第2話 不細工二枚舌の腐れ牝犬
先ずは、とんでもない牝犬をご紹介したいところではあるが…
本当にとんでもない糞女…
特筆するにも『心が折れる』ぐらい、酷い糞婆バァー…
本来、上に立つべき能力など微塵の欠片もない人間…
何故、そんな輩が上に立つ事ができたのか?
そこには、時代の潮流
女性の社会進出があったのだ。
昨今、日本は世界、特に欧米からジェンダーギャップ指数、所謂、女性の解放度合が低いと、盛んに指摘され、慌てた対応を余儀なくされている。
そもそも女性の社会進出、女性の解放については、ご承知のとおり、1960年台のウーマンリブに端を発する。
2回の世界大戦を経験した欧米諸国
多くの男は戦場に行き、その多くは帰還出来ず、社会の歯車として嫌を無しに女性が進出せざるを得ない状況があった。
戦争が終わり、男達が帰還すると、女達は男達に仕事を譲り、また家へと戻って行ったが、この既成事実により社会における女性の能力・実力が実証された。
自信と実績を残した女性は社会進出に高らかと声を上げ、社会もそれを望んだのである。
日本は…
戦時中、男不足により女が社会に駆り出されたのは欧米と変わらなかったが、一旦、家に戻った女の再進出は大きく遅れた。
何故ならば、
日本には戸主を頂点とする家族制度があり、家族における女は、母として主婦として重要な役割があったからだ。
俗に言う『良妻賢母』である。
しかし、レディーファーストの国には、この日本の文化は到底、理解されるはずがない。
社会で活躍する女性が少ないのは閉鎖的な国柄にある!
その一辺倒で戦勝国達は上から目線で日本に物を申し続けるのである。
負け犬根性の染み込んだ政府は、アメリカの仰る通りと、閣僚級、企業であれば幹部級に於ける男女比率を仕切りに上げようと奔走する。
この流れにしっかりと『紛れとして』乗船したのが、冒頭の糞婆バァーであるのだ。
ここで言っておく!
決して、ウーマンリブ、女性の社会進出の根底を誤解しては行けないのだ。
女性の優秀な能力を家庭に埋没させる事なく社会にて活用しようとするのが、そもそも論である。
「優秀な能力」、正にキャリア・ウーマン!
仕事こそ生き甲斐とし、社会的進出を果たすべき女性達。
この論点を度外視してはならない!
これが味噌であり、これが肝要となるである。
そんなキャリア・ウーマンが一朝一夕に増えるはずがない。
日本において、そう簡単に女性を家庭から切り離すことは容易ではないのだ。
女性自身にも家庭における主婦としての立ち位置に重きを置いている人も少なくない。
しかし、世界は待ってくれない。
今尚、サミット等の国際会議の場で、ジェンダーギャップ指数で日本を責め立てる。
政府も企業も焦った。
焦って、小手先の愚策に走った。
「割合、数字のみを上げれば良いんだ。
個々の能力はさて置き、取り敢えず、数を増やして行こう。
それが今やるべき最善策だ。
能力には目を瞑ろう。」
これだ…、これが悪魔の方程式となって行ったのだ…
そう!いつの間にか、ジェンダーギャップ指数の分子には「無能力者」が紛れ含まれて行ったのだ。
更にだ!
女性を閉鎖された家庭から解放せよ!
この叫びは、家事、子育てに翻弄され、社会に出たくても出れない母親、主婦らが該当するはずであるが…
我が社は酷かった…
他の企業さんは、こんなに酷くはないとは思うが…
我が社は愚策に走った…
女性のピックアップ作業は至って単純!
「独身女を探せ!
少々の出来の悪さには目を瞑ろう!
兎に角、男性から不満が出ないよう、広域異動ができる、身軽な売れ残りに当たれ!」
正に誰でもよかった…
言うこと聞く独身女の売れ残りであれば、誰でも良かったのだ…
そこに紛れが起こった。
更には、カッコウの巣と同じ原理が起こった。
能力あるキャリア・ウーマン達は自信もある。
時に上に意見も申す。
また、自身をより一層向上させるべき難解・複雑な仕事にも手を挙げる。
男共はそれを嫌がった。
男勝の女と忌み嫌った。
そんな中、紛れの輩は、元々能力の微塵の欠片もないことから、決して無理はしない。
所謂、男共に好かれようとお茶汲みに徹する。
真のキャリア・ウーマンの多くは疲弊し志半ばで退社するか、又は、より先進的な企業へと移って行った。
そして、紛れた偽物のキャリア・ウーマンが生き残り、現在に至ってしまったのだ。
我が社の紛れ者、偽物キャリアの糞バァバァは、まんまと出世街道を抜けて行った。
抜けたというか、スケート競技のパシュートのように前を走る者達が転倒しまくった結果なのだが…
この無能の糞女は、我が社のある県の支店長代理まで上り詰めていた。
何度も言うが無能だ!
それに加えて、不細工で、性格も最悪な二枚舌の風見鶏だ!
支店長には牝犬の本領発揮で汚い尻を振り撒くる。
部下には全く興味なし。
全て支店長の指示待ち姿勢
決断など出来るはずがなく、意見を聞かれても、交わす言葉は、
「さぁ~、支店長は何て仰るかしら?」
「私は良いけど、支店長がどう言うかしら?」
これが支店長代理、支店のNo.2である…
パンデミックを良いことにマスク命!不細工な素顔の半分は封印されている。
職場の個室からは、トイレ以外は一切出てこない。
社員とのコミュニケーションは一切取らず、兎に角、感染を怖がり続けた2年間。
誰かが言った。
「お前、支店長代理って、見たことあるかい?」
「いやぁ、見たことないな?」
「そうそう、総務課ではオオサンショウウオって揶揄られているみたいだぜ。」
「なるほど、天然記念物ね。上手いネーミングセンス!」
このオオサンショウウオの好物がまた酷い…
餌は『社員の不祥事』ときたもんだ…
「支店長、不祥事です!私が本社に報告します!」
トクダネ・不倫ネタは決して見逃さない週刊文春並みに鼻が効く。
そして、当該社員を処分し、そのリカバリーを功績として、生き延びる。
こんな腐った輩が時期に我が社の中枢となって行くのだ。
やってられるか!
こんな会社!
俺は愛想尽かして、おさらばしました!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます