第3話 看板男だけど最強!

だが、そこに着いたところで、、何ができるのか?

金もない、レベルもない

本当なら、ここで何もできずにゲームオーバー、

セーブをしようものなら、即詰みだ、、、だが

俺には、ひとつの当てがあった、、それは、俺と同じ、、

俺の仲間、、そう、それは看板男だ


あの、、すいません、俺は、最初の村の看板男です、、

俺は勇者に復讐がしたい、だけど、俺は

弱くてできません、だから、終わりの村の看板男である

あなたに、修業を乞いたいのです!

あなたは終わりの村の住民、それなら強い魔物に囲まれていても、

それを倒せるだけの力がある!


そう、看板男のもう一つの仕事、

それは村に入ってくるモンスターを、倒して安全を確保すること

この看板男は、ものすごい力を持っているということになる…

俺はそれにワクワクしていた

ここは終わりの村、ラストの村、ようこそ、

俺はお前を歓迎するぜ…!俺も、この看板男としての

この仕事に飽きてた頃さ…勇者退治か…力を貸すぜ、、


そうして、俺と終わりの看板男の特訓は

始まった…初めは、俺と看板男がパーティになって、

看板男が、強いモンスターを倒すのを

見ているだけ、、だが、それでも経験値は手に入る、、

す、、凄い、レベル3、レベル4

レベル5、レベル6、レベル7、レベル8、

レベル9、レベル10、レベル11、レベル12…!

どんどん、どんどん、レベルが上がっていく!

強くなっていく!レベルが上がるのが止まらない!

う、、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

俺は力が覚醒し、立っているだけでレベルが上がり続ける…

そしてやがて、レベルはカンストした


凄い、、ただ、一緒に戦って、勝っただけで、

レベルが99にまで到達してしまった、、もう

訓練する必要がない、、看板男さん、、

俺は強くなりすぎてしまった…これで勇者への復讐は

果たせそうです、、訓練、、どうもありがとうございました!


ああ、勇者のところに行くのなら

この飛竜を使うといい、これは勇者のために用意された、

移動モンスターなんだが、お前にやるよ

これで、勇者のもとまで行って、あとはどうとでもすればいいさ!


はい!それでは行きます!

看板男さん、ありがとう、えいや!ばさっ、ばさっ、ばさっ、

俺は飛竜に乗って東へと飛び立った

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