第4話
浅草に到着した8人のスターは爆破予告の現場となっている東京メトロ銀座線の浅草駅に向かった。浅草駅には、警察や機動隊が100人以上いた。
警察官の1人が桜田に敬礼し、
「お疲れ様です!あちらです!」
案内をした。
他の警察官も桜田に敬礼した。
案内された場所は駅のホームで、客は避難したからか1人もいなかった。
「では、今から二手になって爆弾を回収してもらう!石原、三船、坂本は線路を!他の者は、ホームを中心に探してほしい!」
桜田の合図で、二手に分かれ、爆弾を探す事になった。
赤星、島、月島は線路の上を歩きながら懐中電灯を照らして探した。
ところが探して5分後、島が急に座り込んだ。
「三船!」
「三船さん!」
赤星と月島が駆け寄ると
「申し訳ない…」
島は元気なさそうに言うと
「安全なところで少し休みましょう」
「そうだな。歩けるか?」
赤星からそう聞かれると島は頷いた。
赤星と月島に支えられ、島は歩いたが突然ある事がフラッシュバックした。それは、元上司に暗い部屋に連れて行かれ閉じ込められていた事だった。
その瞬間、島は倒れ込んだ。島の異変に気づいた赤星と月島は
「俺、三船を連れて戻るだから坂本は残って爆弾探してくれ!」
「そんな僕も行きます!」
「皆抜けたら誰が探すんだよ!考えろ!」
赤星と月島が言い争いをしている中、赤星のスマートフォンが鳴った。
相手は桜田だった。
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