を襲った。これが毒針だろう。


「おねがい、かなら……ぐうううううううううううううううううううううううう!??????ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」



 痛い。痛い。痛い。



 全身が痛い。毒が血を経由して全身に行き渡る。全身を襲う激痛。話そうとしていたことは出てこなくなり、脳内を占めるものは……




 痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。



「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!あっ……があああああああああああああああああ!!!!!!」


 おかしくなりそうだ。平衡感覚は消えて、床でのたうち回っているのか、それとも走り回っているのか、何も分からない。


 だが、次第に全身の痛みは消えていった。いや、全身の感覚が無くなっていった。すーっと、身体が冷たくなっていく感覚。



 今なら……



「カナ……マドカ……お願い……水瀬を……生かしちゃダメ……おねがい……おね……が…………」


 身体がどういう向きをしているか分からない。声が出ていたかもわからない。ただ、意識が事切れる瞬間、目の前にいたのはエリカだった。エリカの亡骸。


 ああエリカ……私……うまくやれたかな……



 ……





 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「ハル……」


 水瀬を生かさないで。


 水瀬マキを吊って……


 ハルの遺言は、確かに心に届いた。届いたが……

 私は、死ぬわけには……


「うるさいねえハルちゃんは。ギャーギャーギャーギャー。黙って死ねっつうの」「水瀬……」

「何?睨まないでよカナちゃんw」


 水瀬はまるで余裕綽綽といったところか。ハルの死をなんとも思っていない、そんな雰囲気だ。


「いいでしょ別に。私のバックに牛糞詰めたハルちゃんが悪いよ。聖人ぶってるけど結局いじめっ子じゃん!」

「……」


「じゃあ、会議しようか。もう3人しかいないし、各々が誰に投票するか口頭で言っちゃおうか!」

「……何で」

「ん?」

「何でお前はこんなに余裕なんだ、水瀬!お前が人狼だともうわかっているのよ!私とマドカでお前に投票すればこのゲームは終わり、そうでしょう?」

「狂人が何言ってんのよ」

「……!」


「なに?もしかしてさっきのハルちゃんの演説に心打たれた?泣きそうになった?感動した?自己犠牲の精神でも発動した?でも残念、カナちゃんには無理だよ。だって王子様が帰りを待ってるもんね!」

「水瀬……!」

「よかったね~!夢だったんでしょ?玉の輿が!たまたま女子高生に手を出すようなロリコン野郎が金持ちでよかったよね!」

「志村さんはそんな奴じゃない……!」


「愛は盲目だねえ……まあでもカナちゃん、さっきのハルちゃんの話だけどさ、誰かひとり生き残らせてどうするの?ていうか、生き残るとしたらマドカちゃんなんだけど、あいつ生き残らせてどうするの?」

「なに……?」

「申し訳ないけど、そこの天然バカに勝たせたところで何もないよ。知ってるでしょ?マドカちゃんの義理のパパは重度のギャンブル狂いで実の娘に手を出すクソ野郎!ママが怖くて何も言えない哀れな子だよ?どうせ賞金なんか渡したところでパチンコ代に消えるのがオチじゃない?」

「黙れ!!!お前が、お前が私たちの環境を笑うな!!!」


 さっきからマドカが静かすぎる。

 ここまで言われてマドカは何でなにも言い返さないんだ!?


「おい、マドカ!」

「……ブツブツ」

「マドカ……?」

「いや~何とか間に合ってよかったよ、マドカちゃんの改造手術♥」


「何を……どういう意味だ……?」

「別に、そのままの意味だけど?私はね、マドカちゃんにずーっとDMを送っていたの。お前の秘密を知っている、バラされたくなかったら言う通りにしろってね!マドカちゃんは天然でバカで、人に言われたことしかできない自分で物事を考えられない甘ちゃんだからね~洗脳するのにうってつけなの」


 洗脳……

 思えば最初からおかしい場面はあった。

 なぜ7人盤面でスプリットした?

 普段はおしゃべりな彼女が、いつにもまして喋らない?

 昨日に至ってはただ相槌を打つだけの機械になっていなかったか?


「思い当たる節、あるよね。だから、マドカちゃん!もう投票しちゃおっか!」

「うん……うん……」


『投票を受け付けました』


「なっ!?まだ投票の時間では……」

「あー、まどろっこしいからそんなルール変えといたよ。3人しかいないのに2時間もめんどいでしょ。要するに会議兼投票時間だから。……さて」


 水瀬はマドカの近くに近づいていく。


「マドカちゃんは、誰に入れたのかな?」

「……カナちゃん」

「よくできました♡」


「なっ……」


 なんだと……


「残念だったねカナちゃん。もしかして私を殺すつもりだったのかもしれないけど、これで不可能になったね。マドカちゃんは可愛くてね~私がルールを変えといたから、最後に市民と人狼一人ずつでも生きて帰れるように設定しとくよっていったらこれ!暗示が効きやすいね~」

「くっ……!」


「まあまあ、でもこれを聞けばカナちゃんはマドカちゃんに投票する気になると思うよ?」

「何……?」

「せっかくだからマドカちゃんの洗脳を解いておこうか……はい!」


 水瀬がマドカの耳元で大きく手を鳴らした。


「……はっ!……えっ……」

「おはよーマドカちゃん!寝覚めはいかが?」


「あれ……もう最終日……?」

「そうだよ!さっきマドカちゃんがカナちゃんに投票したところ!」


「えっ……ああ!」

「タブレットが投票済みになってるね!」

「そんな……いや……マキちゃん、約束は本当なんだよね?」

「ん?ああ本当だよ。カナちゃんに投票したら助けてあげる。こんなんでも黒幕だから造作も無いよ」

「え……マドカ……?」

「カナちゃん……ごめんね。私死にたくないんだ」


 そんな……

 じゃあ最初から無駄だったというのか?


「その顔」


 水瀬がこっちに近づいてくる。


「その顔だよ、カナちゃん。その絶望した顔。その顔が見たくて、わざわざカナちゃんを狂人にしたんだ」

「何……?」

「私はねえカナちゃん、確かに報復のつもりでこのデスゲームを始めたよ。でもね、カナちゃんは生かしておいてあげようと思ってたんだ。カナちゃんはね……面白いから」


「何を……」

「カナちゃんは頭はキレる方だけど、特別じゃない。可愛いは可愛いけどよくて中の上に行くか行かないか。勉強はできないし、運動も普通。平凡中の平凡。だけど、カナちゃんはいつも中心にいるよね」


「……」

「それが滑稽でさ、初めて会ったときも謎に自信満々で、ずーっと現状に不満があるみたいな顔して、悲劇のヒロインぶって。ハルもサクラもエリカもマドカも、そんなただのお山の大将を担いで、バカみたいでさ。だから全部壊してやろうと思ったんだ」

「水瀬……お前が裏切ったのは……」


「あれ?調子のってきたから出鼻挫かないとな~って思っただけだよ。目障りじゃない?無能が一生懸命頑張ろうとする姿は」

「貴様……」


「だんだん女騎士みたいな口調になってきたね(笑)あ、そうそう、サクラちゃんね!すごいんだよ!た~~くさん脅迫データ持ってたけどカナちゃんのは一つもなかったの!これ何でだかわかる?」

「……」


「つまんないな~ちゃんと言葉のキャッチボールはしようよ!正解はね、全部カナちゃんのためにやったことだからだよ!」

「何……?」


「サクラちゃんはね、常にカナちゃんのために動いてたの。サクラちゃんはね、本気でカナちゃんが中心にいれば、物事が解決すると思ってた。可愛いよね!そのためにね、脅しデータ使ってエリカちゃんに害悪客の露払いを頼んだ。カナちゃんに変な客が行かないように。ハルちゃんの客を横流しした。カナちゃんにふさわしいから。泣けるね!友情愛だ」

「そんな……サクラ……」


「でもここからが泣けるんだよ、カナちゃん。サクラちゃんはマドカちゃんにも同じく脅しをかけた。なんだか分かる?。そいつは界隈でも有名な客でね~~、サクラちゃんが気づいたときはもうカナちゃんとアフター行ったあとだったんだよね」

「……は?私がアフターに行ったのは……一人だけ」


「そう、その一人だよ。サクラちゃんはカナちゃんの固定客、いや、だっけ?まあとにかく、カナちゃんが敬愛してやまない志村さんをマドカちゃんに寝取らせたの。それこそが、マドカちゃんの秘密」


 思わずマドカの方を振り向く。マドカはしゃがんでひたすら「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいめんなさいごめんなさいごめんなさいめんなさいごめんなさいごめんなさいめんなさいごめんなさいごめんなさい……」と繰り返してる。


「あ、これ秘密か(笑)まあ別にもう死んじゃうしいいよね?まあそういう訳でカナちゃんの彼氏は寝取られ済みなのでした~!」

「……有名とは、どういう意味だ」

「ああそれ?女ったらしって意味だよ。志村さん、スペックがなまじ高いから女癖が最悪でね。実は奥さんと子供がいて、社内に愛人が二人、社外に一人、でカナちゃんみたいなキープが五人いる女の敵なんだ~」


 膝から崩れ落ちた。


 あの時の言葉は、嘘だったのか。「私を愛する」と……私が卒業したら結婚してくれると……


「サクラちゃん、これはやりすぎだよね~カナちゃん本気だったのに!」

「もう……やめて……」

「ん?」

「もう……これ以上は……」


「ふふふ……その顔。根拠のない自信と周りのおべっかを本気で信じて自分は特別と思い込んでいたただの無能が崩れ落ちるその顔!本当に可愛いねえ……カナちゃん……」

「……」


 もう言い返す気力もない。


「さて、じゃあ投票に行くわけだけど、カナちゃん、何か勘違いしてない?」

「え?」

「私はカナちゃんを殺すつもりはないよ」


 水瀬はタブレットを操作し始めた。そしてこちらに画面を見せる。投票先に書かれていた名前は……江藤マドカだった。


「なっ……!」

「人狼としては、狂人と手を組むのが普通でしょ?」


「……え?」


 マドカが顔を上げた。青ざめ、一気に困惑した表情へと変わる。


「なん……で……?マキちゃん……約束は……?」

「人狼が約束を守ると思う?本当に頭弱いよねマドカは。あなたみたいな一人で何もできない人間、私は一番嫌いなのよ」


「なん……で……なんでなんでなんでなんで!!!!!!!!」

「うるさいなあ……今お前にかまってる場合じゃないの。ねえカナちゃん」


 頭上から、水瀬が顔を覗き込んできた。


「今、カナちゃんに三つの選択肢があるの、分かる?」

「三つ……」

「そう。一つはマドカに入れて人狼陣営として勝つこと。友達を殺して、生き残る道。もう一つが自分に投票すること。カナちゃんは死んじゃうけど、マドカは生き残れるね。そしてもう一つが私に入れること。この場合はスプリットになるから、私が二人のどちらかを選んで殺すことになる。まあ逃げだね。さあ、カナちゃんはどうする?」


 眼前には水瀬の満面の笑みがあった。マドカを殺すか、私を殺すか……だと?


 私にはもう生きている意味が無い……志村さんは私の希望では無かった。すでにエリカとハルを殺し、今マドカをも殺そうとしている。そこまでして生きている意味があるのだろうか。


 投票画面に進む。選択肢は三つ。


 マドカ。私。水瀬。



 マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。





 マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬。マドカ。私。水瀬………………

















『全員の投票が完了しました。水瀬マキさん 1票 華村カナさん 1票 江藤マドカさん 1票  同数なので、本日の処刑者はおりません』





「くっくっく……あはははははははははははははは!!!!!本っっ当にカナちゃんは平凡だねえ!!!!あーはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは……」


 水瀬の笑い声がこだまする。私は……もう見上げることも言い返すこともできなかった。


「は~あ、じゃあそんなカナちゃんに敬意を込めて……ぽちっとな」



『凄惨な夜が終わり、新しい朝がやってきました。今晩人狼に襲われたプレーヤーは……一人です』


「え……?」


『犠牲者は江藤マドカさんです』


「え……?え……?」


 マドカがきょろきょろと周りを見ている。


「なんで……?なんで?マキちゃん?」



『執行』



「あっ……ああ……いや……いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!たすけて!たすけ……いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」


「いい加減見飽きたね」


 水瀬がボソッと横で呟く。私は乾いた涙を流していた。もう自分の感情が分からない。


「ああああああああああああああああああああああああああ……ああ……ごはああっっ……うっ…………」


 大量の血を口から吐き、マドカは膝からうつ伏せで倒れた。手首の音は止み、再び静寂が訪れる。


「いや~終わったね!カナちゃん!」


 水瀬が私の肩を叩く。されるがまま、私の体が揺れる。


 その瞬間、がちゃん、と音がした。すべての扉のロックが解除されたらしい。


「さて、無事に帰れるわけなんだけどね?カナちゃん。カナちゃんはね、このあと行かないといけない場所があるの。実はここはデスゲームを作る会場でね……」


『水瀬さん』


 上空から声がした。聞き覚えがある声だ。確か……初日のルール説明の時のTという男……


『その説明はこちらでしますので、お二人とも消毒ルームで体を洗ってから会議室まで来てください』


「はーい」


 もう、考える力はとっくに失われていた……

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