第37話 動き

 それからしばらくは何も大きなことは起きることはなかった。そろそろ僕も大きく行動をしようそう思って引っ張り続けている...何か行動をしなければいけないのは分かっているが。


 しばらく過ごしていると日本国内におかしな権限を持った物がいると可憐さんが教えてくれた。彼女は、現在至る所で監視するのに手伝っててもらいる。そして、一人日本にやってきたと言うことみたいだ詳しい場所などは分からないが目的はなんとなくは分かっている。なので僕から仕掛けよう。

 まずは、それを探すところから始めようではないか。


 基本的に未来は決定されている。これは、ミリア様がいなくても当たり前のことだろう。しかしながら未来は変えることが出来る用になったミリア様のおかげで、しかしながら権限を持っていなければ未来なんて一切変えることなんて出来ないのは変わらないが権限を持っている人は変えることが出来る。なのでおかしな統計が出ている人を見つければいい。それなら世界中の人も見ることができるが僕にはそんなに見ることができない。

 しばらくいろいろと探してみているとこの住んでいる地域でおかしな物を見つけてしまった。この地域にいるのは確定だろう。なのでしばらく街を徘徊することにした。荒れていた街も夜は昔みたいに落ち着いた雰囲気で静かだ。繁華街の方にやってきた。人は多く賑わっているが人の目には生気を感じられないような気がする。僕は見えないように対策をしているがもし見られたら襲われる可能性は高いだろう。クラスを見るとこのクラスを持っていない人に対して攻撃を行うように書かれているのだから。繁華街を巡ったかそれっぽい人は見当たらなかった。見つけたところで何かすぐに出来るわけではないので一度作戦を練った方がいいのかもしれない。


「可憐さん。僕はもしあったときはどうすればいいのでしょうか」

「主様にはいろいろな物があります。拘束するのもありですし抹消してもいいですね。相手の目的や組織を知りたいので出来れば拘束することが出来たら一番ですね。その為のメソッドもあるので私としてはそれを使うのがおすすめですね。しかし主様の身体が一番大切なので危険を感じたらすぐに攻撃できるようにしておいた方が安全ですね」

 その後も見回ったが見つけることは出来なかった。なので帰宅をして作戦を立てることにした。常時使える物の確認そして拘束する物は身動きが出来なくなる物を選んだ。解除するには使用者又は最上階権限を握る者のみとなっている。なので何も問題はない。

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