　理系国立大学トップクラスの東京工業大学と東京医科歯科大学の統合のニュースで、１０兆円大学ファンドを視野に入れてのことのようで、これは政府が掲げる成長戦略の一環だそうですが、このお金がどこに流れるのか、中身を見ると株が６５％、債権が３５％を資産構成の目安とし、年４、５％の利回りを目指すそうだ。そこで５％くらいの利回りを実現するにはどこに投資すればいいのかいくつかリストアップされていた記事がありました。　

　商船三井（９１０４）：海運業大手、安定の高配当大型株。コンテナ不足など物流に関しては厳しい状況が続きそうだが、需要高め。

　住友商事（８０５３）：総合商社、資源の他、カーボンニュートラル実現に向けた脱炭素・循環型エネルギーにも力を入れている模様。利回り５％は期待できる。

　住友化学（４００５）：化学大手、石油化学の他、医薬品、農業が稼ぎ頭。

とまぁ結局、旧財閥系に偏りがちであるが、運用失敗したくなければそうなりますよね……。