第14話




「ど、どうにかなったぁぁぁ…」



 気が抜けたらしい声が口から溢れた。


 ベッドの前で座り込んだ悠はげっそりとし、それに背中から寄り掛かる。


『お疲れ様でした。とりあえずはこれでよくなることでしょう。まだ経過観察が必要な段階ですが…またあのように苦しむことはない筈です』


「よかった…」


 イオの労いの言葉にほっと息をする。

 張りつめた緊張感に包まれていた“魔女の家”はやっとそれから解放された。


『お身体の具合はどうでしょうか? 初めて“魔道書ワールドワイズ”を使われたのです。負担は大きい筈ですが…』


 イオは心配そうに尋ねる。

 確かに悠はいつもより身体が重い気がした。動けないほどではなかったが、疲労が溜まっているのは確かなようだ。


「たしかに…“これ”のふたんは大きいみたいだ。からだもなんか重いし…もうできればつかいたくないなぁ」


 と、肩を竦めて軽く笑ってみせる。


『あまり使うべきではありません。身体に負担をかけるのもそうですが…“彼ら”に見つかる恐れもありますので』


「かれら…?」


 悠は首をかしげる。なにやら嫌な予感がした。


『“天神族”です。“魔道書”の力は特別なもの。それ故に彼らにとって感じやすいものでもあります。彼らに見つかれば最後…地の果て迄追いかけられるでしょう』


 淡々とイオが話す傍ら、悠は嫌そうに口角を引くつかせている。


「それ…先におしえてほしかったなぁ…」


『もし伝えて意見が変わりましたか?』


「うぐっ。いじわるないいかたする…。お、おこってる??」


『いいえ。ですが、貴女様には金輪際無茶なことはやらせないとわたくしはここに硬く誓わせていただきます』


「わかりましたっ。わかりましたよっ。もうしないっ!やくそくしますっ!!」


 目の前まで近づいて来ていたイオに悠は必死に謝辞を述べる。それはどこか浮気した男の言い訳のようなものだったが…それに気づくことはないだろう。




 ベッドの上を見る。そこには眠っている女の子がいる。先程とは違い苦しそうな表情は浮かべてはいない。

 呪縛から解き放たれたかのように安らかな顔で寝入る様子は悠を心底安心させた。


「ふう…。少しそとのくうきをすってくるよ。ここをたのめる?」


 そう言って立ち上がる。


『承知致しました』


 イオの声を背中で聞き、悠は部屋を出る。



 夜も更け、人工的な明かりのない森の中は静かな暗闇だけが支配している。

 そんな中月明かりだけが朗々と輝き、魔女の家を照らし出してそこだけが陽だまりのようになっていた。



「きれいなつきだ」



 この世界に来て、初めて見た日のことを思い出す。

 一度外に出れば周りに人工的な光はなく、隣には小川が周りには森がと、大自然に囲まれている我が家。

 日が落ち、空を見上げれば満点の星空が広がっていた。


 それは感動ものだった。あまり旅行ものとは無縁だった悠はこの時初めて自然の凄さを実感した。


 (この空は…もしかしたら地球と繋がっているのだろうか)


 ふと思う。


 もしそうならこの世界は同じ宇宙に存在して違う銀河にでもあるのかもしれない。


 (次元が違うとか別空間だとかそんなことならもうよく分からないけどね…。イメージすら湧かないな)


 そもそも同じ宇宙だとしてもスケールが壮大すぎて途方もないのだ。自力で帰ることなんて出来やしないだろう。


「はぁっ。ひとりになるとセンチメンタルになるな。もうねちゃうかぁ」


 まだまだ他に考えることは山ほどある。答えがでない疑問を悶々と悩むだけではなにも進まないのだ。一つ一つ片付けていくしかない。



 悠は踵を返す。その時────





『隕九▽縺代◆隕九▽縺代◆』





 妙な声が鼓膜を叩いた。



「え…っ?」



 振り向いた視線の先には今までに見たこともないものがいた。それは白い…“なにか”。



 不気味なそれは四足歩行で森の入り口からこちらを見ている。見ていると言ってもパッと見て“目”はないので感覚的に…だ。しかし、不思議とそれは自分を注視していると感じる。奇妙な感覚だった。


 悠は胸騒ぎを感じた。こいつらは今まで見たこの世界の“生物”とは雰囲気が違った。



『貂。縺帙?∵ク。縺帙?ゅ◎繧後r貂。縺』



 それは言葉を発する。やはり気のせいではなかった。その言葉はどう聞いても聞き取れない。というより本当にこいつらが喋っているかも怪しく思える。


 先に“目”がないと説明したが、こいつらは“生物”にある筈の器官が全てないのである。進化の過程で退化したとかそんなものでもない。見た目は大型犬ぐらいの造形なのだが、目や口、鼻や耳というものがなく紙粘土を塗り固めたようなのっぺりとしたシルエットで構成されているのみ…まるでなにか違うモノがバレないように似た形状をとっているかのようだった。



 (ここは…に、逃げるしかないか…)



 相手のことが分からない以上、下手に手を出せばどうなるか分からない。

 悠は相手に背中を向けないよう…少しずつ後ろの方へと下がっていく。


 (とりあえず、家に帰ってイオと合流しないと───)


 そう考えながらじりじりと悠は下がっていく。冷静に…落ち着いて対処する。家からはそんなに離れてはいない。すぐにたどり着く筈だった。しかし…




  パキッ




 と、小枝が折れた音が鳴る。それは悠はが知らずに踏んづけたものだった。その一瞬…ほんの一瞬…彼女の意識がそちらに逸れた。



 ───刹那、背筋に悪寒が走る。



 その時には彼女はほとんど反射的に飛び退いていた。

 今しがた立っていた場所に三ヶ所から何かが降り注ぐ。それは地面を抉り容赦なく吹き飛ばした。



「っ!?!? な、なんだよこれっ!!」



 明白な敵意。野生のものではなく、それは意志ある邪なもの。

 どうにか避けることに成功した悠は奴らを見やる。と、そこには不気味な光景が広がっていた。



 奴らの頭だと思っていたところがぱっくりと裂け、そこから赤い舌のようなものが覗いていたのだ。

 恐らく先程地面を抉ったのはあの“舌”なのだろう。


「───っ!?」


 と、悠は息を飲む。その姿は“怪物モンスター”というより“化物クリーチャー”と呼んだ方がしっくりくるかもしれない。

 


『驕ソ縺代◆縲る∩縺代◆縲ら函縺阪′濶ッ縺』



「なにいってるんだホントに…っ」



 奇声を発する“なにか”。それはどことなく嗤っているように聴こえた。



 (…くそっ。一瞬でも意識が逸れると攻撃してくる。動けねぇ…)



 さっきの攻撃は上手く避けることができたが、次もできるかは正直言って自信がない。少しでも動けば奴らは手を出してくる。もし今反撃するのなら…覚悟でやるしかない。



 (おれがやれるのは…。“爆発”ぐらいなものか…? “火”も出せるけど、あいつらに効果があるかどうか…。数にして三匹。同時にやれなきゃ死ぬのはおれだ)



 心臓が早鐘を打つ。怖いし逃げたい。だけど、背を向けたら最後。終わるのは自分自身だ。



 (───腹を括れ!!)



「バーストッ!!!」




 夜の森に炸裂音が響き渡る。爆風が赤髪をさらい、視界一面に砂塵が舞う。


 気合いが入り、予想よりも大きな爆発が起きてしまった。これでは相手が倒れたのかすら分からない。



「くそっ」



 自分の浅はかさを呪い、吐き捨てる。

 腕で庇い、目を細め、どうにか前を見るが視界にそれを捕らえることはできない。


 (やったのだろうか…?)


 反撃がないことに悠は少し安堵する。しかし、それは甘かった。





『───縺昴l繧貞屓蜿弱☆繧』





 砂埃を掻き分けて奴らが飛び出してくる。悠を取り囲んだ奴らはガバッと口を大きく広げ、そのアギトをこちらに向ける。


 避けきれないことは明白だった。


 ああ…あっけなかったな。と、悠は来るべき痛みに耐えるように目をつぶる。が、それは訪れることはなかった。




『無事ですかユウっ!』



「い、イオっ!!」




 いつの間にか悠の周りに赤いベールが張られ、それが奴らの攻撃を防いでいたのだ。



『申し訳ありません。貴女様を御守りするのがわたくしの役目だと言うのに…』


「しゃざいなんていらないよっ。きてくれるって信じてた。ありがと!」



 素早く感謝を告げて悠は臨戦態勢に移る。


「で! こいつらはなに!? いきなり殺されそうになったんだけど!!」


『はい。これらは“天神族”と呼ばれるモノたちです』


「えっ!?こいつらが!?」


 答えを聞いて目を丸くする。全然イメージと違ったのだ。もっと人間のような見た目だと思っていただけに彼女はえらく驚いた。


『“天神族”と言ってもこれらはただの“端末”です。説明は省きますが大元はもっと異なります』


 そう説明してくれる間にも奴らの攻撃の手は緩まらない。

 幾重にも重なる攻撃でも悉くそのベールは弾いてくれているが、バリバリと耳障りな騒音が心をざわつかせる。



「イオっ。こいつらをたおす手は??」



『魔法を打ち込み消滅させること。これらは不定形で確固たる形を持ちませんが、体内のどこかに必ず“心臓コア”となる箇所が存在します。そこを破壊できれば───』



「わかった!!!」



 と、悠は右手を突き出し、目の前に向ける。しかし、狙いが定まらない。


「は、はやすぎてねらえない!!」


『“焔”を使用してください。“魔道書”の魔力を纏えば身体能力も上昇する筈です』


「え…っ? いいの?? こいつら“それ”にひきよせられているんじゃ??」


『この際仕方がありません。ただの推測になりますがここに“端末”しかいないのであれば、逆に考えればこの場所は手薄ということ。今はやるしかありません!』


「───っ! わかった!!!」


 この防戦一方な状況を変えられるなら使うしかない。イオの言葉に背中を押され、悠はもう一度気合を入れ直す。


 “右目”に力を込める。迸る熱が奥底から這い上がり、それが瞳に宿る。“六芒星”から漏れ出る陽炎が天へと凪いだ時、彼女は奴らの姿をようやく捕らえた。




「いけっ。────バーストッッ!!!!!!」




 ────“ドンッッ”。




 先程の爆発よりも何倍もの鋭い“爆撃”。



 思いもよらない反撃を受けた奴らは声すらあげれずちりじりになる。倒せたのかと期待を膨らませた悠たちだったが、そうは問屋が卸さなかった。




『――――繧医¥繧ゆココ髢馴「ィ諠?′??シ!!!!!』




「ひとつになったっ!?」




 散り散りに吹き飛んだ奴らは瞬時に一ヶ所に集まって大きくなる。それは大の大人ほどに大きく、頭が三つに別れた不格好なケルベロス。



「ちっ。なら、なんどだってうちこむまでよっ!!」



 悠は次こそ終わらせると、もう一度狙いを定める。が────



『ユウ!!! です!!!』



「え?────っ!!??」



 なにかに勘づいたらしいイオの警告と、ほぼ同時に自分が立っている筈の地面が突如抉れる。



 ────それは本当に運がよかったのだ。



 たまたま一歩、後ろへと下がった。油断していた悠には反応なんてできる速度ではなかった。本当に偶然。イオが叫んだ瞬間、たまたまその時に取った行動がうまく功を奏しただけ。


 たったそれだけのこと。しかし、それが無ければ彼女は股下から脳天まで串刺しになっていたであろう。



 右の頬から一筋の温かな“液体”が滴り落ちる。それは地面に生えていた雑草に当たり、べっとりと纏わり付いた。


 白い槍のようなものが地面から生え、悠の柔らかな頬に傷をつけた。それがもっとも簡潔な今の状況だ。


 (え…。これ…。赤い…血…?)


 右手で頬を撫でる。そこにはベッタリと赤々とした血がついていた。



『───ユウ!! 大丈夫ですかっ!!??』



 その声で彼女は我に帰る。放心状態だったようだ。



「だっ。だいじょーぶっ!!ししょうはないよ!!イオ!」


『ああ…しかし、貴女様の柔肌が…』


「い、いまはそれどころじゃないから!」



 心配げな声を出すイオを諌め、奴を見やる。頬に刻んまれた傷は熱を持ちじんじんと痛みが増す。さっきのは危なかった。まだ心臓がバクバクと鳴っている。死という恐怖。それがまさに悠の心をがっしりと鷲掴んで離さなかった。


 悠は右手を突き出し、もう一度狙いを定める。しかし、そこで気がつく。自分の手が震えていることに────



「くそっ。────バースト!!!!!!」



 爆音が響く。しかし、それは奴に軽々と避けられた。



「っ!? バースト!! バーストっ!! バーストぉ!!!」



 何度も放つ。しかし、当たらず。恐らく奴のスピードは先の三匹よりも早くなっているようだが…根本的な問題はそれではない。


『落ち着いてくださいユウ。冷静に対処すれば当てれる筈です───』


「わ、わかってる!!」


 イオの言葉に食い気味に悠は怒鳴る。



 (くそっ…落ち着けっ。落ち着くんだおれ! さっきと同じようにやればやれる筈だ!)



 目では捉えている。深呼吸し、心を落ち着け、そして、叫ぶ。




「ばーす────っっ!!!??」




 それは言葉にならなかった。それもその筈、遮ってくれていたベールごと悠は空を舞っていたのだから。



『くっ!! まさか吹き飛ばされるなんて!!』



「あわっ!? うわぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!!?」



 樹木よりも空高く舞い上がった悠はパニックになり、悲鳴を上げる。そこに魔法を使うという思考は出てこなかった。




  ドスン!!



 

 と、音を響かせ地面に落ちてきた。着地なんてできる筈がない。状態を立て直すこともできずに悠は地面を迎える。

 しかし、違和感を覚える。不思議と落下の痛みがないのだ。そして、それよりも…ふわふわとしたなにかに包まれている感覚がした。



『無事でしょうか。ユウ』



 そう言われて目を開ける。悠はようやく今の状況を理解した。

 視界を覆うのは赤い粒子を纏った陽炎。それが羽のように形を成し、自分自身を覆っていたのだ。それがクッションとなり、地面への衝撃から身を守ってくれたらしい。



「た、たすかった…? ありがと…」


『頼りない補佐役で恐縮ですが…────どうか“信じてください”。ユウ』



 悠は出かかった言葉を飲み込む。

 イオの思いの籠った真剣みを帯びた声。穏やかな口調でありながら、その凛とした音色は悠の困惑を打ち消し、遮ることのできない気迫があった。

 


『必ず。必ずわたくしが…このイオ・マギカ=マキナが貴女様を御守りします。ですので、そう…怖がらないでください。死の恐怖に囚われないでください』


「───っ…」


『確かにわたくしは実践経験が豊富ではありません。貴女様にとっては頼りない存在なのでしょう…。先程もわたくしは貴女様を危険に晒してしまった。わたくしの力に疑問を抱くのも無理はないことでしょう。ですが、わたくしはもう二度と失いたくはないのです。勝手に宿主にして、勝手に狙われて、勝手なことばかり言って…貴女様にとっては理不尽なことばかりでしょう。それでもっ。わたくしは…貴女様と…もう一度。もう一度…っ────』




 そこで言葉が途切れる。小さく萎んでいった声に悠は彼女のかけがえのない思いが詰められていることを感じ取る。



 (…あの“魔女”は…なんで出てこないんだろうな。こんなに思われているのに…。おれがお前の変わりになれとでも言うつもりか)



 右手を見て、その描かれた“刻印”を見て、悠は思う。


 

 (この戦いも。あいつの予想通りなんだろう。含みのある言い方をしてたし…。それに…)



『これは君が綴る物語だってことを────君が全てを決めるんだ』



 (…ほんと都合のいいことばかり言いやがって。この“刻印ちから”も“魔道書”だって───“借り物おまえ”の力じゃねぇかよ)




 なにが全てだ。まだなにも決めてない。自分はただ流れに身を任せてきただけだ。


 どうにかなると、そうたかを括って楽天的に過ごしてきたのだ。



 悠は立ち上がる。そして、目の前にある“壁”を見据えた。



 (いい加減…情けない姿を見せるんじゃねぇよ天城悠───)



 右手を突き出す。しかし、今回はそれだけではない。手のひらの形状を変え、ピストルの形にする。



「ひょうてきをねらうなら…やっぱりこっちだよな」


 ゆらめく陽炎の色彩は、金に輝く右目と共に万華を咲かせ怪しく移ろう。その輝きは右腕に敷かれたがしるべを撫で、秘めたる力を最大限に活かしてくれる。




 (おれは帰りたい。だけど、おれの隣には昔の“恋人”に未練たらたらな女がいる。切っても切り離せないし、それにおれを守るとも言ってくれた───おれだって彼女には頼りっきりだし、なにも返せていないし、嫌いじゃないし。それになにより…すっげぇむしゃくしゃする!!!)



「イオ!!! きけっ!!!!」



 悠はその勢いのままに声を張り上げる。少し息を飲むイオの声が聞こえた。



「おれはぁっ! ぜっ~たいに!! “赤眼の魔女サイサリス”にはならない!!!」

 


 思うがままに言葉を紡ぐ。



 (あの“魔女”の思い通りになんてなってやるか!!!あのクソ女神もそうだけどっ。おれがおとなしく手のひらの上で踊ってると思うな!! それに―――――)



 むしゃくしゃするのは知ったような顔をしてなにも教えてくれないあいつらだけじゃない。流されるままなにも成せない自分自身にもだ。だから…




「おれにあの“まじょ”のおもかげを重ねてもかまわないっ。だけど、いくらやったって!! あのヘンタイ女にはならないってことをわすれないで!!それに―――――


 これは“借り物”のちから…今はこれにたよるしかないけどっ。だけどっ。いつか“魔道書”を!いや、きみを! あなたを! おれだけのちからで!! つかってやるっ!!!!」



 魔法の狙いが定まる。



「あんなヘンタイ女より。おれのほうがいいってことおもいしらしてやるわぁっ!!!」



 



「いい加減…はぜろっ!!!────バーァッストーッッ!!!!!!」






  “魔方陣”が輝く、光が閃き、奴の腸が膨張する。そして、爆発。それには、悲鳴すらなかった。





 ようやく事切れたらしい“なにか”は白い肉片を残して灰になる。


 散り散りと風に舞って消えていく様はとても呆気なく、本当にそこに生物がいたのかさえ怪しくなってくるものだった。





 


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