各技能別解説:ファイター
⒈ファイターの強み
⒉ファイターの弱み
⒊求められる役割
⒋サブ技能の取り方
⒌おすすめ装飾品
⒍ありがちな問題点
⒈ファイターの強み
①《頑強》《超頑強》《タフネス》
Lv5以降に《頑強》が習得可能
Lv7で《タフネス》を自動習得
同じくLv7以降は《超頑強》が習得可能
これらがファイターの強みだ
グラップラーは《頑強》《超頑強》はあれど、《タフネス》がない
フェンサーは《頑強》しか習得することができない
②重い武器防具が持てる(フェンサー比)
必要筋力が、自分の筋力と同じ値までの武器や防具を持つことができる
武器の威力は必要筋力に比例する
防具の持つ防護点は必要筋力にほぼ比例する
重い(必要筋力が高い)武器防具は基本的に強いと言える
③《バトルマスター》
Lv13で自動習得する
これでようやく、それなりの火力も出せるようになる
⒉ファイターの弱み
低レベル帯ではそこまで感じないが
中レベル帯以降、特に高レベル帯では攻撃力に乏しいと感じることが多くなる
威力が高い武器が持てるのに? と疑問に思うかもしれない
しかし実際、グラップラーやフェンサーの攻撃力の伸びに比べてしまうと…
火力も出したい! という場合については下記の項で説明していく
⒊求められる役割
①耐久性に優れた前衛
筋力13以上が好ましい
防護点を出来るだけ上げ、敵の攻撃を受けても前線に立ち続けること
しかしただ立っているだけでは、敵に無視されてしまう
《かばう》で味方のグラップラーやフェンサーを守ろう
《ガーディアン》があれば、かばう回数を増やすことができる
《防具習熟》を習得して、より硬くなるのも重要だ
例:《かばう》《防具習熟A/盾》《ガーディアン》《頑強》…
成長は生命、精神を積極的に伸ばそう
攻撃型なら器用を、魔法型なら知力もそれなりに伸ばす
筋力は20あればだいたいok。30もあれば最終構成になるので、他の成長と相談
敏捷は13あればなんとかなる。逆に13はないと石化などで死ぬので注意しよう
向いている種族
人間、ドワーフ、ルーンフォーク、リルドラケン、ティエンス、アルヴ、ソレイユ、ウィークリング
(ナイトメアは弱点があるのでおすすめはしない)
②攻撃や回復もできる選択肢を持つ
《かばう》型にしない場合、敵にとって脅威になる必要がある
それなりの攻撃力を持ったり、回復役になること
《全力攻撃》元々低くなりがちな回避を捨てる
《魔力撃》ファイターの他に魔法系技能を持っていれば良い
《斬り返し》命中が不安ならこれに賭けよう
《薙ぎ払い》前衛の貴重な範囲攻撃。上級戦闘や熟練戦闘では扱いが難しいが基本戦闘ではだいたい役立つ
《捨て身攻撃》全力攻撃よりも手軽に強い
《シールドバッシュ》低レベル向け。中レベル帯以上では多部位エネミーが格段に増える
例:《全力攻撃》《武器習熟A/**》《頑強》《武器習熟S/** or 命中強化》…
例:《シールドバッシュ》《防具習熟A/盾》《頑強》《防具習熟S/盾》…
攻撃型にする場合、習熟を武器にして少しでも火力を伸ばそう
Lv1で《全力攻撃》などを習得しても良いし、先に《かばう》を取っても良い
Lv7で《かばうⅡ》になれば宣言の必要がなくなるので使いやすくなる
Lv5以降に習得可能な特技が増えるため、これらはLv1と3のときに習得しておくと良い
例:《かばう》《斬り返し》《ガーディアン》《頑強》…
《マルチアクション》魔法も使って攻撃するも良し、回復やバフをしても良し
金属鎧で魔法行使が下がるものもあるが、元々抵抗突破型でもない限り半減前提
バフ魔法などには行使の低さは関係ないので問題ない
Lv5以降は《ガーディアン》《頑強》との選択になる
《かばう》型なら《ガーディアン》を優先し
かばう以外に宣言特技を習得していないなら《マルチアクション》が選択肢にあがる
例:《かばう》《防具習熟A/盾》《ガーディアン》《マルチアクション》…
Lv13以上でも遊ぶ予定があるなら、Lv9か11でもうひとつ宣言特技を取ると良い
《バトルマスター》によって《全力攻撃》+《捨て身攻撃》などができる
これでようやく、それなりの火力となる
※器用がどうしても低い…
リルドラケンなどは器用がどうしても低い傾向にある
器用を成長させようとすると、他が疎かになりファイターとして中途半端になりやすい
いっそのこと、器用は捨てて魔法型にするのが得策だ
例:《魔法拡大/数》《かばう》《ガーディアン》《頑強》…
1ラウンド目の接敵(通常移動)は魔法を使わないと決めておくか、《足さばき》で魔法を撃ちながら移動できるようにしよう
ライダーをLv5まで取って【姿勢堅持】を使うのもひとつの手だ
③嗜みファイターLv7
高レベル帯になり、経験点が余ると感じる人もいるだろう
そういう場合に12500点使って、HP+15をすると良い…《タフネス》だ
⒋サブ技能の取り方
ルールブックⅢのp,72をもとに、経験点別に構成を紹介する
初期作成 ファイター2レンジャー1エンハンサー1、ファイター2魔法系技能1
5500点 ファイ3レン2エンハ1、ファイ3魔法2
10000 ファイ4レン3エンハ3、ファイ4魔法3エンハ1+レンジャーorアルケミスト1
16000 ファイ5レン5エンハ3アルケミ1、ファイ5魔法5エンハ2+レンジャーorアルケミスト1
23000 ファイ7レン6エンハ3アルケミ1、ファイ6魔法6エンハ3+レンジャーorアルケミスト2
30000 ファイ7スカウト3レン7エンハ5アルケミ2、ファイ7魔法7エンハ3+レンジャーorアルケミスト2
40000 ファイ8スカ3レン8エンハ5アルケミ3、ファイ8魔法7レン5エンハ3アルケミ2
50000 ファイ9スカ3レン9エンハ6アルケミ2、ファイ9魔法8スカ3レン5エンハ3アルケミ2
65000 ファイ10スカウト3レン9エンハ8アルケミ2、ファイ10魔法9レン7エンハ3アルケミ2
85000 ファイ11スカ3レン10エンハ10アルケミ3、ファイ11魔法10スカ3レン8エンハ4アルケミ2
105000 ファイ12スカ3レン11エンハ11アルケミ3、ファイ12魔法11スカ3レン9エンハ4アルケミ2
135000 ファイ13スカ3レン12エンハ12アルケミ5、ファイ13魔法12スカ3レン9エンハ7アルケミ5
突然生えるスカウトは腰装備の「多機能**ベルト」を使うため
エンハンサー
先ずは【キャッツアイ】か【ビートルスキン】
次に【アンチボディ】と【メディテーション】
Lv4は【スケイルレギンス】か【キャッツアイ】か【ビートルスキン】
Lv5以降は【リカバリィ】【デーモンフィンガー】を優先しつつ【ストロングブラッド】【オウルビジョン】【マッスルベアー】【ジャイアントアーム】より選択
魔法型なら【スフィンクスノレッジ】も良い
Lv10以降は【バルーンシードショット】【フェンリルバイト】優先
【トロールバイタル】【ヘルシーボディ】【タイタンフット】も選択肢のひとつ
アルケミスト
【バークメイル】【パラライズミスト】【ヴォーパルウエポン】から選択
Lv2で【ヒールスプレー】が安定する
Lv5は【アーマーラスト】か【ディスペルニードル】を取るのもあり
魔法系技能の使い方
ソーサラー 探索と攻撃。Lv8【ブリンク】がおいしい
コンジャラー バフやゴーレム。Lv8以降は攻撃もできる
プリースト 鉄板中の鉄板、自己回復で更に安定する。Lv7【バトルソング】なども有効
マギテック 探索やバフ。攻撃にはあまり使えないが便利
フェアリーテイマー 探索、バフ、回復、攻撃と幅広い。妖精召喚で頭数も増やせる
ドルイド 多くのバフ魔法が射程10mのため、それを前衛が撒けるのが強み
デーモンルーラー Lv6【デモニックスキン】をぶち込むのが仕事。その為の防護点
⒌おすすめ装飾品
頭 決死の鉢巻き
顔 スマルティエのアイガード、赤の眼鏡
耳 蝙蝠の耳飾り
首 奇跡の首飾り、スマルティエの銀鈴
背中 セービングマント、スマルティエの風切り布、(高レベル向け)ペンギンマント
手 アルケミーキット、スマルティエの能力増強の指輪(腕輪)、信念のリング(正しき信念のリング)
腰 アルケミーキット、ブラックベルト、グリーンベルト、スマルティエの武道帯
足 軽業のブーツ、スマルティエのアンクルスリーブ、韋駄天ブーツ
その他 スマルティエシリーズ、決死の鉢巻き
⒍ありがちな問題点
①器用(命中)が低すぎる
タンク型だから攻撃能力はなくても良い、という訳ではない
味方のアタッカーが撃ち漏らしたエネミーを仕留めるのも仕事のうちだ
同レベルのエネミーに対しては出目5-6で当たる、ボス格エネミー(Lv2-3上)に対して出目7-8で当たるぐらいの命中は備えよう
それが難しそうであれば、物理ではなく魔法などの攻撃手段を持った方が良い
②移動力が低すぎる
敏捷と移動力があまりにも低いと、エネミーに攻撃どころか接敵することもできない場合がある
前項で敏捷は最低13あれば良いと書いたが、それは最低限の話だ
ドワーフなどそれすら難しいようであれば、敏捷を上げる以外の手段を講じることになる
⑴鎧の専用化をする
⑵韋駄天ブーツをはく
この2つで移動力は7上がるので、ある程度はなんとかなる筈だ
③耐久性が低い
ソードワールドにおいて、耐久性とは
⑴HP
⑵防護点
⑶回避力
これらの複合である
基本的にHPは高ければ高いほど良いし、防護点も高ければ高いほど良い
ファイターならこの2つは盛りやすい筈だ
しかし攻撃に特化しようとした場合
《全力攻撃》《薙ぎ払い》《武器習熟A/**》《命中強化》…
こんな感じで、HPも防護点も殆ど上がらない構成もできてしまう
これが悪いとは言いたくないが、ファイターの強みを活かせていない
せめて《頑強》か《防具習熟》を習得していないと、グラップラーやフェンサーの劣化にしかなれない
パーティ内で自分の役割をよく話し合って方向性を決めよう
上記の3つがクリアできた人向け
④回避が低すぎる
前項でHPと防護点に触れたが、回避に触れていない
⑴HPは潤沢だが防護点も回避力も低いので、毎ラウンド回復が必要
⑵防護点は高いがHPも回避力も低いので、1ラウンドで気絶する
上記のような問題は起こりがちだ
しかしファイターとしての役割を果たしているとは言えない
そこで回避力を最低限で良いので備えておくのも重要だ
目安は同レベルエネミーの攻撃を出目7-8で避ける程度
ボス格の攻撃まで避ける必要は無いが、ザコの攻撃を半分避けるぐらいはできると良い
Lv11ぐらいから意識したいこと
⑤放り投げる、殴り上げるなどの吹き飛ばし技
強制移動と落下でダメージを与えてくるエネミーの特殊能力がある
これをくらうと前線維持ができなくなる
攻撃を回避すれば問題ないので、できれば回避したい
もし回避できないのであれば、移動力は30以上確保しよう
ウォーリーダーがいれば【神展の構え】を使ってもらっても良い
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