章末あとがき1
「歓迎! 戦慄の高天原」 章末あとがき
ここまでご覧いただきありがとうございます。
以上で「歓迎! 戦慄の高天原」はおしまいです。長かった・・・。
いつも読んでいただける方、応援等していただける方、ほんとうにありがとうございます!
お話がひと区切りのところで、またつらつらとあとがきさせてください。
第1章であるこの章、立ち上がり部分で主人公含むキャラクターが多かったこともあり、じっくり焦らず書いていこうと個別の出来事を省略せず書いた結果、このような密度となりました。後悔はしていません。たぶん。きっと。おそらく。
物語中ではたった2週間+αの出来事です。濃密に書きすぎました。まだ4月中旬だよ!? 桜坂中学編の反省が生きてないよ!!
主人公たちの顔合わせ的な内容なのに桜坂中学編に劣らない結構なボリュームで書いてしまったので、バランス的にこの後の展開も濃密に書かざるを得ないような気がしています。ともすればこの高校編はいったい何話構成になるのやら・・・。
そもそもこの冗長さはキャラクターが能力や信頼、友情や愛情といったものを得るのにお手軽感があってはならないと私が考えているゆえです。
特に異世界転移のお話で主人公が能力をモノにするとき「どうして受け入れた!?」「魔法ってイメージだけで使えんの!?」「魔力を感じるって、どうやって感じてんだよ!?」とか、ツッコミどころがあり過ぎてお話が面白くてもモヤモヤすること数多。本当に何もないところから手に入れるとしたら、例え与えられたとしても使いこなすまで京極君どころじゃない苦労があるはず! という私のポリシーです。きっとここまで読んでくださる方は、共感してくださるかと・・・え? しない?
ごほん。
まだまだ、高天原で登場したキャラ別のお話を出せていません。ここまでは共通パートゆえです。これから個別イベントを挟みながらタイトル回収していきます。そこに絡めて少しでも皆様の心に響くお話が書ければなぁと思っています。
私自身、ラリクエの物語の展開の遅さは他の人気のラブコメやファンタジー作品と比べると読む人を選ぶ作品と思っています。それでも妥協せずにこの文体を続けているのは、ひとえにこれが最初に生まれた妄想の産物だからです。
7月半ばから書き始めておよそ半年。ここまで約50万字。生まれて初めて突き動かされるように「書きたい」と思ったことを大切にしたい。それだけの理由です。だからこそ終わりまでこのまま書き殴るつもりです。小説のセオリーやテクニックなんて知らぬまま突き進みます!
現在は桜坂中学編のように妄想が暴走していないので執筆ペースはぼちぼちです。京極君と同じように仕事があり家族がいる身、これまでやっていなかった執筆の時間を捻出するのに苦労しています。ちなみに中学編のときは衝動的に休暇を取ったり、家族との予定をぶっちしたり、睡眠時間を削ったり、様々なものと引き換えに書きまくりました(笑)。
さすがにそのペースは維持できず・・・現状、2日に1度ペースでも公開に追いつかれそうなので戦々恐々としております。
私の妄想を具現化した、こんな作品でも愛読してくださる方がいる!
更新するといつも10数のPVがある!
その期待感だけで飯が食える!(ぇ
このニッチな作品を愛読いただけている読者の皆様のためにも止めたくない・・・!
香「このニッチな作品を好きなあなたもニッチだよ! 誇って良い!」
現金なもので、他の作者様同様、皆様から応援によってモチベーションが上がることを実感しているところです。続きを早く読みたい! と思っていただける方は、ぜひ応援や☆評価、ご感想等をいただければと思います。ひとことでも大丈夫です、応援している姿を見せてください。執筆ペースを上げる起爆剤になります!
この章までのご感想はぜひ、このあとがきの応援メッセージにお書きいただければ!
誰それが活躍して欲しい、アレなシーンが見たいとか、そんな要望でも構いません。
これまで応援などされていなかった方も「読んでるよ」アピールでこのあとがきに応援だけでもしていただけると嬉しいです。
(純粋にファンになって読んでくださっている方の人数を知りたいな、と思ってます。もはやランキングは気にしていません)
なお次章は年明け1月1日より公開していく予定です。1週間ほど書き溜め(と家族サービス)を含めてお休みさせてください。皆様も健やかで幸多き年末年始をお過ごしくださいませ。
引き続き拙作にお付き合いいただければ幸いです!
2022年12月23日
たね ありけ
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