例えば、絵で考えてみようか。 前回のつづき

 質問じゃないけど、いい感想が来たのでピックアップするよ!

 感想は、前回の異世界についての話題について。


 じゃあ、コピペね。もちろん許可ありだよ。




【引用OK】です!


 今は落ち着いてきていますが、一時期なろうの異世界ファンタジーでは「ナ―ロッパ」でないと読まれないなんて言われてた時期もありましたね。


 統一された時代設定や「追放もの」などのテンプレ。

 それはそれで分かりやすくていいのですが、どこかで差を出さないとみんな同じようなお話になってしまったり……

 でも、読者は分かりやすい時代設定を望んでいたり……


 そのラインが難しい……


 でも、厳選した「その差」が、自分の書くお話の売りになるのかもしれないですね。

 いずれ、本格的な異世界ファンタジーを書こうと思っていますので、このお話はとてもためになりました。

 ありがとうございます。



 以前も書いたけど、テンプレ。昨日「ブルーピリオド」の12巻読んだからその影響下で考えよう。ブルーピリオドは、美大生のお話ね。


 まず、絵画って、国や時代によって好まれる書き方があるのね。それから画材によっても手法が違うよね。写実派、抽象画、印象派、油絵、水彩画、イラストなどなど。


 それぞれ、基礎となる書き方の手法があるわけ。それにブームも。要はジャンル。テンプレもジャンルになるよね。


 その中でも上手い下手、売れる売れない、良い悪い、個性的とかが出てくるわけ。基本を押さえたうえでそれを超えていく、そういうのが基礎訓練とかセンスになるのよ。テンプレって、要は基礎なのよね。



 そんな中、新しい手法はたいてい画壇から批判されるの。歴史が証明してるよね。生前売れない有名画家いっぱいいるし。


 印象派なんか、「ぼやっとして印象しか残らない絵だ」という悪口から生まれた言葉だしさ。新しい手法は、老害や権益団体や、自称よく分かっている人達から否定されるの。漫画が低俗悪書って言われていた時代もあるしね。

 新しいものが受け入れられるのは、本当に難しいのよ。



 で、簡単にテンプレっていうけど、次々に新しいのが作られてきたのよ。おれつえ、ハーレム、追放、スローライフ……。それはね、誰かが頑張って生み出したものを、何人もの書き手がブラッシュアップして、何人めかの天才か人気作家がヒットさせたからみんな使うようになったの。アイデア最初にひらめいた人の作品が売れるとは限らないのよね。


 新しい設定、新しい手法は、受け入れられるまで時間がかかることが多いの。だから、一見失敗したように見えるの。PV伸びないし。


 でも、それを面白いと思って受け継ぐ人が出てきて、また誰かが受け継いで。そうやって表に出ることもあるの。


 もちろん最初から大成功することもあるけど……。



 新しくてよいものは、すぐにテンプレ化するのです。

 テンプレ嫌だ! オリジナルを! と思っても、頑張って生み出しても、評価されないかテンプレになる。それがネット小説の世界!


 別にネット小説じゃなくてもあるよね。出版業界。いや、全てのカテゴリーで!


 テンプレはね、誰かが絞り出した新しい手法だったのよ。

 考えだした人は報われなかったかもしれない。


 新しい事をするというのはそういう事です。


 頑張って下さい。


   みちのあかりでした



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