「人物紹介&用語集」その4

 ※第九部・第十部について纏めました。


 ◆人物紹介


 ヤルン:18歳

 望まない形で有名になりつつあり、戸惑う毎日。

 ずっと課題だった「魔力多過ぎ問題」は、とりあえず水晶を大量に買い込むことでやりくりすることに。


 現在は、近付いたり触れたりした相手の魔力を感じ取り過ぎる体質を、どう改善するかが悩み。



 ココ:18歳

 お城での仕事や訓練が楽しく、充実した日々を送る。

 その日常を守るためにも、ヤルンを他の誰かに取られてしまわないようにと、変なアドバイスや色々な本を読んではかたよった知識を吸収している。

 高いところが苦手、という弱点を克服するため奮闘中。



 キーマ:18歳

 魔導師の家系の出身であること、王立魔術学院に弟妹がいることが判り、ヤルンの力でとうとう自身も魔導士になった。

 しかし、このことはヤルン・ココ・オルティリト以外には秘密。


 ヤルンが与えた仔猫のテトラ先生の指導の下、毎晩挑戦するも、いつも寝かけては顔じゅうを引っかき傷だらけにされている。



 オルティリト:?歳

 いつまでも自分の価値が分かっていない弟子に、魔術ばかり教え過ぎて教育方針を間違えたかと頭を悩ませている。しかし、やめるつもりは一切ない。

 スネリウェルとは師弟関係だったが逃げられた過去がある。



 □第九部の登場人物


 ルーシュ:300歳以上

 空の城に住む吸血鬼の一族の次期当主。

 城にかけられた術のメンテナンスを、作成者であるオルティリトを探し出して依頼した。



 イリス:5歳&フォルト:22歳

 イリスはルーシュの妹で天真爛漫らんまんな女の子。

 フォルトはイリスの世話係。主人に振り回される苦労性の青年。


 ※ルーシュ・イリス・フォルトは拙作「吸血鬼な幼女様と下僕な俺」の登場人物です。

 詳しくはそちらの登場人物紹介をご覧ください。



 □第十部の登場人物


 ダール:10歳

 キーマの弟で王立魔術学院の3年生。石の色は濃い緑。

 兄と比べて真面目な性格。1年生のクラスに妹のタドカがいる。



 ドゥガル:40代半ば

 王立魔術学院長。魔術学会の会長も兼任している。

 ヤルンとココの噂を聞き、二人に手紙を送っていた。



 ファニィ&ラニエ:10歳

 王立魔術学院の3年生。

 ファニィはBクラスの明るい女の子。ヤルンのファン?

 ラニエはAクラスの男子。癇癪かんしゃくを起しては周りを困らせている。



 テトラ:0歳

 ヤルンが魔術で作り出した、青い瞳を持つ灰色の仔猫。

 毎夜、エサに魔力を貰いつつ、キーマに魔術を教える先生。

 結構スパルタで、生徒が寝ようとすると猫パンチを繰り出す。



 スネリウェル:30代?

 西の魔術学院長を務める、妖しい雰囲気の女性。

 ヤルンを自分の弟子にしようとするも失敗した。

 オルティリトとはかつて師弟関係だったが、現在はたもとを分かっている。

 魔術歌の使い手で、有名な歌い手としての顔も持つ。



 ◆用語集


「魔術陣」

 文字と記号や絵などで構成された、城などに設置するかなめ

 物を空に浮かべたり、結界を張ったりする効果があるため、これを守るのが代々の城主の大事な仕事。

 現在は知る者がほとんどなく、失われた技術となっている。



「魔術印」

 魔術陣に使われていた技術の一部が残ったもの。

 体や魔導具に文字や記号を記すことで、様々な効果を生み出す。

 身に直接刻み込まなくても、描くだけで効果があるものも。

 ヤルンとココが腕に着けているのは、互いを強く縛り付ける茨を模した刻印。



「魔術歌」

 古代語を用いて歌う特殊な歌で、聞く人の精神に様々な影響を及ぼす。

 扱いや習得が難しいため、使い手は非常に少ない。



「王立魔術学院」

 王都にある、魔術を教えるための学校。

 生徒は兵士以外にも騎士や宮廷魔導師、貴族に仕える魔導師になる場合も。



 ※入れて欲しい用語などがありましたら、コメント頂けると嬉しいです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る