第2話 徹夜と翌日の地獄

結論、まきゅとぶふぅは徹夜をしてはいけない身体をしています。

徹夜は、してしまう過去が、何度かあったのですが、翌日の脳みそは死んでます。まず平衡感覚が壊れてます。ひたすら眠いです。思考が死んでます。そして起きてるといったパルスがぶふぅにも届いてます。お薬を飲まないと薬剤師が雇った総会屋にフルボッコにされるので、必死で薬を飲んでいます。そんな訳で2匹には徹夜の後は地獄なのです。

でも、この夏も私は徹夜をしてしまいました。理由は、もし薬を飲んだら、朝の犬達の散歩時間に起きれないくらい、私はお喋りキツネやオサキに捕まってしまっていたからです。翌日のズタボロは怖かったのですが、可愛いまーさ君達がお散歩を楽しみに待ってて、だから我慢していました。お喋りキツネやオサキは愉しげに牙を磨いていました。

でも姉は犬達の世話が終われば薬を飲んで休みなさいと私と同感だったのですが、妹は真逆に私から薬を取りあげました。眠り姫になっちゃうだろと、変態な言い訳で私はお薬を飲まないで、その日をすごしました。

まーさ君が水を一滴も飲んでくれません。心の中で死んじゃうと悲鳴をあげてました。多分、私と徹夜したので、平衡感覚が狂ったのでしょう。私は浅はかな私のスケジュール管理を深く後悔しました。仕方がないので、犬達の世話が終わり布団で待機してました。この日のまーさ君は無茶苦茶私を呼びました。でもお水は飲んでくれません。

私は悲しくて怖くて、呼ばれる度に只今と叫んでダッシュしてました。お水を飲まないぶふぅ。焦るまきゅ。何時間もが荒れたパルスで過ぎました。ごめん。ごめん。と私は泣いていました。すると誰かが、コットンに水を含ませて唇を吹いてあげればいいと教えてくれたので、そっか文鳥もそうしたなと一生懸命やる気になりました。コットンは沢山水を含みました。そしてまーさ君がコットンから水を受けとりました。感激した私は、わぁわぁ泣いていました。その後、峠を超えたまーさ君は沢山水を飲んでくれました。23時のアラームだけは気をつけねばと泣きじゃくる私でした。




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