第3話 一ノ清永遠は掴みが弱い
このエッセイを誰かは読んではいるらしいけど、リアクションとかブクマとかが無いので開幕で閉じられている可能性が高い。
youtubeの動画でも開幕5秒で視聴者の心を掴めないとすぐに閉じられるから、イントロダクションで見所を見せてから冒頭の挨拶に入る動画が大半だ。
鬼滅の刃の第1話のサブタイトルは『残酷』で、冒頭のシーンは炭治郎が禰󠄀豆子を背負って豪雨の山道を走り「どうしてこんな事に……」と尋常ならざる状態を示唆している。
映画館なんかではスタッフロールが流れるラストシーンまで座席から逃げられないから冒頭がクソつまらなくても、きちんとフォールポイントとクライマックスを決めれば作品として評価されると言える。
もっとも、名作と謳われる映画はつまらない場面なんか作らないのだが──冒頭の場面から重要な意味を持たせたり世界観を一瞬で説明したりと冒頭でつまらない演出なんかしないけどな!!
そんなわけで、今回のテーマは『痛み』だぁ!!(天丼)
お分かりいただけただろうか、掴みでスベるとこうなってしまうのだ。
そんなわけで今回のテーマは『冒頭の掴み』だ。
私の小説は「冒頭がつまらない」と言われたことが何度かあるので、冒頭の掴みをしっかりとやりたいと考えている。
第1話時点で面白いといえば新機動戦記ガンダムWだ。
冒頭ナレーションで明確に『敵』の説明をし、膨大な金と武力を持つ地球側に追い詰められる宇宙側が用意した反撃の切り札を用意した。
そして、その切り札がガンダムである事が判明してバスターライフルの威力(1発でMS2機を同時に破壊)を示す
MSを破壊した直後にそのパイロットが高笑いをする。
しかし、シャア・アズナブルを思わせる仮面被った男は旧式MSのリーオーで飛びかかり直後に脱出する事で生還。ガンダムを海に沈めてパイロットを殺害する事に成功する(実際は無傷)。
前半のAパートだけでもここまで魅せるシーンを用意しているが、第1話全体を通して面白いシーンが詰め込まれている。
いや、ガンダムWは全体を通してエキセントリックかつ面白いシーンが目白押しなので今でも名作と謳われるんだけども。
1クール目でガンダムを自爆させて生死の境を彷徨う主人公なんてヒイロ・ユイくらいのもんだよ!!
まあ、そんなわけで「ガンダムWは面白いから完走しろ」って話をしたわけだが
物語の導入の話に戻すと、読者の興味をひける冒頭にしないと誰も続きを読んでくれないよ!! という話になる。
だが、物語の掴みというのはなにも本文の冒頭とは限らない。
「タイトル」「キャッチコピー」「あらすじ」「本文の冒頭」と読んでもらえるまでのハードルがいくつもあるのだ。
それから「レビューがついているか」「ブクマされているか」「コメントがあるか」などで判断される事もある。
読者は面白くない小説なんて読みたくないのだ!!
私だって面白くない小説なんか読みたくないのであまり強く言えない……実際私も小説なんて全然読まないし……。
小説を買って読むぞ! という気持ちになる時は大概ものすごい有名な作品だったりアニメ化されているものだったり原作がついていたりするものばかりだ。
じゃあなんで小説を書いてるんだ? という話になるわけだが……なんでやろなぁ?
やっぱ書いてて面白いからじゃないですかね?
でも人の書いた小説をあんまり読む気にならないのはどうにかしたい。
小説っていう表現媒体自体に苦手意識を持っているのかもしれないので、馬鹿みたいに面白い小説に触れたらちょっとは変わってくるんだろう。
カクヨムでもなろうでも小説を漁ろうとすると、読む気が起きるものが無いというか似たようなワードばかりで「これだ!」っていうシチュエーションの作品があまり見つからない。
勇者、聖女、女神、魔王、転移、転生、追放、裏切り、奴隷、領主、最強……うーん?
惹かれるワードが、無い!! 読みたくなるものが、無いッッ!! 元々小説を読むのが苦手なのに、惹かれるワードが無い!!
そんなこんなで、私は小説を読むのが苦手なのだ。
だから、私としては小説を書くにあたりその小説を書籍化させてゆくゆくはコミカライズやアニメ化、ゲーム化をさせたい。
そしてアニメ化したら自分で脚本を書きたい。
アニメ化・ゲーム化するほどのムーブメントを巻き起こし、私の作る作品の後追いタイトルがいっぱい出てくるような状況にしたいのだ。
そんなわけで、タイトルもキャッチコピーも冒頭も強いタイトルを作ろう……とは思ってはいるが、現状エターなってるタイトルをリメイクしようと思っているのでそれは追々だな。
『最強聖騎士の息子と魔女の器』をちゃんと書いて、それを完結させたいんだ。
あと、カクヨムで書き上げた『主人公になりたい人生だった』のリメイクもやりたい。一回頓挫してるからね。
あと、声優を題材にした小説とかアイドルを題材にした小説とかちゃんと完結させたい。
なので、仮に新作を作るとしたらそれらをしっかり完結させた後になるだろう……多分。
そんなわけで、今回はここまで。
次回も読んでくれると、私が喜ぶので読んでほしい。
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