危機エリア一覧(予定)
危機のボスが降臨するための特別なリージョンを用意しています。
リージョン名は共通で「Cs-」が頭文字につき、後ろの数字が所属エリアになります。
このリージョン内で戦っている間は、少なくともほかのリージョンは戦闘の影響を受けません。
エリアCs-1:絶対雲上領域
エリア1の大海原に南から迫りくる広大な白い雲の塊。
遠洋漁業に出ていた漁師が、雲の上に神殿のような建物がいくつもたっているのを見たという。
その正体は、スィーリエが人間たちの世界を統治する際に用いる一種の「乗り物」であり、雲の上には天使たちが住まう住居群や、悪しき人間たちを罰するための兵器や審判所が設けられている。
原理的にはエリア2-2Ex:常夜幻想郷に似ている。
このリージョンは移動することが可能で、関係者の観測では雲の下に大規模災害を巻き起こすことで、地域そのものを大規模に破壊することが可能だと目されている。
しかも、浮遊している高度が5000m以上あり、到達する手段も限られるばかりか、減圧により並の人間では満足に戦えなくなる可能性がある。
エリアCs-2:環状列石跡地
エリア2のほぼ中央に位置する、ストーンヘンジのような謎の巨石による環状列石がある平地。
半径だけで10数キロメートルもあり、このあたりではなぜか農作物があまり育たないため、シロン平原の農民たちもこのリージョンに耕作地を作ろうとはしない。
いるのは、ナンバサ地方から流れてきた野生の魔獣だけである。
その正体は、起動に特殊な条件を必要とする異世界ワープゲートであり、リヒテナウアーもここからこの世界に侵入した。
そして何より、若き日の雷竜ヴェリテはこのワープゲートから仲間たちとともに別世界へと移動した、ある意味いわくつきの場所である。
エリアCs-6:贖都エテメナンキ
かつて旧人類たちの巨大な国家の首都があった場所で、一時期は人間界の覇権の一角を担っていた。このことは、エリア5のアークアーカイブスの記録に残されている。
火竜の本拠地に近かったことが災いしたのだろう。早い段階で竜陣営の侵攻を受けたことで、国土の大半は灰と瓦礫と荒れ地になってしまい、往時の繁栄は見る影もない。
エリア6のほかの土地と違い、石油も天然ガスも採れないので、セントラルの行政委員会はこのリージョンの存在は知っているものの、その存在を半ば無視している。
エリアCs-7:元神竜神殿
神竜崇拝の聖地にして、古代文明の生き残りたちの精神的な柱だった巨大な神殿がある区画。鋼やコンクリートがひしめくメガロポリスの中でも、この場所だけは何となく雰囲気が違って見える。
人類が竜族に対する反攻のために、神竜自らが戦う力を分け与えたとされている場所でもあり、噂によれば聖遺物が眠っているのではないかといわれていたが、エリア全体の開拓が不十分だったため、このリージョンの存在が確認されたのは、ごくごく最近になってからであった。
本人は知る由もないが、エヴレナはこの場所で卵から孵ったが、どういうわけか別の世界に転送され、この地に戻ってきたことは一度もない。
エリアCs-8:神造巨人ヴァリス
体長4000m以上、重量10万tに及ぶ鋼鉄の巨人。
神造巨人ヴァリスはボスにしてリージョンそのものであり、人類文明を滅ぼすための最終兵器である。
その分厚い装甲はあらゆる攻撃をはじき返し、たった一歩歩くだけで都市が壊滅するトンデモ兵器。
エリアCs-Ex:ポルタサンタ・スカイゲート
エクストラリージョン。
エリア5クオルト氷壁のある巨大な山脈の北側……山から見てセントラルとちょうど反対側に位置する大地に突如として現れた聖域。
スィーリエの本拠地の一部が丸ごとこの世界に顕現した区域であり、各地に散らばっている天使たちはこのエリアからエネルギーの供給を受けている。いわば、危機勢力の本拠地である。
このエリアでは、神族以外の生命は、特別な加護を施さない限り攻撃力が1%以下まで低下してしまうほか、逆にスィーリエ陣営の天使たちは常時耐久力が回復し続けるという、もはやアウェーという言葉すらも生ぬるい圧倒的な不利な戦場になる。
そのため、まずはこのエリアのふりをどう無効化するかがカギになるだろう。
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