詩という言葉

僕は、そういう奴だよ。

　夜は、二十二時に寝て、朝は六時に起きる。

　それが、いちばん調子いい。

　僕は、そういう奴だ。

　学生がうらやましいけど、早く八十歳になりたい。

　縁側で、お茶を飲むのが理想。

　僕は、そういう奴だ。

　その当たり前は、あなたのものであり、

　僕のは、別にあったりするんだよ。

　僕はピアノが得意なんだって。

　運動は苦手なんだってば。

　飽きっぽいくせに、記憶力は良い。

　そんな奴だよ。

　美味しいものが好きだから、毎日好きなものがいいな。

　今日も、明日も、ハンバーグ。

　僕は、そういう奴だ。

　合わせるってのができなくて、一人も悪くないぜって。

　独り言で、のどが枯れてる。

　僕は、そういう奴だ。

　あなたの考えが存在するのなら、

　僕のもある気がするんだけどなぁ。

　難しくないよって、他人事だもんね。

　簡単だねって、他人事だよ。

　仕方ないよね、他人なんだもん。

　だからね。

　僕は書くのが得意なんだって。

　口にするのは苦手なんだってば。

　笑い上戸は、泣き虫、弱虫。何の話？

　そんな奴だよ。

　覚えておいて、そういう奴だよ。