第4話 キャラクター 天使正義

天使正義あまつかせいぎ 12歳

身長:142㎝

誕生日:3月3日

趣味:特になし

好きなもの:思い浮かばない

嫌いなもの:親

秘密:握力と体重がクラスの女子よりも低くてショックを受けた事がある


たいした夢もなくて、親にも期待されてなくて、それゆえ自分にも自信がなく頼まれごとは断れない。人脈は浅いから失踪したぐらいじゃ気にも留めてくれない、数年も経てば忘れられるような中学入学を間近に控えた12歳の男の子。そんな嘘みたいな条件に合致してしまった不幸な自称ごく普通の少年。マオ・アスモデウスの影武者としてダイニチが呼び出した。明るい性格の割に友達がいないのは人間嫌いだから(幼少期から続く親との不仲が人間不信につながった)。ダイニチの事は信頼しているが学校では一波乱ありそう。


本人は自覚していないが年頃の男の子にしてはかなり童顔で低身長も相まってかなり可愛い風貌をしている。その証拠に低学年の頃誘拐されて5日間オジサンの着せ替え人形をしてあげていた、帰される時にもらった多額のお小遣い(報酬金とも言う)は学校をサボってどこかに出かけるのに使い果たした、親は気にも留めていない様子。そんな童顔男の子を前にしたダイニチ曰く、「成長を見越してブカブカな制服でもいいと考えたが仮にもアスモデウス家として入学してもらった正義くんに対してそれはないと考え直した」。


小学生にしてはやけに語彙が達者。碌に学校にも行かず親とも話さない、何処からか身につけた知識や価値観を自分の中だけで育てた結果。可憐な容姿とミスマッチで同年代からしたらこれまた怖く見える。それでもファーストキスは意識したし美味しいものを美味しいと言えるだけの感性が備わっているからまだ可愛い方、悪魔と一緒にいた方がよっぽど幸せに生きる事が出来るのである。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る