第3話 雲の長

 私は雲の上に乗っている。しかし、私はこんなにも雲がしっかりしてるとは思わなかった。だって、雲ってふわふわしすぎてその上に乗るとすり抜けて落ちちゃうイメージだったんだけどなw

 そんなことを思いながらフラフラしていると、一人の男に会った。男はスラッとした体型で身長もそこそこ高く、真っ白いローブの様なものを羽織って杖を持っている。

 その男は近づいてきてこういった。

「はじめまして。僕はこの雲の長をしている幸です。これからよろしくお願いします。」

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