【探偵もの】筋肉ダンベル事件

minim

第1話

健康、そう、健康だ、健康を得るためには、

人は努力しないといけない

俺もその例にもれず、努力を怠っていたばかりに、

少し腹が出てきたのだ

そう、メタボリックシンドローム、

それが、医者が俺に下した診断だった

だから、俺は…、探偵たるもの、

頭脳で考えるばかりで、頭でっかちでは

ダメだ、俺はジムに通うことにした、


俺はエアロバイクをこぐ、こぐこぐ

こぐこぐこぐこぐ、、こぐこぐこぐこぐこぐこぐ!

終わりのない旅路

ジムから少しも進みはしないが、

俺の腹の脂肪は確実に燃焼されている


よし、そろそろ休憩するか…俺はスポーツドリンクを取り出すと、ごく

ごくごくごく飲んだ、そして、

エアロバイクの上で少し、ぼーっとする俺

すると、目の前でルームランナーでがむしゃらに走る、

二人の若者が目に入った、先ほどからずっと走っている、

二人組だ、うおおおおおおお

お前には負けないぞ!うおおおお…おっ!?

ぐはああああ、もう限界だ!

はあはあはあはあ!俺、、もうこれ以上動けねぇよ


…え?そうなの?

俺はまだまだ余裕だけど?

ふっ!あ、今、俺のこと鼻で笑っただろー!

こいつー!アハハハハハハ!よし、じゃあ、次は向こうでダンベル勝負と

いこうぜ!ライバル同士、友達といったところか、俺は休憩をとる


ついでに二人の動向を見ていることにした、うおおおおおおおおお!重い

重いけど持ち上げてやる!ああ、もうダメだ!

ふっ、あ、お前、また俺を鼻で笑ったな…!

アハハハハハハ!おい、君たち、そんな割りばし

みたいに軽いダンベルを持って、何をわめいているのかね?


君ら、レベルが低いなぁ、、見ろ、私のこのダンベルを!この巨大な刀が

私のダンベルだよ、これを両手で持ち上げられるようになったら、、

大したもんだ、君らレベルでは、半分を床から離すことすら、危ういがね


どうだい?やってみないか?からんからんからーん!巨大な刀が

ダンベル男の手から離れ、床に落ちる、よし、やってみよう、!二人組は

まず、さきほどから負けている男が、刀を掴み、持つ、ふんぎぎぎぎぎぎ


持ち上がらねぇー!どれ、貸してみろ、勝っている男は、ふんと刀を

持ち上げると、半分が床から離れた、ふっ、あっ、また、俺を鼻で笑った

んだな…こいつ!アハハハハハハ!

なるほどなるほど、その程度か、君ら


まるでダメだ、君らは腐ったゴミだ、どうやってもそんな

やせ細った体では刀は持てないだろう、

私だけが、そう、私だけが、この

刀を持ち上げることができる、ふん!流石私、かっこういい私、

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