第2話

君らは才能がない、今すぐ筋トレをやめたまえ

…今すぐだ!そう言われて二人組はしゅんとしていた、

その三日後、事件は起きた…!俺という

探偵は、少し嫌な気分になりつつも、体を鍛えるため、ジムに来た


すると、そこで見たものは、巨大な刀で、心臓を突き刺され、壁に血を

ぶちまけた男の死体だった!あの二人組の、勝っていた方の男だ!


おい、てめぇ!ダンベル男!よくも俺の親友を殺してくれたな!お前が

やったんだろ!なぜ、私がそんなことをしなければならんのだ!

私が彼を殺す理由などない!だが、その場にいる人々は、


確かにダンベル男を疑っているようだ、なぜなら、こんな巨大な刀で

人間を刺し殺すなど、怪力の持ち主でないとできることではない


この刀を持てたのは、この場ではダンベル男しかいないのだ…

まさに、ダンベル男が男を刺し殺した様子が、頭に浮かぶ、、だが、俺の

脳には、もう別のヴィジョンも浮かんでいた…分かりました、俺、探偵が

この事件を解決しましょう、犯人はあなただ!負け男!な、なんだって?


そ、そんなわけない、俺は巨大な刀の、半分すら、持ち上げることは

できないんだぞ、、それを見ていたはずだ!それなのにどうして、巨大な

刀を持って、親友を刺し殺せるというんだ!

ふっ、あなたが巨大な刀を

持てなかった、それは三日前の話ですよね?そう、あなたはこの三日で

全身の筋肉を鍛えた、鍛えて、鍛え上げた!だから持てたのです、


巨大な刀を!もちろん、かろうじて、半分だけですがね…しかし、

それだけ持てれば十分でした、あなたは持ったのです、そう、

巨大な刀を、二人がかりでね…、誘い文句は、ダンベル男を巨大な刀で

殺そう…ダンベル男しか持てない刀で殺せば、自殺に見えるだろ?


そういって、勝っている男に、刀の刃のほうを持たせたあなたは、

巨大な刀を持つ、そして、親友を突き殺したのです!

これがこの事件の真相です!


ふむ、三日で半分を持てるようになるとは

君にはマッチョの素質があるようだ、私に罪を着せようとした罰として

みっちり鍛え上げてやる!や、やめてくれ!マッチョにはなりたくない


負け男は、6か月、みっちりマッチョ筋肉トレーニングの刑となり

マッチョ事件は解決した…!


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【探偵もの】筋肉ダンベル事件 minim @minim92

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