第34話 夏の終わりの川遊び
それから暫くは夢のような日々が続いた。
周りの人に見えないのを良いことに、毎日3人で散歩し、買い物も3人で行く。いつも3人は一緒だった。嫌なことや、いざこざもない、平和で穏やかな時間。今思えば、わたしも春人も、このかけがいのない時間を一秒も無駄にしないと誓い、日々を送っていた気がする。
夏も半ばを迎えた。蝉の音が小さく聞こえる。夏が去る、一抹の寂しさからなのか、この季節になると、どこを探しても見つからない落とし物があるような焦燥感にかられる。
「夏が終わるって言うけどさ、まだ初旬だよ」
車のハンドルを握るわたしの横で春人はコンビニのおむすびの袋を開け、眺めていた。そして悩んだ挙句に、ペロリと舐めた。彼はうんうんと納得している。
「初旬てことは終わりに近づいているってことよ。7月に入ると日の出は遅くなり日の入りは早くなって行くんだから。8月なんてもう、後半は自然界で泳ぐことすら危険になるんだからね」
「わかったわかった。桜花は春の生まれなのに夏が好きなんだよね」
「春の生まれだからこそ夏を愛するのです」
「秋の生まれなら冬を愛するの?」
「理屈っぽいなあ君は」
「ごめんごめん」
春人は笑い出し、舐めたおむすびをわたしにくれた。
わたし達3人は、川遊びをする為に早起きをして東京の外れの町に車を走らせていた。
「バーベキューの準備は万端。テントも持ったし、晋之介のお水も冷やしてある。完璧だね。なあ晋之介」
晋之介はいつもの様に後部座席の窓から外を眺めている。水遊びが好きではない晋之介が果たして楽しんでくれるかどうかが課題だ。
「バーベキューって言っても、家のカセットコンロに網を置いて、お肉や魚介を焼くだけだけどね」
「火起こしが大変だからね」
「わたし、火起こしだけは無理だと思うの。まあ実際に食べるのはわたしだけだし、カセットコンロで十分よ」
「テントは大丈夫?ちゃんとひとりで組み立てられる」
「うん、昨日、家で春人に教えて貰った通りにするだけだし」
そうこうしているうちに目的地に到着した。平日ということもあり道路が空いていて、ナビの計算よりも30分も早く着いた。駐車場と施設使用料を管理人に支払い、なるべく大きな石のない砂地を選んで荷物を置いた。
「さあ、ここからが正念場ですね、桜花さん」
「よし、がんばるぞ」
時刻は朝の午前10時。遮るもののない川辺に、灼熱の太陽がふりそそぐ。早めにテントを完成させないと晋之介がバテてしまう。Tシャツの袖を腕まくりをしたわたしは、テントの組み立てに取り掛かった。
自宅で組み立ての練習をした時は、もう少し容易にできた気がするのだが、腰のお散歩用ウエストポーチに晋之介を繋いでいるせいだろうか、思うように身動きできない。春人に晋之介のリードを持って貰うのは、他から見たら怪奇現象になる。このまま組み立てるしかないのだ。
「この棒はどこに差すの?」
ひとり言が多い人と思われるのもつらいので、ぼそぼそと唇を動かさず話しているが、通りすがりに振り返る人も多い。こちらの気も知らないで、春人はニコニコしながら大きな石に腰かけている。どうやら暑さも寒さも感じないらしい。こういう時は少しだけ、春人を羨ましく思う。
「なんだかうまくいかない」
諦めかけ、しゃがみ込んだ時、手前から手を振ってこちらに向かって来る人がいた。わたしは帽子のつばを上げ、その人物を見た。
「桜花、桜花だよね」
彼は人目も憚らない大声を上げて、わたしの名前を呼んだ。周囲の視線が気になった。
「あー」
顔は覚えているが名前が出て来ない。悩みながら立ち上がるわたしの両腕を、その人物は馴れ馴れしく、叩く様にして触れた。
「もしかして忘れた?
「大賀くん、あっ覚えてる。あの、前に務めてた病院の食堂で働いてた」
「そうそう、懐かしいなあ」
大賀くんは人懐こい笑顔でわたしの両手を取り、大きく上下に振った。
「桜花、何してたの?結婚したって聞いて、それから………」
大賀くんは夫の死を知っているのか、言葉を濁らせた。この場合、春人には触れないでおいた。その方が、この場をなんなく切り抜ける。
「うん、あれから新しい病院で働いてるの。大賀くんは?」
「レントゲン技師になりました」
大賀くんは親指を立て、片目を瞑った。
「おめでとう、良かったね。念願が叶ったんだね。それで、きょうは家族と」
大賀くんは食堂でバイトをしながらレントゲン技師を目指していたのだ。その事を思いだした。
「家族?いや」
大賀くんは自分のテントの方を見て指さした。
「ひとりだよ」
「ひとりで来たの」
「なんかそう、悲しいものでも見るような目しないでよ。俺はひとりで川遊びをするのが好きなの」
あれっといった顔で、大賀くんが晋之介を見た。
「うちの飼い犬の晋之介」
「おお、晋之介か。そういえば桜花もきょうはひとり?」
「いやっ、わたしは晋之介がいるし」
そう言いながら春人の方を見ると、春人は組んだ足に肘を乗せ、拳に顎を乗せた格好でこちらを見ていた。そして、「晋之介が暑いんじゃないのか?」と言った。もちろん大賀くんには聞こえない。
「うんもう、桜花もひとりみたいなもんじゃん」
大賀くんは肩でわたしを押して、もじもじとふざけた。
「それなら旅は道ずれ。さみしい者同士、一緒に過ごしましょうか」
「えっ、いや、えっ」
春人は向きを変え、川に流れ落ちる滝を眺めている。一方大賀くんはわたしの意思を無視し、テントを組み立ててくれている。わたしはただ右往左往しているだけだった。
「こんなもんだな。よし、それじゃあ隣にうちのテントを移動してくるわ」
大賀くんが駆け足で自分のテントが張ってある場所へ行っている間に、わたしは晋之介の身体を冷やす為、川の中へ晋之介を連れて行った。水が嫌いな晋之介でも、暑さには勝てないらしい。第一関節まで水に浸かっていた。
「冷たいね~」
わたしは腰まで浸かり春人を見た。春人はわたしを視界に入れない様に、わざと違う方向に顔をやった。そのうち陽気な大賀くんが戻って来て、一生懸命に自分のテントを組み立てた。大賀くんは素早い手さばきでタープテントを立てると、カートの中から、テーブルと椅子、バーベキューセットを取り出し、次々と用意した。
「椅子を2客持って来て良かったよ。なんか出会いの予感がしたんだよね。ところで桜花さ、女の子ひとりならワンタッチ式のテントが良かったね。あれは難しいよ。自分で選んだの?」
「ううん、主人が使ってたもので」
「あっ、なんかごめん」
作業の手を止めた大賀くんは恐縮した面持ちで、上目遣いにこちらを見た。裏表のない、真っすぐな性格を表していて気持ちが良かった。
「あっいいの気にしないで。押し入れの奥に潜んでるのをたまたま見つけて、それで、夏だし、川でも行こうかと。夏の思い出作りみたいな、ね」
「うん、俺で良かったら思いっきり楽しませます」
格好良くポーズを決めた大賀くんは、一旦、川に泳ぎに出た。
「春人」
少し前から春人が、大賀くんのではなく、わたしたちのテントの中にいるのを知っていた。覗くと、彼は仰向けで、脚を大きく開き、両手を枕にして目を瞑っていた。
「疲れたの?」
「疲れないよ。肉体的疲労はないんだ」
「精神的には?」
「さあ、まだ感じたことないね」
「あのさ、大賀くんて、春人、はじめてかな?」
「顔は見たことがある。食堂なのに威勢のいい兄ちゃんだなと思ってた。勘違いしないで、好感を持っていたという意味だから」
「そっか、良かった」
わたしもテントに入り、春人の横に座った。テントの窓から、日陰で寝ている晋之介の様子が見ることができる。
「晋之介は?」
「あっちのテントで寝てる」
「風通しがいいから、あっちの方が晋之介にはいいね」
あっ、と言って春人は起き上がり、ここは蒸し暑いから、桜花も気にしないでと言った。
「僕は暑さを感じないから平気」
「春人、やはり帰ろか?」
「なぜ」
なぜと言った春人の顔が泣いているように見えた。
「僕のせい?」
「ううん、なんで。そんなことある訳ないよ」
「桜花」
春人は立ち上がり、大賀くんのテントにある長椅子に腰かけた。わたしは春人の後に続いた。
「あの人、こんなに沢山の荷物を、あのカート1個で運んで来たんだ?」
「そうみたいね、山積みだったけど、収納上手なのかも知れないわ」
春人の隣に座り、わたしは改めて夫の横顔を見た。春人は組んだ足に手を回して、身体を揺らしていた。
「どうした?」
「ううん。男前だなって」
「なに言ってんの」
照れくさそうに俯いた後、春人は上を向いた。嘘が上手につけない人だった。むかしから、そんな春人が大好きだった。
大賀くんが帰ってきた。中肉中背、決してハンサムとはいえないが、愛されるキャラなことは間違いない。人の良さが全身から溢れている。
「桜花も川に入ろうよ」
大賀くんは晋之介を見た。
「犬も入るか」
「あっ!」
わたしが制止する前に、大賀くんは晋之介に向かって大きく手を広げ、抱きかかえようとした。だが、伏せから起き上がった晋之介に牙をむかれ、彼は意気消沈してしまった。
「ごめんね大賀くん、あまり他人に慣れなくて」
「いいよ別に、柴犬は警戒心が強いのを忘れてた俺が悪いんだから。晋之介くんを困らせて、反省しなくちゃだな」
晋之介に背を向けてしゃがみ、川を眺める大賀くんは苦笑いをしていた。
「俺、動物には好かれる方なんだ。でも良く思い出すと、柴犬に触れた事はないかもな。機会がなかった」
「わかるよ。洋犬はフレンドリーな子も多いのだけど、和犬は難しい。晋之介だって大賀くんが嫌いなんじゃなくて、そうそう。あの、元々海や川は苦手なのね、それで苛立ってるんだと思う」
「殺気立ってた」
「殺気立ってないよ。近寄らないでって言ってるだけで」
余計な発言だったと、わたしは口に手を当てた。
「徐々に仲良くなれたらいいな」
大賀くんは小石を掴んで水面を滑らせた。
「上手だね」
「でしょう」
わたしは春人に振り返った。春人は同じ体勢だったが、晋之介が傍に寄り、春人を見ていた。口を開け、笑っている様だった。晋之介は春人に義理立てしたのだろうかと、わたしは想像していた。
「桜花もやってみる」
「そうだね、やってみるか」
その後、何度か石を投げたが、上手く滑らず川にぽちゃんと落ちるだけだった。見兼ねた大賀くんが手ほどをきしてくれ、なんとか形ができた。夢中になっていたら暑くなりすぎ、川で少し泳いだ。
「あー、寒くなって来た。川の水は冷たすぎる」
テントに戻ると春人がいない。ベンチにも座ってない。ほんの10分足らずだったのだが、春人の存在を完全に無視してしまっていた。
「晋之介、春人は?」
ベンチの下で寝ていた晋之介を起こし、話し掛けた。彼はぽかんとしている。
「ここだよ」
春人はベンチに座っていた。
「えっ、ずっとここにいた?」
「いたよ」
「でも」
たしかに春人はここにいなかった。からかっているのかと、その時は思っていた。
「もう、心配したよ」
「愉しそうだったから邪魔しないようにと」
「邪魔なんかじゃないよ。春人、やっぱり帰ろう」
その時、大賀くんが川から上がって来た。
「そろそろバーベキューにするか」
「あのね大賀くん」
そうわたしが言いかけたら、春人がわたしの肘を掴み、顔をふった。
「どうした?」
「ううん、なんでもない。バーベキューしようか」
タープテント(フライシート)の前でバーべーキューの具材が焼き上がっていた。大賀くんが用意してきたお肉は分厚く、ステーキと呼んだ方がいい。わたしの焼き肉スタイルとは違って、アメリカンなバーベキューだ。海鮮部門は、わたしが昨夜から漬け込んでいた海老のみ。これは母の直伝で、わたしの自慢の一品である。お肉の他にはトウキビとマッシュルーム類、それに大賀くんの行きつけの店で購入したというイタリアンソーセージ。これが美味しかった。
「ビール飲む?」
大賀くんが聞いた。
「車だからノンアル持って来た。大賀くんも運転でしょう?」
「俺もノンアル」
彼は自分のアイスボックスから2本ノンアルコールビールを取り出してくれた。
「わたし、自分のあるよ」
「いいよ、いいよ、帰りに荷物が軽くなった方がいいし、俺のから飲んじゃってよ」
わたしに缶ビールを手渡した大賀くんは、アウトドアチェアーをテーブルにひき寄せると、ビールを豪快に飲んだ。
「うっめえ!」
大賀くんにつられて、わたしもビールを缶ごとグビグビ飲んだ。アルコールが入ってないと思うだけで、罪悪感なく飲みやすくなる。
「いい飲みっぷりじゃん。酒、好きだったよね桜花。いまでも結構いける?」
「そうね、晩酌は欠かさないかも」
「今度、飲みに行こうよ。あっ別に今夜でも構わないけど」
「また機会があったらね」
指先で唇の泡を拭きながら、わたしは背後に振り向いた。春人は笑顔でこちらを見ていた。早めに切り上げて終わりにしょう。大賀くんの登場から、春人と話せる時間が限られている。楽しみにしていたきょうのレジャーが、違う形となり、春人をひとりにしてしまっていた。彼はきっと、僕は放念して下さいと言うのだろうが、それは本意ではなく我慢と諦めなのだから。
「そろそろ帰らないと」
丁度ビールを飲み終え、食べ物も完食した辺りで、わたしはそう切り出した。
「急ぐの?」
大賀くんは腕時計を見た。
「まだお昼過ぎだけど」
「うん、そうなんだけど、晋之介が暑さでバテそうだから」
持参した冷えるマットの上で、アイス入りのスカーフをして寝ている晋之介だったが、呼吸で体温調節をしてる。
「あそこの犬たちのように率先して泳いでくれたらいいのだけれど」
「あれはブラックラブだね。泳ぎが好きな犬種だ」
川上で4頭の黒いラブラドールレトリーバーが遊んでいた。飼い主がそれぞれ違うみたいだ。何かの集まりなのだろう。
「まっ、晋之介くんの体調もあるから仕方ないか」
「ごめんね、いろいろとお世話してくれたのに」
「いいよ、いいよ、そんなの。愉しかったし」
「こんなところで偶然出会うとは思ってもみなかった」
そう言うと、大賀くんの笑みが消えた。
「えっ?」
わたしは首をかしげ、「違うの?」と聞いた。
大賀くんは返答に窮していた。顔を背け、バーベキューの片付けをはじめている。
「大賀くん?」
片付けを手伝いながら、わたしは大賀くんを呼んだ。大賀くんは背中を向けたままだった。まさかと思うが、心にある疑問をぶつけてみた。
「もしかして、わたしが来ること知ってた?」
「ああ」
「えっ、どこで知ったの」
重ねた紙皿を手にしたまま、わたしは棒立ちになった。大賀くんはゆっくりこちらを向いたが、視線は逸らしたままだった。
「悪気はないんだ」
両手で短パンの裾の辺りを摩っている。わたしは黙って次の言葉を待った。
「先月、突然、むかし馴染みの友人から電話があって、いろいろな話をしているうちに桜花の話題になって、その、桜花の住んでるマンションや、その下のお店が、いい雰囲気らしいとか、そんなこと話してたら、急に桜花に会いたくなって、でも連絡先も知らないのに、どうしたら良いのか迷って、つい、桜花のマンションの下の居酒屋みたいなところに立ち寄ったんだ」
大賀くんはそこまで言うと顔の前で手を振った。その時は、わたしと視線を合わせていたが、すぐにまた逸らした。
「立ち寄ったといっても、ランチの弁当をテイクアウトしただけで、その弁当が出来上がるのを待っている最中に、桜花が犬の散歩から帰って来て。なんかわからないけど、俺、咄嗟に隠れてしまって。なんでだろう、ストーカーみたいに思われたらどうしようとか、そんなこと考えて」
唇を強く結んだ苦い顔付で、大賀くんは下を見ていた。
「そうしたら、桜花が犬と話す会話の中に、きょう、この川に来る事を話してたから」
「それで、ここへ?」
「うん」
大賀くんは頷き、真っすぐにわたしを見た。可哀そうなくらいに、罪悪感に苛まれた表情をしていた。
「そっか、そうなんだ。偶然かと思ってたから」
わたしは片付けを再開した。良い意味で、大賀くんの取りそうな行動だと、話しを聞き、納得していた。
「怒ってる?」
「怒ってなんかないよ。大変だっただろうな~と思ってるだけで。準備とか、偶然を装った芝居とか」
「ごめん、ホント、忘れて」
「拝まないで」
片付けを済ませ、リュックとテントと晋之介のリードを持ったわたしは、改めて大賀くんにお礼を言った。
「いいよ、そんな。なんか恥ずかしいし」
「そっか。それじゃあまたね」
帰ろうとした時、ふと忘れ物に気が付いた。
「そうだ大賀くん、電話でわたしのことを話した相手ってだれのこと?」
「ああ……」
明るさを取り戻した大賀くんの表情がふたたび暗く沈んだ。
「ど、したの。別に言いたくないのなら無理しないで。そんな、別に重要なことでもないし、ただ、誰だったのかなーって思っただけ。わたしのマンションを知ってる人は少ないから」
「由香里」
躊躇いを含みながら、大賀くんはつぶやいた。
「由香里、由香里だったんだ!」
由香里ならわたしのマンションを知っていても不思議はない。直接、教えた記憶はないが、共通の友人から住所を聞いたのだろう。
「由香里、元気になったかな?」
「元気なかったの」
「まあ、元気がない訳でもないか、うん。どうだろう」
由香里に交換条件を付きつけられたことは伏せておこうと思った。交換条件の内容が、互いに不利益でもあるからだ。
「て、いうか。桜花、知らないの?」
「なにを?」
「由香里が死んだこと」
「……」
「電車に飛び来み自殺したんだよ」
わたしの脳裏に、旅館のロビーで聞いたニュースの音声と、それを観ていた宿泊客が発した言葉たちが広がっていた。大賀くんが何か言っているが、内容が耳に入らない。一礼し立ち去るわたしの後ろ姿に叫ぶ大賀くんに振り返ることはせず、わたしは車へと急いだ。
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