　常々思うんですけど、円が急落して由々しき事態になっているのに、「注視している」という発言にとどめ、結局何もしない、傍観しているだけというパターン、超円高って騒がれていた時もそうだったかと思います。リーマンショックやギリシャ発の金融危機に見舞われた時に安全資産である円やスイスフランが買われる傾向にありましたが、現状、スイスも金融緩和策をとっているのでスイスフランも当時と比べると安くなっているのですが、スイスフランと比較すると円はさらに安くなっている状況。ロシアルーブルはウクライナ侵攻で一時暴落しましたが、今の円は侵攻前よりも安くなっている。結局、円だけが暴落している模様。しかも、１ドル３６０円だった頃と違って、インフレによる物価上昇で、実質それ以上の円安になるのではないかと言われています。１９９８年には１４７円まで下落したようなので、その辺りまでは現実味を帯びてきました。