夢の中の怪獣

「おやすみなさい。」「おやすみ」夜になりました。

ゆみかちゃんがねます。…あら、ねたかもしれません。

これからは、このゆみかちゃんに、ある事がおこるのです…

ごろっごろっ

〜〜〜〜〜〜〜〜

ねられない！…そうか！ねるまで起きていればいいのか！

「ねえ、ママ、ねれ…」

「ぎゃ〜！」

ん、ゆみかちゃん、そんなに叫んでどうしたのですか。

…たしかに、これは「ぎゃ〜」なんていいますよね。

って、何の事を言っているかわからない？

そーだった！まだかいてなかった〜。

というわけで、ゆみかちゃんが叫んだ理由、それは…怪獣です！

ものすごく大きくて、ものすごくおそろしく、口はとても大きいという、あの…。

ゆみかちゃんの目の前に、その怪獣が！

ゆみかちゃんは、おそろしくなって、きぜつしてしまいました。

すると、そのすきに、怪獣は、ゆみかちゃんを飲み込んでしまいました。

もちろん、起きたところは、怪獣のお腹の中です。

少しこわくなったゆみかちゃんですが、怪獣のお腹の中をたんけんしてみよう、

とおもいました。まず、「しょくどう」の方へ行き…遊びました。

そして、次は、頭の方へ行きました。すると、頭の方には、水が流れているという

事が分かりました。それを見て、みんなに伝えようかなと思ったゆみかちゃん。

なので、メモに、この事をかきました。

－－－－－－－－

ゆみかメモ

・頭には、少し水が流れている

－－－－－－－－

ゆみかちゃんが、おもしろいと笑ったその時です。「ふあぁ〜」と声がしました。

怪獣があくびをしたのです。ゆみかちゃんは、走りました。走って走って、

あと少しだと思ったら…。転んでしまいました。もう、口は閉じてしまいます。「どうしよう」すると、「うわあ、なんかはさまったぞ」という声がして、

怪獣の指が口の中に…。

その後、どうなったか分かりませんが、ゆみかちゃんはぶじ脱出！

「やった〜！！」

バンザイをしたその瞬間！　ゆみかちゃんは目が覚めました。すると、怪獣は消えている、いつもの朝でした。

元気におはようと言っている、あのゆみかちゃんのあさです。