第28話 平和な日常
レベルも上がったし、今日も僕は狩にきている。
狩る相手はキラーラビット。
よく、ライトノベルだとゴブリンの上の獲物はオークだったりするけど..実力差ありすぎじゃないかな。
実際はそんなことは無く..ちゃんとゴブリンよりちょっとだけ強い魔物もいた。
そして僕はゴブリンよりちょっと強い魔物のキラーラビットを狩にきた。
キラーラビットはウサギに角をつけて歯が尖った感じの魔物だ。
今日の目的は魔法だ..まだ実戦で余り、魔法を使った事が無いから..練習を兼ねてきた。
適当に狩ったら..今日は帰る予定だ。
《おっ3匹いるな》
「スリープ」
この呪文は凄いな..複数の魔物をかなりの確率で眠らせる事が出来る。
《起きないように静かに近づいて..ザク、ザク、ザクと》
起きないうちに殺す事が出来た。
素材の皮を剥いで、魔石を手に入れて終わり。
次は、、居た...
「ライト」
うん、一瞬驚いただけで逃げたな..これは不意を衝くか洞窟で明かりをともす位しか使い道が無いな。
その後、後6匹狩って合計9匹狩ってギルドに帰った。
うんもう少し魔法の訓練をした方が良いかも知れない。
「ソフィさん換金お願い出来ますか?」
「はい..今日はキラーラビット9匹ですかこの位が丁度良いと思います」
実は、前のゴブリン討伐時に、ソフィさんに心配された。
それから、僕はある程度計画的に仕事をするようにした。
「私、今日はもう仕事が終わりだから酒場で待っていてくれますか?」
「はい」
「お待たせしました」
軽く食事をして僕の冒険の目標について計画を建てる。
綺麗なソフィさんが居るせいか注目を浴びている気がする。
《また行き遅れがセレスくんの所にいるよ..あれ越権行為じゃないかな》
《あんな事、して貰った覚えないよね...》
たまにソフィさんは凄い目で睨んでいる...
そこにミラさんが加わり..色々な話しを聞く
「今日もまた仕事が決まらなかった」
「私は..返事待ち」
求職中のルルとメメが加わる。
うん、毎日が楽しい..こういった生き方も良いかもしれないな..
だが、その歯車が少しづつ壊れ始めている事にこの時僕はまだ気が付いてなかった。
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