第12話 でぇきまぁしたぁぁぁ

「今なんと言った?」

「お前は神なんかじゃない、ただの除け者だ!」

セトカンブリアは怒り狂った。

「違う!私は除け者なんかじゃない!私は生態系の頂点に鎮座するかm」

言い終わらないうちに、セトカンブリアはハヤトに掴まれた。

「おいなにをする!離せ、おい離せ!私をあまり怒らせないほうがいいぞ⁉︎」

ハヤトはカニナベの入った鍋の前に来て、もがくセトカンブリアを中に入れようとした。

「おいやめてください!私は除け者扱いされた可哀想な発明家なんですよ。そう蟹が全て悪いんです。今こそ、蟹どもに復讐する時です!武器の準備は出来ました⁉︎」

「でぇきまぁしたぁぁぁ」

ハヤトは鍋の蓋を開け、セトカンブリアを中に放り込み、勢いよく蓋を閉めた。

「やっちゃった…」

「これで解決したのか」

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