刺さっていたもの

@kaka04

第1話

いつもと変わらない道。


そこにそれは刺さっていた。


壁に頭が刺さっているのだ。


私はその頭を引き抜き、捻り切る。


ちぎっては食べ、ちぎっては食べ。


そして私は持っていた頭を再び壁に突き刺す。


食べ散らかした肉片が辺りに散乱していた。



「ああー今日も退屈だな」


私は再び歩みはじめた。

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