(第9.5話)夏至の日とその次の日
僕と義妹の美咲が、初めて結ばれたのは、美咲が16歳になって初めて迎えた夏至の日の夜。
夏至とは、太陽が天球上で最も北にくる日で、北半球では、太陽の南中高度が最も高くなり、年間で最も昼の時間が長くなる。
そんな、夏至の日は、だいたい6月20日から6月22日くらい。「年間で最も昼の時間が長くなる。」からといって、一年で一番暑い日というわけでもない(その理由は、地球の地表や海水が温められるのに月日がかかるため)。
そして、昼と夜の長さがほとんど等しくなる日である「春分の日」と「秋分の日」は、祝日なのに、はぜだか、「夏至の日」と「冬至の日」は、たまたま土日にならない限りお休みにはならない。
僕と美咲が、初めて結ばれた夏至の日も、普通に学校があって、翌日も普通に登校日。
夏至の夜は、やっぱり2人とも、ちょっと寝不足で、でも、それでも、次の朝には、僕も美咲も学校に行かなくちゃいけない。
お互いに、疲れもあるし、次の日は学校が終わったら、すぐに帰宅することにした。
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※ 夏至って6月だったんですね。勘違いしていて、7月と思っていました・・・
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