第38話 発見
どこにいるのか分からず数日が経過する。可憐さんが隣にいて応援してくれるから今活動できている、もし彼女がいなかったら心が折れるどころかそもそも始めていないだろう。
「今日も見つけれなかったか」
「主様、気を落とさないでくださいませ。きっとそばにいますよ」
そして自宅前にさしかかった。家の前に怪しい人影がある。急いで保有しているクラスを確認する。明らかにおかしい、重要な物が非表示化されている。そして、国籍などは欧州のとある国になっている。準備をして歩いて向かって行く。反撃を警戒し敵意がないならそのまま確保で進めるのがよいと判断した。相手もこちらに気づき少し警戒をしているように感じる。僕は不意を突くような感じになるのも候補に入れていたが確率的に低かったこれはなくなった。
相手からの攻撃から始まった。僕はそれを防いだ。ナイフの簡単な攻撃それを持っていた棒で受け止める。簡単なことだ。こちらの上が権限の方は上なので彼らが何かをしてきても何の問題もないその為すぐに制圧できた。だけどかなり大会権限を握っていることが分かる。もしこれ以上となっていれば影響は出るだろう。
仮想的な空間を作り出しそこに移動する。使い捨ての場所として使える便利な物だ。僕がどんなに大声を出したとしても誰も気づかないだろう。
「私が、あなたたちを許すことはない。だけど、君には聞きたいことが複数あるんだ、その答え次第で君に対することを変えようではないか。君には期待しているよ」
「まずは、本拠地はどこにある」
相手は何も答える感じがしない。メソッドの一つに思考能力を解析するのがあるがそれを使うべきだろうか、今現在は嘘か本当か判定する物だけを使っているが何も答えられないのであれば変えなければならないだろう。
「君には、失望しそうだよ。まあ、最初からこんなことはしたくはなかったが君が望んでいそうだから始めようか」
少しばかり拷問する。日本の歴史に存在して物を少しアレンジする。逆さ吊りにして話し始める。
「あぁ、残念だ。君が答えなければ次の物を用意しなければならない。そんなことをして楽しめるのは私だけか君がこのような物が好きならいくらでもしてあげようではないか」
しばらくしても話さないので鞭打ちを選ぶ。使い方はなんとなくは予想できるので適当に始める。
「分かった。話すよ」
彼が重い口を開いた。
「嘘だったら、どうなるか分かっているよな」
とナイフを見せつける。
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