第4話

「クソっ!?」

「なんて強さだ!?」

最初の威勢はどこへやら、お話にならんレベルだった。

「ここで負けられるか!善良な村の人達を殺した

お前を許すわけにはいかないんだ!」

善良?俺の森を汚い足で踏み荒らして木を切り倒すことを善良というのか?

とりあえず全身の骨を砕き、地面に叩きつけた後、

体を引き裂いてやった。

少しイラついていたのかもしれない。そのせいで森が更に汚れてしまった。我ながら馬鹿な行動をしたと思いながら掃除をすることにした。

この森は綺麗で豊かだ。そのせいで人間や他の奴らがハイエナのようにたかってきてしまう。もう少し奴らを遠ざけるいい方法はないものかと考えながら、疲れていたのか途中で地面に寝転がってしまった。とりあえず明日考えることにしよう。そして俺は目を閉じた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る