第3話

「今日も私頑張った」

 「そういうの自分で言うことじゃないか

ら」

「でも私小テスト満点だったよ?」

 「それは誰のおかげ?」

「A君、かな?」

 「かな?じゃなくて俺でしょ、

  おれが居なかったらみーちゃんは勉強し

  ないじゃん」

「次回もおなしゃす!」

 「やだよ、俺は俺の勉強があんの」

「えーケチー、ケチケチケチケチ〜」

 「ケチケチうるさい、たまには自分で勉強

  してみなよ」

「無理!A君に教えてもらえないと無理!

 私が留年してもいいの?」

 「…わかった、いいよ、じゃあ今日みーち

  ゃんの家行くから」

「なんだかんだで教えてくれる所好きだよ」

 「はいはい、そうですか」

「じゃあまたねー!お菓子用意して待っとく

 ねー!」

 「勉強の用意をしといてね」

「はーい」

 「じゃあまた後で」

「うん、また後で」

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