ぶふぅとまきゅ

宝希☆/無空★むあき☆なお/みさと★なり

第1話 残飯ドッグ

⚪ぶふぅ(まーさ君)とまきゅ

それは神様が与えてくれた奇跡と運命の出会いです。ぶふぅとまきゅ。2匹は病気治療の為の同衾からonlyUの愛情を育んでゆきます。さよなら、ちゅんさま、さよなら、あさき君。ぽんぽんなめなめという入刀を行った2匹は幸せになります。

ところが、2匹とも病犬だったのです。

白内障で全盲で鼻が少し悪いぶふぅは足に痔瘻とおぼしき未知の足腫れを終えて、ハクビシン退治の熱線をうけ、眼圧の異常に至ります。まきゅは統合失調症と浸潤癌ほか沢山で苦しんでいるのでした。


⚪らたのぷろすと

それは足の指のまたくらい臭い目薬だと想われてました。ぶふぅとまきゅはにっこりです。「かわうらしいですね。ぶふぅ」とまきゅがぶふぅを抱きしめ、ぶふぅが「嫌です。離してください。チワワは人間とは違うのです」と何時ものやりとりを行うのです。

ところでらたのぷろすとの使用目的なのですが、化膿してた目の眼圧を下げる為でありました。ぶふぅは眼球摘出も厭わない緑内障になりかけてたのです。しかし万能薬らたのぷろすとには弱点がありました。それは投薬を続けると小眼という目が半分くらい小さくなる副作用でした。ドクターはしれっとした顔でうそぶきましたが、まきゅが抱くぶふぅは悲しそうな顔をしていました。まきゅが誇らしげにしていたプリチカルヒッツではなくなってしまったからです。セクシーなボディは幼児体型に、プリチカルなお顔は右目蓋を縫合。左目の白内障におかされた真珠が険しくうつりました。


⚪鎮痛剤

まきゅは体位をぶふぅにあわせていたので頭の良い人に注意されても止めなかったので、整形外科に行くことになりました。まきゅは鎮痛剤を処方され朝御飯の後にそれを飲みました。それが悲劇へとつながるのです。目が冴えていたぶふぅは眠り込んだまきゅをほって、全盲で散歩。結果、台所の部屋に侵入して、残飯を食べてました。白菜を食べてましたが、まきゅの目の前でぶふぅは冷感ハップをチューイングガムの様にくちゃくちゃしてました。急いで取り出して捨てました。

こうしてぶふぅは残飯ドッグなので探検が出来ない様に、今は亡きあーさ君との愛の巣に戻りました。2匹ともPTSDになりましたが。


⚪かたりん

昔に戻りますが、あーさ君のまーさ君だった頃、2匹は二つ巴で仲よしでした。代謝が良すぎてひもじいあーさ君はまーさ君の目くそ耳くそを舐めて食べてました。だから、真偉だけがかたりんという白内障予防目薬を点眼されても、完全な白内障になって全盲になってしまったのです。


⚪液体軟膏と軟体軟膏

らたのぷろすとを止めて2週間経過観察をした、ドーベルマン専科の角膜炎の軟膏を二種類処方されたぶふぅ。はじめての軟膏にまきゅは悲鳴をあげてました。医師は上手い。私は出来るのか?とても怖かったのですが、目に入れやすい形状で、オロナインより柔らかかったので簡単に出来ました。めでたしめでたし。軟膏が多すぎても気にしない気にしない。


⚪こうえんざい

今、ぶふぅは軟膏のおかげで綺麗に見える様になったので、普通の角膜炎です。空気感染を防ぐ為に、目蓋を縫合してもらいました。まーさ君の両目は飾りと医師はいいましたが、流石の私も悲しくなりました。でも目やにや目くそしかない今のこうえんざい投与結果に、未来はあるかもと、喜んでいるのが今日です。また目くそが綺麗に落ちます様に。




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