第4話 一ノ清永遠は性癖をどうしたらいいのかわからない

 このエッセイを読んでいる圧倒的少数派の方の性癖はなんだろう?


もちろん、その人物からなる性格や行動原理などを聞きたいのではなく「あなたが心を惹かれて仕方ないもの」だ。


コメントを残してくれたりなんかすると、私としてはとても嬉しいがもちろん無理強いはしない。


それが次回作の小説のヒントになったりするかもしれないし、ならないかもしれないのでそういうヒントがあったら嬉しいのだ。


何よりコメントが残されるという事は明確に「読者がいる」という実感に繋がる。


私に限らず、作家が創作を続けるモチベーションに繋がるので作者に何か言いたい!! 面白かった!! だけでいいので、この人のファンなのだと思ったら遠慮なくコメントを残していってあげてほしい。


コメントをしたけど返信が無かった、なんて経験があったのだとしたらそれは「コメントを返さない主義者」か「とんでもなくシャイ」な人間なだけであって迷惑がっているわけではない。


どんどんコメントを残していってあげてほしい。



 さて、今回は「性癖」の話なのだが「性癖」と一口に言っても色々ある。


女子が履いているソックスの一番上の部分が脚の薄い肉に少しだけ食い込んでいる状態にたまらなくエロスを感じてしまう人。


ガタイの良い男性がちっちゃいパワフルな女の子に振り回される姿を見るとたまらなく愛おしさを感じてしまう人。



これは前者が肉体的な状態にフェチズムを感じているのに対して、後者は人間同士の関係性にフェチズム(?)を感じている。


人は興奮するポイントがそれほどまでに違うのだ。


ちなみに私は幼い頃はゲーム音楽フェチでゲームのUIフェチだった。


皆さんはSFC版のドラゴンクエスト5をプレイした事が……まぁ、若い人は無いだろうね。


ドラゴンクエスト5をプレイして、マップを移動して敵と遭遇するとマップを中途半端に表示したまま敵との戦闘画面に移行する。


マップの上端と下端を中途半端に表示して、微妙に狭いバトルウィンドウを表示していくのがなんだか妙にダサく感じてしまったのだ。


せっかくすぎやまこういち先生があんなにカッコいいBGMを……しかも、洞窟内ではBGMにエコーをかけるなんて手間をかけてまでいるのに、このUIはダサ過ぎる!!



と、当時プレイした私は思ったものだ。


ところが、ドラゴンクエスト6やSFC版ドラゴンクエスト3ではグラフィックが格段に美しくなっており

戦闘画面では美しい背景を邪魔をしないためにか半透明のウィンドウを採用していて、当時私はこれを「かっけええええええ!!」と思っていた。


なので将来は「ゲームの背景職人になりてえ……」などと思っていたが絵心がないので断念した。


後はMOTHER2の戦闘画面背景とかが好きだった。戦う敵の種類ごとにBGMが変わるのも衝撃的だったが、地形ではなく敵ごとに背景が変わるという演出が特に衝撃的だったのだ。



MOTHER2にはドハマリしたものだが、正直言ってストーリーそのものはあまり刺さらなかった。


テキストセンスは小学生でも分かるほど面白いが、でもそこまで。

シナリオを進行させる毎に変化するテキストを読み漁るのが楽しかった。


これがMOTHER3になると、先の読めない展開になるからストーリーもテキストも面白い……という凄いことになるのだが愛着があるのはMOTHER2の方だったり。



さて、MOTHERシリーズの話はさておきゲームのUIだの背景だのなんだのは創作に活かそうと思えば活かせるがシナリオ方面で活かすには少々ニッチだし幼い頃ほどの情熱は失われてしまっている。


精々「ええなあ」と思う程度のものだ。


幼い頃はスーパーロボット大戦αとα外伝のウィンドウグラフィックの違い、主にα外伝のウィンドウに「やる気が感じられない!! 出直して参れ!!」と憤ってしまうほどだった。


だが、今やスーパーロボット大戦DDのセリフウィンドウの単調っぷりも気にならな……いや、気になるわ。



まあ、いいや。


私はストーリー関連で影響を受けたものは機動戦士ガンダムSEED、ボンバーマンジェッターズ、テイルズオブシリーズ、遊戯王シリーズあたりだと思う。


なのでどちらかといえば、可愛い女の子がいっぱいいる! こんな可愛いキャラが沢山出てくる!! というよりは、キャラクター同士の因縁とか人間関係なんかが刺さるタイプと言えるだろう。


だがここ5年くらいで「KAWAII」というものをけっこう理解できたと思う。


ちょっと前までは「KAWAIIなんて無理して入れる必要ないやろ」と蔑ろにしていたものだが、今なら分かる。



創作に「KAWAII」は必要不可欠!!


次回は忘れていなければその辺りの話もしようかと思う。


それでは、また。

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