チアノーゼ 2022.5.27

黒い朝日

あの堕ちた星を受け止めて

欠けるのをやめた月 涙がつけた傷

乱反射する声

アストラル

ティーカップにダークマターを

三粒の素粒子

観測したら心はかえる

声をなくした

僕らを燃して

君は第三象限へ堕ちた

負数の間で

舞い狂う

数値の追い目でうずくまる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る