第2話 HRの後に急展開!?
そして、チャイムが鳴って先生も入ってきた。HRが始まった。でもそこには、とても暗い雰囲気になってしまっていた。そんな雰囲気を無視して先生が口を開いた。「えー-。今日は特別にいうことはないよな~。うそうそ、忘れてたわ~。きょうー下校いつもより早いぞー。理由として、これからの学校行事だー。それではHR終了にするー」
とか、いつも通り適当な感じでHRが終了した。
1時間目が始まる前の少しの時間。そこでは舞が、何かとても焦っていた。それに、少し泣きそうになっている。また馬鹿な俺は聞いてしまった。
「どうしたの~?」
多分これも舞に対するいじめだ。それに、舞を笑うような視線だった。でも、それが一瞬で視線がこっちに向いた。さすがに、怖くなりトイレに逃げようと走り出した。でも、後ろから足音が聞こえた。それに、走っていた。僕は、クラスで1番といっても過言ではないぐらい足が速い。だから、とりあえず逃げれられた。でも一回後ろを見た。そしてほっとした。そこには舞が走っていた。
「まってかなで。止まってよ」
「ごめん、追いかけられるから」
「いいから来て」
そんなことを言われて、強引に腕を引っ張られた。
「おい、舞。ここ、じょ、女子トイレだけど」
さすがに、僕も女子トイレは初めてだ。そして、個室に入れられて、ドアの鍵を閉めた。それにドア側に立たれて、出れなくなてしまった。3また、入口のドアが開いた音がした。そして、知らない女子2人の会話。そんな時、舞が僕の唇を、人差し指でおさえきた。そして小声で、
「話したら、ばれるね(笑)少し待ってね」
ずっと抑えられて、緊張で心臓が壊れてしまいそうなくらいの脈。そして、2人はトイレから出て行って、やっと話してくれた。
「ごめんね突然。ちょっとやってみたかった(笑)」
「これって、二人だけの秘密だよね。やばい僕初めてこんなにドキドキした!」
「やっぱり、かなでかわいい!そういうとことか、いやーもう惚れたら責任とってね(笑)」
本当に僕はドキドキしていた。だってこんな経験初めてだから。少しうれしかった。少し照れて後ろを向いた僕、そしたら、後ろから何かぬくもり感じ、そのあと、耳に初めての感覚があった。あたたかく、柔らかい。そして何より緊張する。でも、嬉しい。
そして振り向く。頭を胸元に寄せられ、視界を奪われた。そしたら顔に柔らかいもが当たった。赤面する僕。少し、理性が飛びそうになった。でも一瞬で我に返っることができた。
「おい、まい。さすがにまずいだろ」
「えっ?男の子ってこういうことされるの嬉しくないの?」
「そんな情報どこで手に入れた~」
「いや。奏の家で見つけた本に書いてあった。なんか奏トイレ行ったからその隙に読みました!とてもエチエチでしたね~」
「え、あの、そのー、それはー」
「やっぱり奏ったらエッチ(笑)」
「はっ。うれせぇ。男なんてみんなこんなもんだし。」
なんて言っていても、あの本が見つけたのに少し驚いている。あの本っていまどこに隠してるんだっけか。そんなことを考えていたら。
「あの本に書かれてることしてあげる?」
あの本には確か・・・・・・
「はっ??それはダメだって」
「顔赤くして~。実際はうれしいくせに~」
「それはまた今度雰囲気とかもあるしさ。ね?」
「はい?次はないよ?何考えてんの~。やっぱり奏エッチ(笑)」
そして、1時間目開始のチャイムが鳴った。さすがにばれるとまずいと思った2人。最初に舞が出て、トイレを確認。誰もいなかった。
「いいよ。誰もいないから早くいこ」
「よし、おなか痛かったってことで」
という会話をしながら、教室に向かった・・・・・・
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