第3話

 



 夏休みは憂鬱だった。好きな人に会えなくなるから。

 でも、その夏休みが今度は待ち遠しくなった。好きな人とデートが出来るようになったから。



 告白した夜、付き合った夜ともいう。

 とにかく家に帰ってからのわたしは家族に驚かれるほど挙動不審で、弟に「何があったんだ?」と訝しげな顔で聞かれたり、母に「あらあら」と何かを悟られたり、あからさまに態度に出すぎていて自分でも引くくらい変な挙動をしてしまっていた。


 お風呂で鼻歌を歌ったのは初めてのことだし、二階へ上がる階段でスキップしたのも初めてだ。部屋に入ってベッドにダイブ、は初めてのことじゃないけれど、明日の登校が楽しみ過ぎてお風呂上がりなのにハイソックスを履き始めた時点でやっと自分が浮かれていることを自覚して冷静になった。


 そして、冷静になった頭で気付いてしまったのだ。

 そう、携帯電話。

 机の上に置いてある、充電中のわたしの携帯電話。

 アドレス帳の中に梶川くんが入っていないことを、わたしは気付いてしまった。



 連絡先を交換していなかったのだ。

 その時のわたしは夢から醒めたように素っ頓狂な顔をしていたと思う。入っているはずがないのに、携帯のアドレス帳を開いて梶川くんの名前がないことをわざわざ確認した。一気に奈落の底まで突き落とされたような気がして、携帯片手にへたり込み、あまつさえ涙すら浮かべた。


 そんな夜を経て、次の日。

 もちろんどきどきしていたし、そのどきどきも全てが良い意味ではなかった。


 夢だったらどうしよう。

 全部わたしの妄想で、本当は梶川くんとは何もなかったんじゃないか、って。


 朝ごはんは殆ど食べられなかった。お弁当を持っていくのも嫌になるくらい、食欲が湧かなかった。それでも、母は持って行きなさいとわたしにお弁当を渡した。



 教室までの道のりがやけに早く感じる。

 もう着いちゃったの、と絶望に満ちたわたしの顔はよっぽど悲惨だったのか、後ろから来ていたらしい美奈ちゃんがわたしの顔を見て「体調が悪いの?」と第一声で心配をしてくれた。

 わたしの悩みなんてこれっぽっちも知らない美奈ちゃんは容赦なく教室のドアを開ける。どうしよう、と思いながらも視線は自然と教室の中に向かった。


「……美奈ちゃん」

「なあに?」

「あのね、お昼休み、外で食べない?」

「良いよ。今日は天気も良いし、中庭のベンチとかどう?」

「うん」


 夢じゃなかった。わたしの妄想なんかじゃなかったよ。

 梶川くんはそこにいて、わたしに笑ってくれた。


 目が合った。それはもう、ばっちりと。

 それで、梶川くんは目を丸くして驚いて、だけど視線はそらさないで、ちょっと照れたようにはにかんで笑ってくれた。

 ただ笑いかけられただけなのに、心臓がはやくなる。

 うれしくて、すこし苦しくて。だけど、やっぱりうれしさの方が強いから、わたしも同じように梶川くんに笑顔を向けた。


 美奈ちゃんに話したいことがあるの。

 いっぱいあって、どれから話したら良いか自分でもわからないくらい。

 とられちゃ嫌だからなんてずるい考えで何も言わなかったわたしに、無理やり聞くこともしないでわたしから話し出すのを待ってくれていたから、一番に報告したい。


「なーに。いいことでもあった?」

「すごく良いこと、あったよ」

「なになに。どんなこと?」

「あとでいっぱい話すね」


 良いかなぁ。話しても。わたしと梶川くんのこと、美奈ちゃんに話しても良いかなぁ。


 そんな思いを込めて、梶川くんをそっと見る。梶川くんはまだわたしの方を見てくれていた。わたしが期待を込めて見つめると、片手で鼻から下を覆って恥ずかしそうにこっくりとひとつ頷いた。




 授業が終わる度、梶川くんをちらりと見る。目が合う時もあれば、全然合わない時もあった。目が合うと恥ずかしくて、合わないとがっかりする。目が合わなかった時は梶川くんをまたすぐに見てしまう。

 忙しないなあって自分に呆れるほど、何回も何回も振り返った。




 お昼休みは約束通り、中庭のベンチ。

 お弁当箱を膝に乗せて、美奈ちゃんとのランチタイムだ。

 本当にわたしは現金なもので、朝はすっかり失せていた食欲も今は元通り以上だった。


 そして、美奈ちゃんはやっぱり美奈ちゃんで、分かってはいたけれど、性格の良さに惚れ惚れする。秘密を打ち明けたわたしに美奈ちゃんは嬉しそうに笑った。

 話してくれてありがとう、うまくいってよかった。そんな言葉を聞くと同時に、胸に罪悪感が募る。

 梶川くんが好きだということを美奈ちゃんに言わなかった理由を正直に白状すると、美奈ちゃんはきょとんとして、真面目な顔で言った。


「真央、知ってる?恋愛って誰かとの競争に勝ち抜かないと成就しないものなんだよ。だから真央は正しいし、いわゆる戦略勝ちってわけね。すごいじゃん!」


 美奈ちゃんの方がすごい。心からそう思った。


「私だってさ、高坂と上手くいきたいから他の女子に負けないように差し入れとか応援とか頑張ってるんだし。高坂の好きなもの、こっそり本人にメールで聞いてたりするんだな、これが。ずるいでしょ?」

「美奈ちゃんのは正攻法って言うんじゃないかな……。高坂君に差し入れするんだから高坂くんに好きなものを聞くのはずるいことじゃないよ」

「ノンノン。違うんだなぁ。高坂を好きな女子達はね、抜けがけされないように高坂のアドレスとか番号とか聞いちゃいけないってルールを作ってるのよ。私はそれを知ってて、それでも高坂の一番になりたいから抜けがけしちゃってるってこと」


 美奈ちゃんがあんまりにも明るく言うから、それの何が悪いのって思ってしまった。

 親友だから贔屓してしまうのは当然で、思ったまま正直に美奈ちゃんは悪くないって言ってあげたい。


 だけど。


「卑怯だよ、私。確かにルールには同意してないけど、でも濁してるだけだから結局は同意してるも同然。他の女の子達は私もルールに従ってるって思ってるだろうし、私も誤解だって分かっててあえて否定してないんだから」


 美奈ちゃんが自分を卑怯だと言っているのに、わたしが否定するのは何か違う気がした。


「そんなことないよ」というのは簡単で、いま一番適切な言葉だって思うのに、どうしてもその一言が言えなくてわたしは俯く。お弁当箱の中身をじっと睨みつけて、よく考えて、絞り出すようにして出てきたのは気の利かない一言だけだった。


「卑怯でも、良いと思うの」


 美奈ちゃんがわたしを見る。


「だって頑張ってるんだもん。美奈ちゃん、誰よりも頑張ってるって、わたし思うから」


 いつだって一番は美奈ちゃんだ。

 誰よりも先に高坂君の背中を追いかけ始める。


「いつも一番に応援に行って、差し入れも一生懸命考えて、楽しい中を邪魔しないようにって話しかけるの我慢してるところ何回も見たことあるよ」


 例えば廊下、昇降口、どんなところにいても一番先に見つけ出す。

「あ、高坂」と呟く美奈ちゃんを何回見ただろう。けれど、その半分、ううん、半分以上かも知れない。美奈ちゃんが見つめるその先に、囲まれてる高坂くんがいる。美奈ちゃんはそっと息を吐いて、寂しそうに笑いながらその場で足を止める。囲まれていなかったら、高坂くんが一人だったら、微笑んで近づいて「なーにやってんの」と声を掛けるのに。


 同じじゃない。他の女の子達と同じなんかじゃない。

 高坂君のことを大切に思っているからこそ、美奈ちゃんは強引に割り込むことも押し付けがましいこともしない。差し入れだって捨てているところを何回も見たことがある。ちゃんとタイミングをはかっていて、きちんと高坂君を見てる。

 自分の気持ちだけじゃない。相手の気持ちも考えられる。


「み、美奈ちゃん!泣かないでっ……!」


 ぽろ、ぽろ、とビー玉のように、とても小さなビー玉のように、美奈ちゃんの目から涙の粒がこぼれ落ちた。

 最初の雫の跡を辿って、涙が下へと伝っていく。


 はじめてだった。

 美奈ちゃんが泣くところを、わたしが目の当たりにしたのは。


「まお……」


 唇を結んで美奈ちゃんが涙を堪える。けれど、堪えきれない感情が涙になってどんどん溢れ出していく。


「わたしが知ってるよ。美奈ちゃんは頑張り屋さんだって、わたしは知ってるから」


 絶対に叶う。根拠だってある。

 高坂君は美奈ちゃんだけ、特別に思ってる。

 絶対に。わたしが保証する。


 口に出しては言えない無責任な言葉だけれど、伝われと強く願った。


 言えたら良いのに。

 うまくいく!と美奈ちゃんにわたしが言ってあげられたら良いのに。


 悔しかった。親友を励ますことさえ出来ない自分が、情けなくて堪らなかった。梶川くんなら言えるだろうか。いつか、あの子に言ったみたいに。そんな勇気をわたしも持ちたい。


 親友を慰める勇気が、欲しくて仕方ない。






「あー。変なとこ見せちゃった。恥ずかし」


 一頻り泣いた美奈ちゃんは、顔を手のひらで仰ぎながらさっぱりした顔で笑った。


「正直いうとね、高坂とメールしてる時って嬉しさより後ろめたさの方が強くてさ。みんなルールに縛られて、その中でなんとかしようって頑張ってるのに私はこんなズルして、って」

「……うん」

「だからちょっといっぱいいっぱいになってたのかな。ありがとね、真央」


 何もできてない。なんにも、できてない。

 力になりたいと思う気持ちはとても強いのに、美奈ちゃんの邪魔をしたくない。美奈ちゃんが自分の力で頑張っているところに横槍を入れたくなかった。わたしはいっつも怖気づいてばかりで、結局なにもできない。



 お昼休みの後の授業はひどくつまらなかった。気分的なものもあるだろうけれど、どうしても美奈ちゃんのことが気になる。ただ、美奈ちゃんはさっきのことなんてすっかり忘れたようにいつも通りで授業を真面目に受けていて、そういうところもすごい、とわたしは尊敬するばかりだった。



 今日、最後の授業が始まる。ルーズリーフを用意して、言われたとおりに教科書を開く。


 ――ふと、視線を感じた。


 振り返ると、梶川くんと目が合う。


 梶川くんは困ったように苦笑いを浮かべていて、その理由がわからないわたしは授業中にも関わらず物凄く焦ってしまった。


 なにかした?わたし、なにかしちゃった?


 気づかないうちに梶川くんが困るようなことをしてしまったのかも知れない。そう思うだけで、集中力なんて飛んでいく。……最初から殆ど無かったけれど。


 最後の授業が終わるまでわたしはずっと動揺しっぱなしで、このままだと今日の授業のノートがまったく取れなかったという危機に陥ってしまうことに気付いて、先生が出て行った後、猛スピードで黒板を写した。それでも半分くらいしか埋まらなくて、美奈ちゃんにお願いしようとだめだめな事を考える。

 机に項垂れて顔を伏せていると、軽く肩を叩かれた。美奈ちゃんだ。


「ぜんぜんノート取れなかった、美奈ちゃ……」

「ごめん、邪魔しちゃった?」

「か、かか、」

「ノート?あ、俺の貸そうか?」

「梶川くん……」


 かおが、ばくはつしそう。


 美奈ちゃんじゃなかった!梶川くんだった!



 絶賛テンパり中なわたしに梶川くんは不思議そうな顔をする。小首を傾げる仕草が可愛くて、このひとわたしのかれしなんです!と誰かに自慢したくなって、そんなことを考えた自分にまた恥ずかしくなった。


「う、ううん。大丈夫。ノートは美奈ちゃんにお願いするから……」

「そっか。必要だったら遠慮なく言って。俺、結構字、汚いけど」

「そう、なんだ。意外かも」


 絶対うそだよ!

 梶川くん、字すごい綺麗だもん!日誌読んだことあるし!


「あのさ」

「はい!」

「えー……と、かえり、なんだけど」

「う、うん」

「良かったら一緒に帰らない、かなと」

「え?」


 帰りって、帰り?帰り道?帰り道だよね?

 ああ、だめだ。どきどきして、ぜったい変な顔になってる。


「あ、用事ある?いや、それなら、良いんだけど、っていうか、急にごめん。いきなり過ぎだよね」

「そんなことない……!」

「いやでも、なにか用事あるなら、また今度で」

「ううん!ない!ない、から。一緒に、帰りたい」


 恥ずかしい。恥ずかしくて穴に埋まりたい。

 教室に穴はないから机の下に潜り込みたい。変に思われるからしないけど、そんなことはしないけど、潜り込みたい……。


「うん、俺も一緒に帰りたい。……じゃあ、今日は一緒に帰ろう」

「今日は……っ?」

「えっ、あ、ちがっ、きょ、今日から!今日から、ずっと!」

「でも、梶川くん……明後日から、その、夏休みだよ」

「あ、そうか……」


 何なんだろう。私たちなんなんだろう。

 教室の片隅で、ふたりでなにをしてるんだろう。


 ちょっと冷静になろう。落ち着こう。――って落ち着けないよ!梶川くんが目の前にいるのに冷静になんかなれないよ!


「じゃあ、またあとで」


 梶川くんはそう言って、席に戻ってしまった。

 隠れた右手はたぶん、照れた顔を隠す為に使ってる。朝のときみたいに鼻から下を覆い隠してる。

 わたしも人のことは言えない。両手で口元を隠して、にやけてしまいそうになるのを一生懸命こらえてる。



 ゆっくりと息を吐いて、やっとわたしは我に返った。


 美奈ちゃんが大変な時に、わたしは大馬鹿だ。はっとして美奈ちゃんを見ると、美奈ちゃんは自分のことのように嬉しそうにっこり笑ってわたしにピースサインをした。


 瞬間、泣きそうになる。


 ――ねぇ、高坂君。

 美奈ちゃんはすごく良い子だよ。

 ぜったいに高坂君を幸せにしてくれる女の子だよ。



 胸に走る痛みは、失恋とはまた違うけれど似たような切ない気持ちだった。






「坂上さんは素直だよね」


 帰り道、梶川くんが言った。


 いつもより遅い足取りで帰路につく。ゆっくりゆっくり歩きながら、となりにいる梶川くんを意識していた。


「素直、かなぁ」


 そうは思えない。けっこうひねくれている部分もあると自分では思うのだけれど。


「俺、気が利かないっていうか、気がつかないっていうか、そういう所あるから……なにか俺にいやな所があったんじゃないかなって思ってるんだけど、もし良かったら教えて欲しい」

「……え!?」

「坂上さん、学校出てから落ち込んだ顔してるから、気になって」


 梶川くんは申し訳なさそうに、しゅんとした顔でわたしを見つめる。


 ――これは、いけない。

 違う、梶川くんのせいじゃない。というか、わたし落ち込んだ顔してたんだ!?


 悩んでいることはある。美奈ちゃんのことだ。でも、梶川くんとの帰り道に緊張していた部分もある。

 それが合わさってそう見えたなら、申し訳無さ過ぎる。


「違うの!梶川くんがなにかしたとか、そういうわけじゃなくて。ちょっと悩んでることが他にあって、梶川くんと帰るのに緊張してるのもあるんだけど、でも、落ち込んでるわけじゃなくて」

「……よかった」


 あたふたと弁解するわたしに、梶川くんがふっと笑う。

 安心したような笑顔がやさしくて、穏やかで、なんとも言えない気持ちになって、わたしはまた泣きそうになった。


「梶川くんのせいじゃないの……」


 こみ上げてくる。

 美奈ちゃんのこと、なにもできない自分のこと。


 悔しさばかりがこみ上げて、どうしようもなく胸が痛い。


「わ、まって、坂上さん待って、」


 どうしよう。

 美奈ちゃんみたいに綺麗な顔はしてないから、きっとわたし、すごい不細工だ。


 はらはらと泣いた美奈ちゃんは、それはそれは綺麗な涙を流していたけれど、わたしが泣くと弟はいつも「更にひどい顔になってやがる」と指差して笑っていたくらいだ。相当にひどい顔だと思う。


「ハンカチ!じゃなくて、ティッシュの方が良い?ええと、ハンドタオルもある、けど、これは手を拭いたからだめで、ああ、目擦っちゃだめ!腫れるから!」


 やさしい。梶川くんが、すごくやさしい。

 そんなにやさしくされたらもっと止まらなくなってしまう。


「かじかわくん、ひ、卑怯なこと、聞いても、いい?」

「良いよ、良いから、ハンカチ使って」

「こう、こうさかくんって、好きな人、いる?」

「……」


 梶川君は目を見開いて、困ったように眉尻を下げた。それから、暫く視線を泳がせて、酷なことを告げるかのように深刻な顔で呟いた。


「今日、実はその話をしようと思ってたんだ。……坂上さんと付き合うことになったって話を高坂にしたら、その、篠塚さんと……坂上さんと俺と高坂で、どっか行けたりしないかって。高坂、篠塚さんのことがずっと前から好きで、だから、」



 ――美奈ちゃん。


 かみさま、いたよ。

 恋愛成就の神様が、美奈ちゃんを見ててくれた。



「ちゃんと、かなったよ……!」





 唐突だが、美奈ちゃんは綺麗だ。

 見た目も勿論だけれど、心がすごく綺麗だ。


 沢山の陰口を言われても、大丈夫だって笑って見せる。辛い苦しいってただ嘆き悲しむ悲劇のヒロインには決してならなくて、陰口を真っ直ぐ受け止めて時には言った本人と直接話をしにいったりする。男子のからかいの受け流し方も上手で、真剣な告白には真剣に向き合う強さも持ってる。


 たまに折れたりしてしまわないかって心配になるほど美奈ちゃんは逞しくて美しい。だから、美奈ちゃんが泣いたとき、わたしは動揺したけれど、その反面嬉しかった。美奈ちゃんの弱さはただ卑屈になるのとは訳がちがって、ひたすらに一生懸命でその一生懸命さが美奈ちゃんの心を美しく見せるんだとわたしはやっと理解した。


 弱さを強さに変えられる。だからこそ、完璧なんだと。




 しあわせが、またひとつ。

 もう少し、もう少しだけ、開花するのを待ってて。

 夏休みに入ったら、きっと咲く、恋の花。


 ――今日は連絡先を聞いて、わたしも一歩前に進むから。

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