一週間の成果
灯火のダンジョンに潜り始めてから一週間経った。
この一週間は、ひたすらに双鬼炎を相手にレベルを上げ続け、同時に灰と魔石を回収する日々を過ごしたのだ。
途中、灰を売りに行ったりしてレベルを上げられなかった日もあったけど、そのおかげもあって……
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天宮楓
レベル2003
HP:20050/20050 MP:11035/11035
攻撃力:2075(+52)
防御力:2025(+12)
俊 敏:7010(+4992)
器 用:2180(+152)
精神力:6810(+4807)
幸 運:50
BP:0
SP:20
スキル:【魔法矢Lv.20】【弓術Lv.20】【鷹の目Lv.10】【アイテムボックスLv.20】【捕捉Lv.10】【鑑定Lv.10】【MP増加Lv.20】【MP回復速度上昇Lv.20】【短剣術Lv.10】【索敵Lv.10】【隠密Lv.10】【状態異常耐性Lv.20】【予測Lv.20】【回避Lv.20】
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2000レベルを超えることができた。
ステータスも、俊敏と精神力のステータスが5000を超えたし、スキルの方も新しいスキルが増えたりはしてないけど、今までに覚えたスキルのスキルレベルを上げられてる。
スキルレベルを上げたスキルは【アイテムボックス】、【鑑定】、【MP増加】、【MP回復速度上昇】、【状態異常耐性】、【予測】、【回避】の七つ。
内訳としては【鑑定】をスキルレベル5から10に。【アイテムボックス】を7から一気に20にして、その他のスキルも10から20にした。
【鑑定】は前回みたいな安全マージンを過信して失敗しないように上げて、【アイテムボックス】は双鬼炎を倒してると灰がめちゃくちゃ貯まったから、入りきらなくなる前に上げていった結果だ。
他のスキルの【MP増加】と【MP回復速度上昇】はいつも通りボス周回の回数を増やすために。
【状態異常耐性】は回避に失敗してしまった時にやけどを出来る限りの軽症にするため。【予測】と【回避】は、単純に回避性能を上げるために取った。
これで安定して双鬼炎を倒せるようにもなったし、かなり強くなっているはずだ。
「それじゃあ今日はボス部屋に向かってみますかね」
最悪、ボス相手でも逃げるぐらいはできるようになっただろう。
これから家からダンジョンに向かって、十一階層から、二十階層を目指しても時間的にも余裕はある。
ただ、ボスはボスで厄介だから、しっかりと積み上げたこの一週間。さらにボスについての情報やらを駆使して戦う必要がある。
……もう、双鬼炎の時のように良いようにされるなんて事は絶対にない。
「それじゃあ行きますか!」
家からダンジョン。そして、ダンジョンに入ってから十一階層の中継地点に転移して二十階層を目指す。
途中、出てくる鬼火の数がかなり増えていたけどそこは2000レベル超えのステータス。
特に苦戦することなく、【魔法矢】を使い、問題なく突破できた。
そして……
「着いた……」
二十階層のボス部屋の前にたどり着いた。
二十階層は、Cランクダンジョンだけど、特にこれと言って変わったような所はなく、今までと同じようなボス部屋の扉がある。
さて……レベルも上がったし、スキルもスキルレベルが強くなって全体的に強くなった。準備は整ってると言える。
「よし!行くぞ!」
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