登場人物紹介

 ◇第二部までをまとめました。

  話の核心に触れていますのでお気を付けください。

 (一部の人物の年齢は第一部→第二部を表しています)


 □メイン


 ミモル:10歳→11歳

 両親を知らず、同じ境遇きょうぐうのダリアと共に聖女ルアナに育てられた少女。

 黒い髪と青い瞳を持つ。

 天と繋つながる「儀式ぎしき」に成功し、天使エルネアと契約する。


 現在はエルネアと二人で故郷こきょうの森に住む。

 心にはもう一人の精神・リーセンが宿っている。



 エルネア:?歳

 ミモルによって召喚された天使。金髪の美しい女性。

 共にダリアを救うために旅に出て主人を守り、導みちびいた。

 今回の旅では傷を負って一度は消えかけてしまったが、ミモルの力で元の姿に戻ることが出来た。



 リーセン:?歳

 ミモルの心に住むもう一つの精神。

 常に内側から彼女を助けている。


 その正体は女神サレアルナが辛い出来事に苦しむうちに生み出した存在。

 サレアルナに追い出された後は様々な人間の中を転々としてきた。

 自分を大事だと言ってくれるミモルに魂を固定し、運命を共にする決意をする。



 □第一部


 ダリア:10歳→11歳

 ミモルと共にルアナに育てられた女の子。

 儀式ぎしきで悪魔を喚よんでしまい、その手に落ちた。

 助けられた後も記憶を失ってしまったため、ネイスによって聖域へと保護されることになった。



 ルアナ:?歳

 森に住み、周囲の人々から「聖女」と呼ばれる女性。

 ミモルとダリアの養母。最後には自らを犠牲ぎせいにして子ども達を守った。



 ネディエ:10歳→11歳

 ミモル達が占いの街で出会った少女。ヴィーラの主人。

 母親の一件を巡って叔母おば・ルシアとの関係に苦しんでいた。

 解決後は二人で協力しあって塔や街を治めつつ、次代の領主になるべく勉強中。



 ヴィーラ:?歳

 ネディエによって召喚された天使。

 元は青い髪と瞳だったが、とある事情により一部が変質している。

 エルネアとは旧知の間柄。



 ルシア:30代

 占いの街「ハエルア」の現・領主。

 姉を失った悲しみで職務を放棄ほうきしてしまっていた。

 立ち直ってからは、ネディエやヴィーラの手助けを得ながら街を治めるように。



 ウォーティア:女性の姿をした水の精霊。人に水の記憶を見せる。


 ウィン:少年の姿をした風の精霊。悪魔にあやつられていた。


 セイン/メシア:光と闇を司る双子の精霊。世界のバランスを保っている。


 サリア/フィア:雷と炎の精霊。どちらも強い攻撃力を持つ。



 ネイス:?歳


 聖域に住む銀髪の少年。ミモル達の望みに応えて過去の出来事を語った。

 ダリアを保護し、聖女とするべく教育中。



 コカレ:?歳

 ネイスの身の回りの世話をしていた女性。

 彼以外には素っ気ない態度を取っていたが、それは悪魔が変装していたためだった。



 チェク:10歳?

 エルネアの前の主人だった少女。夢や過去の記憶の中に現れた。

 ニズムやマカラとは当時の悪魔を倒すために一緒に旅をする間柄だった。



 ニズム:20代

 初めて会った時は少年の姿を取っていたが、それは幻。

 マカラと一緒にいるために転生した先で再会出来ず、手を尽くしていた。



 マカラ:?歳

 ダリアが召喚してしまった悪魔。天への扉を開こうとした。

 その正体は人間と結ばれようとして追い落とされた天使。

 ニズムと再会出来た今は、地上のどこかで暮らしている。



 □第二部


 ティスト:11歳

 教会でミモル達と出逢であった少年。オキシア王国の王子。

 城で不穏な気配を感じて逃げ出し、ミモルに導かれてナドレスを召喚した。

 苦境から抜け出した後、やっと家族三人で仲良く暮らせるようになった。



 ナドレス:?歳

 ティストが召喚した天使。様々な効果を及ぼす「声」を操る。

 今回が初任務のため、覚束おぼつかないところがある。

 城に臣下として迎えられ、国を守護することになったが、その正体は王族の三人以外には秘密にされている。



 ムイ:?歳

 神の使い(側近)の一人。正式な名前はムイア・ラ。

 ミモル達の前に突然現れ、女神をさがすように告げる。


 非常にさばさばした性格の少女だが、責任感も強いためにナドレスの未熟さが目に付いて仕方がない。

 同僚にアルト・ラという黒髪の少女がいる。



 ロシュ:20代

 クルテスの血を持つ青年で、空間を切り取る能力者。

 貴族の子息だったが、とある遺跡で美しい彫像に魅入られてしまった。

 事件後は自らが作り出したクピアと王都を後にする。



 ルノー:20代

 突然襲ってきた黒衣の女性。全ての物を消し去る能力者。

 ミモル達を止めようとしてスフレイと戦って果てた。



 スフレイ:20代

 ティストを狙う者達の一人。人間離れした身のこなしで戦う青年。

 天涯孤独だったためロシュの話に乗ったが、ミモル達と出会うことで価値観が変わった。

 事件後はミモルから一通の封書を受け取り……?



 クピア:?歳

 ロシュが美しい彫像=シェアラに似せて作った、生きた人形。

 言葉によって人の心を惑わせる力と、黒い翼を持つ。



 サレアルナ:?歳

 神々のうちの一柱。女神。

 とある神と恋人同士だったが、クルテスに求められて苦悩し、共に人間の中に封じられる道を選んだ。


 事態の好転を願って人に力を分け与えるも、間違いだったと再び後悔する。

 最後には力を失い、消えていった。



 クルテス:?歳

 神々のうちの一柱。

 サレアルナを求めて他の神々と争い、人間の中に封じられる。

 彼女がしたように自分も力を人に分け与えた。

 最後は共に消えていく道を選ぶ。



 シェアラ:?歳

 クルテスが生み出した天使。

 遺跡に彫像の姿で封じられていたところへやってきたロシュを魅了し、クルテスのために動かした。



 ◇いずれどこかで用語集も入れようと思っています。

  次回からは第三部に入っていきます。よろしくお願いします。

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