第8話 三重③ ~メスガキ~
そう、このマンションに来て名前のない女と出会ったときから、チン之助は己のペニスをこすり続けていたのだ。性への執着、残してきたセフレ達への執着、何より、やれそうでやれない女を目の前にして煮えたぎったセックスへの執着が、チン之助の魂を突き動かしていた。
「う、嘘。摩擦熱で部屋中の温度がどんどん上がって……暑い! 幻覚が、維持できない!」
雪女の叫びと同時に、パァっと空間が光に満ちた。そこは、五重塔の三階、タマキの部屋だった。チン之助は素早くあたりを見渡す。その間もイチモツをしごくのをやめない。
部屋の灯は点滅をやめ、一階二階と同じように光っていた。おそらくあれが幻覚に陥らせるギミックのひとつなのだろう。
ここに足を踏み入れたときと同じように冷気を肌で感じた。しかし、一流のアスリートが真冬でもパフォーマンスが落ちないのと同じで、今やチン之助の身体も寒さに順応し、その体内を熱く燃え上がらせている。
「ひっ」
臨戦態勢のチン之助を見て可愛い声を出す者があった。
巨大ベッドの上のメスガキ雪女、タマキだ。ズリズリと下がれるだけ下がろうとするが、すぐに天蓋の柱にぶつかってしまう。
「あ、や、あの~、さっきのはちょっとした行き違いっていうか」
「そうか、ならばこれで行き違いはなくなったな。今からお前を抱く」
肩から蒸気を立ち登らせながらチン之助はゆっくりと近づいた。
「待った待った、おじさんはロリコンじゃないでしょ。こんな小さな女の子に発情するっていうの?」
「する」
「ほら、条例とかが……」
「この店の嬢は、全員が十八歳以上だ」
ギシ。チン之助は音を立ててベッドに乗った。
「そうなんだけど……その、アタシ今日はあんまり乗り気じゃないっていうか」
「俺はノリノリだ」
チン之助は手を伸ばすと、タマキのキャミソールを首元までまくり上げた。子供パンツと小ぶりな胸が露出する。
「ちょっとぉ、ひん!」
親指の腹が乳首を優しく触ると、タマキは声を出した。
くるくると円を描くように胸をなぞる。舌で耳を、反対側の手で太ももを、愛撫していく。力が抜けてベッドに倒れた彼女の小柄な体躯に、マッチョな成人男性がのしかかった。
「だ、だめ。そこ弱い、ひん、や。んん」
たっぷりと、時間をかけてメスガキの身体をまさぐる。ひと撫でごとに、ひと舐めごとに、まるで楽器のようにタマキは嬌声をあげた。
最初に乳首に触った以外、チン之助は意識して局部を避けた。
彼が手と口を離すと、両手をベッドに投げ出したタマキが潤んだ瞳で見上げる。ふとももをもじもじと重ね合わせている。
チン之助が両手で濡れそぼったパンツをつかむと、雪女はわずかに腰を浮かせた。タマキの陰部から愛液が糸を引いて伸び、部屋の寒さによって凍りついた。
「期待しているのか?」
「そ、そんなわけないでしょ。へたへたへたっぴ過ぎて身体冷えちゃったし」
上気した頬を冷ますように雪女は手で顔をあおいだ。彼女のぷっくらとした顔に優しく手を添えると、無理やりタマキの下腹部を見せた。
「何よ!」
「見てみろ」
そう言いながら自身の怒張したイチモツをタマキの下腹の上に乗せる。大きなエラの張ったペニスのグロテスクな見た目が、少女のすべすべの白い肌とコントラストになっている。
「ちょうどヘソのあたりまで届くな。これが今から、お前の中に入るんだ」
雪女の白い顔が一層青ざめる。
「そ、そんな大きいの無理」
チン之助はタマキの両脇に自分の手を入れると、軽々と持ち上げた。金髪のサラサラヘアが花のように広がる。彼女を持ったまま、自身はベッドの端に腰掛ける。タマキの膣口とチン之助のペニスはほんの五センチの距離だ。
「違うだろタマキ」
「え?」
「メスガキなら、言う事があるだろ」
男の意図を悟ったタマキは、目に涙をため頬を紅潮させ、震えた声で言った。
「ざ~こ、ざこざこ……ざこちん、ぽ。あん、あ、あ、あああ~~~~~~~」
チン之助の怒れるマラがメスガキを貫いた。
対面座位のまま、タマキの身体が弾むように上下する。
「だめ、や、やあ、深い、ん」
つかまる場所がないため、彼女はその両手をチン之助の首に回し、すがりつくように体を預けた。チン之助の耳を雪女の冷たい吐息がくすぐる。太いペニスを奥へ収めるたびに、少女の白い腹部はぼこりとわずかに膨れた。
「チン之助の、大人ちんぽが、ん、あたしの子ども子宮、に、なんども、キスしてる」
まともな人間ならまず言わなそうなセリフだが、タマキはまともでもなければ人間でもなかった。
チン之助も自らの射精が近いことを意識し、ピストンを早める。
「ん~~~~、ダメダメダメ、イクイク、チン之助、イク、アタシ、チン之助、アタシ、イッちゃう!!」
雪女は男に抱かれながら、何度もその小さい体を震わせた。同時にチン之助も彼女の一番奥で射精する。長い射精の間タマキは声を出さず、ただチン之助にしがみついていた。射精が終わると、涙を流しながらタマキが形の良い唇を開いた。
「あは。身体の中、熱い。チン之助のセーシで、火傷しちゃいそう」
三重の番人、雪女のタマキは脚や下腹部を小刻みに痙攣させながら、チン之助の唇に自らの唇を合わせた。
「……アタシ、わからされちゃった」
そう言うと彼女は気絶した。チン之助はそのサラサラの金髪を撫で、手触りを存分に堪能すると、自らのイチモツを引き抜いてベッドに寝かせた。タマキのアソコからドロリと精子があふれる。
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