質問系自主企画に参加して思ったこと

 以前から「質問系の自主企画って一度やってみたいなあ(うずうず)」と思っていたのですが、なかなかかなわずにおりました。楽しそうな企画を見つけても、リアルが忙しくて回答をじっくり考えて書くことができなさそうだったり。質問をざっと見て「……ちょっとワタシには難しいな」と思ってしまったり。自主企画自体をうまく見つけられなかったり。

 そんな中で、先日のカクヨムコン読者選考期間も終了まぎわ、ちょっと気分転換がしたいなあと思った時に、ある自主企画を発見したのです。質問系。設問をのぞいてみたところ、あんまり複雑でもないし、これなら回答できるかも、おおついに質問系自主企画への参加のチャンスが! と思ったので、参加してみました。


カク人たちへの13の質問   主催者:ハヤシダノリカズ様  ※現在は終了

https://kakuyomu.jp/user_events/16818023213134238037


質問系自主企画への回答(仮題) ←三奈木真沙緒の回答

https://kakuyomu.jp/works/16818023213160529843

 (タイトルは仮題ですので、今後変更する可能性があります。ご容赦を)


 ……これなら気軽にできるかも、などと考えていた自分を反省しました。ゴメンチャイ(-_-;)


 投稿サイトの質問系自主企画なのですから、回答者自身のこと、あるいはその小説世界のことが質問されるのは当然です。それは、回答するには自身の中を内省していく必要があって、「そういえば自分は何を思ってあの小説書いたんだっけ……」ということを思い起こし、文字と文章で表現しないと回答できない。当たり前ですね。気軽に回答するつもりが、できあがった回答を推敲がてら読み返し、「自分こんなこと考えてたんか……そうか」となりました。自分に自分を紹介してもらった感じ(ナンジャソラ)。


 回答を投稿したのは、参加者の方々の中でも比較的早めだったかと記憶しております。何人かの方が読んでくださり、応援してくださり……おおっ、お星さまをくださる方も? フォローしてくださる方も? ありがたいのは確かなのですが、正直ちょっと意外でもありました。質問に回答しただけで、お星さまってもらっちゃっていいのかな、と。……いやいやいや、いらないって意味じゃないんです。とてもありがたいのです。でもこれってむしろ、質問者さまの出題がナイスプレーだったということなのでは、と思っていたからです。だから、ミナキがいただくのはもったいない気がちょっとしてしまったのです……最初は。


 その後、この自主企画はちょっとした話題になったのか、いろいろな方が参加されました。ミナキマサオがやりとりさせていただいている方々も、何人か。せっかくなので、参加された方のご回答を、読ませていただきました。全員分読ませていただいた、と思います……たぶん。で、これがまた興味深い経験でした。当たり前のことながら、感性とか得意分野とか心がけとか、みんな違うんです。ああそういう発想で執筆される方もおられるのか。なんかおもしろそうなキャラクター創っておられる方が。あっ、あの方はこういう心がけで執筆しておられたのか。……そんな感じで、どのご回答も非常におもしろい。楽しい。……ああ、回答に星をくださる方って、こういうことだったのかと、思い至りました。中には、同じ回答企画から星をくださる方もおられました。たいへんありがたく頂戴しましたが、この方のご回答拝読してから時間が経ってしまっているから、今からあわててお返しのように星をお送りするのはかえって非礼かな、と思って、失礼させていただきました。


 そして、この自主企画がきっかけで、まだまだ知らない作家さんとも出会えたわけです(カクヨムサイトって本当に広いですね(^^;))。現在リアルが繁忙期になりかかっており、あまりガンガン読めないし、新しく長編小説を読み始める余裕がちょっとないのですが、何人かの方の短編小説を少しだけ、読ませていただきました。……ちょっとちょっとぉ、こんなオモシロイ小説書かれる方なのに、なんでワタシ今までこの方を知らなかったのよぉ。という方もおられまして、みんなもっとこの方の小説を読んでくれぇという願いをこめて、ささやかながらレビューを書かせていただいております(ホントにわずかな数ですが💧)。


 楽しかったですね、質問系自主企画。自己を省みる、ほかの方の感性が垣間見える、ちょっとしたつながりができる。繁忙期がおさまって、うまくタイミングが合えば、またこういう企画に参加させていただければと思います。

 今更ながら、読んでくださった方々、応援やフォローや評価をくださった方々、ありがとうございました。


 最後になりましたが、質問系自主企画とミナキマサオを最良の形で引き合わせてくださった、今回の主催者ハヤシダノリカズ様に、感謝を申し上げます。

 ありがとうございました。 <(_ _)>

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