空白の3年間

walnut nuts

本編

俺が思ってた高校生とは毎日がキラキラしていて日々が楽しい日常を過ごしていると信じて疑わなかった…


今日はこれからの人生においてに一番と言っていいほど憂鬱な日だ…

その日俺はどうやって入学式をサボろかと考えていた

入学式なんて無くなってしまえばいいと思う。あのクソみたいな学校もその生徒も含めてこのクソみたい学校が大っ嫌いだからだ。

その理由は生き地獄のような中等部でのゴミみたいな人間関係を言葉では言い表せないぐらい散々見てきたからだ。

そして何より一番の理由が友人関係が崩れ孤立した事だ。そのせいで女子との会話もろくにできず、俺人生から青春という二文字は剥奪された…


だが、流石にそんな俺でも入学式、早々サボるという度胸など勿論なく、当日まで開けなかった袋から制服を取り出し着衣を済ませると、すぐさまギリギリの電車に乗るためにチャリを走らせ駅に直行した。


なんとか駅に電車が着く前に間に合い改札口を通りホームへと向かった






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空白の3年間 walnut nuts @Walnut1027

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