12.7章 一航戦の戦い
二航戦がB-17とB-26から攻撃を受けている頃、ホイラー飛行場を離陸したB-24の編隊が一航戦に接近しつつあった。
一航戦では、ジェット戦闘機が増えたのに伴い、ターボプロップの烈風改以外の防空戦闘機は飛行甲板上で即時待機させる方法をとっていた。滞空時間が短いジェット戦闘機を上げても、長時間飛行しているわけにいかない。飛行時間の点ではプロペラの機体が圧倒的に有利だ。その代わりに、遠方で敵機を発見するために、艦隊周囲を警戒する二式艦偵を増やしていた。
艦隊の東方を飛行中の二式艦偵が敵味方不明機の編隊を探知した。
「東南東、40浬(74km)。大編隊を探知」
即時発艦態勢で待機していた橘花改が、赤城と加賀からそれぞれ6機発艦した。大編隊の探知報告から、それ以降の機体も発艦の準備を始める。赤城戦闘機隊の岩間一飛曹を先頭にして、発艦した橘花改の編隊は、B-24編隊に向けて飛行していった。東方に上昇してゆくと、2群に分かれて飛行している爆撃機の編隊を確認することができた。
一方、編隊を組んで上昇してくる戦闘機は米爆撃からもよく見えた。フロスト大尉が編隊に警報を発する。
「前方から戦闘機が上昇してくる。左右の翼下に小さなエンジンを確認。メデューサの編隊だ」
橘花改にはもともとリサというコードネームがあったが、ミッドウェー海戦以降、パイロットの間ではメデューサという呼び名が広まっていた。もちろん、その姿を見て無事に帰れたものはいないという伝説からとった呼び名だ。隊長機が警告を発しても、B-24にとっては、銃座から反撃する以外にできることはほとんどない。
岩間一飛曹が率いた12機の橘花改は、B-24編隊の北側を上昇して、爆撃編隊の上空に達すると、後方で180度旋回した。B-24編隊の後上方から、やや下向きに噴進弾を一斉に発射した。近接信管弾が編隊内の約10ヶ所で爆発した。たちまち、8機のB-24が落ちてゆく。橘花改は、そのままの降下姿勢で、狙いを定めて突入してきた。B-24は胴体上や尾部からブローニング12.7mm機銃で反撃するが、圧倒的な高速機に全く命中しない。橘花改の20mmの射撃を受けて、更に6機が脱落してゆく。
岩間一飛曹が攻撃している間に、後から発艦してきた8機の橘花改が上昇してきた。板谷少佐が率いた8機の橘花改は、まだ攻撃を受けていなかったB-24の後方梯団に迫ると、噴進弾を発射した。編隊内の爆発で7機が編隊の下方へと煙や炎を噴き出して脱落してゆく。続けて編隊内に突進すると、機銃の攻撃で5機を撃墜した。
このままでは、全機が落とされると判断して、フロスト大尉が編隊に命令を発した
「全機、誘導弾とBATを投下せよ、誘導弾を落として、基地に……」
最後まで命令を言わないうちにフロスト大尉の機体は銃撃を受けて、裏返しにひっくりかえると落下していった。既に、編隊がバラバラになってしまったB-24は命令に従って、残ったB-24が誘導弾を投下した。それぞれが2発の誘導弾の投弾に成功したのは8機だった。
4機は榛名と金剛に向けて、8発の無線誘導弾を投下した。しかし橘花改の攻撃を受けて、上空のB-24が誘導途中で退避を始めたので、最後まで誘導されることなく全ての誘導弾が海上に落下した。
一方、4機のB-24から投下された8機のBAT2は、ロケット推進により加速を開始した。板谷少佐は、急降下により増速して誘導弾の左側を平行に飛行した。板谷機は、慎重にBAT2の左翼の下に自身の右翼の先端を潜らせた。そのまま右翼を持ち上げるように反時計回りにロールすると、翼端で引っ掛けられた誘導弾は反対側に大きくロールした。誘導弾はそのまま大きく崩れた姿勢を回復できず海面上に落ちていった。列機も同じ機動でBAT2の翼端を引っ掛けて落としてゆく。急降下で加速した橘花改は、4機まではBAT2をひっくり返すことができた。
橘花改が追い付けない速度までロケット推進を続けた4機のBAT2は、1機が電波反射を受信することに成功した。その1弾が面舵で回避していた榛名の左舷方向に突入した。高度を下げた誘導弾は、榛名の左舷喫水線近くの舷側装甲に命中した。1,000ポンド弾頭も203mmの舷側装甲を破ることができずに表面で爆発してしまう。爆風により、左舷側の甲板上の対空機銃に被害がでたが、実質的にはほとんど影響はない。
投下後に、オアフ島へと方向を変えたB-24に対しても、橘花改は攻撃の手を緩めなかった。後方からB-24に食らい付いてゆくと、次々に攻撃を行った。数分のうちにほとんどのB-24が撃墜された。照準器の不調から爆弾を早めに投下して、一目散にオアフ島に向けて戻った1機を除いて、B-24の編隊はオアフ島西方の海上で蒸発してしまった。
……
米陸軍の長距離爆撃機による日本艦隊攻撃の顛末について、レイトン少佐が陸軍から情報を聞きとってマケイン長官に説明していた。
「……それで、戦果は巡洋艦2隻の撃沈に加えて、戦艦2を大破、更に巡洋艦1を大破ということかね。しかし、その戦果と引き換えに、オアフ島陸軍の四発爆撃機の大部分が消滅したということか。戦艦や巡洋艦の被害は小さくないが、空母の被害を防いだのならば、日本軍としての防空戦は成功だったのだろう。日本艦隊の次の一手はどうなるだろうか?」
少し考えてから、レイトン少佐が答える。
「今まで日本艦隊は、自分たちの艦載機が攻撃できる距離までは、我が軍の艦隊に接近しませんでした。接近しないのは、明らかにオアフ島基地からの攻撃と我が軍の空母からの攻撃の2面攻撃を警戒しているからです。今回はオアフ島からの長距離哨戒で見つかりましたが、これは彼らの想定外だったと思います。我々が800マイル(1287km)まで哨戒範囲を拡大していると思わずに航行してきたと考えないと、一方的に攻撃を受けたことのつじつまが合いません」
マケイン長官はいちいち、うなずきながら説明を聞いていた。
「今日のところは、そうだな。これから彼らはどんな行動をするだろうか?」
「日本の機動部隊は、うまく陸軍機をさばいて撃退しました。この後に続けて我が艦隊に接近して、中途半端な攻撃をするよりも、いったん引いて態勢を立て直すと思われます」
「もちろん、引き続き偵察は入念にさせるが、今日のところは、日本艦隊がこれ以上近づく可能性は少ないということだな」
「被害を受けたので、長距離の夜間攻撃を警戒して、オアフ島からの距離を開けると思います。それで明日か、明後日には態勢を整えて仕掛けてくるでしょう。私ならば夜明け前に一気に距離を詰めて攻撃隊を出します」
窓の外を見て少し思案してからマケイン長官は振り返った。説明された内容を頭の中で分析している。
「うむ、その見方は一理あるな。そうであるならば、明日の夜明け前からの索敵がきわめて重要だ。彼らがいったん引いた後で、どの方向からやってくるのか見極める必要がある」
……
B-17とB-24の攻撃を撃退すると赤城の艦上では、米爆撃機が使用した新型の兵器についての検討が始まっていた。今回は烈風改と橘花改の搭乗員が3種類の誘導弾を目撃していたので、藤田中隊の隊員にも赤城に着艦してもらい、板谷少佐と共に目撃した様子を直接聞いていた。
赤城の会議室では、草鹿中将の周りに参謀が集まっていた。電探士官として技研から派遣された森少佐も参謀扱いで呼ばれていた。
参謀長の加来少将が司会役で進めていく。
「搭乗員からの説明は以上のような内容だった。さて、まずB-17から投下されて比叡と長良に損害を与えた最初の爆弾だが、どのようなものだと考えるかね? 弾頭の威力は大きかった。被害からは我々の80番と同程度の弾頭だと思われる」
森少佐が分析の結果を話しだした。
「最初の誘導弾は、私も参加していたミッドウェー海戦で使用された無線誘導爆弾の改良型だと思われます。自由落下の爆弾にすると着弾まで1分弱の時間がかかりますので、それを推進剤の燃焼により加速して短縮しているのです。我が軍の4号爆弾に無線誘導装置を搭載したと言った方が良いかもしれませんね。対策は、とにかく母機を撃墜することです。爆弾を投下した後でもいいので、母機からの誘導を阻止すればほとんど命中しません。もう一つ、霧島と巡洋艦が煙幕で上空からの視界を妨げたのは効果がありました。これで誘導が困難になって、かなり命中率が悪くなります。この爆弾は目標が見えなければ当たりません。更に、誘導電波を妨害することもできるかもしれませんが、現状では、爆弾の誘導電波がミッドウェーの時と同じ周波数かどうか、複数の周波数を用いているのかもわかりません。とりあえず、後で逆探の電波受信の記録を確認してみます」
草鹿中将が短くうなずいたので、加来少将は次の誘導弾に話題を移す。
「次は、恐らくB-26と呼ばれる双発爆撃機が投下した爆弾だ。こちらの弾頭は間違いなく、我々の50番に相当する1,000ポンド爆弾だ。投下後に母機は低空に退避しており、無線誘導ではないはずだ」
この誘導弾は、日本軍も持っている赤外線誘導弾から想像できるので、大石参謀が答える。
「斜め上空から投下されたこの誘導弾は、ほぼ間違いなく我々の赤外線誘導弾と同じだと思われます。母機の誘導は必要がありませんが、上空から恐らく煙突を狙って落下してきています。また、煙幕を展開していても艦の後部に命中していますが、それも赤外線誘導と考えると理解できます。我々の煙幕では、赤外線を遮蔽することはできません」
「最後に空中飛行魚雷とも言うべき飛行爆弾だ。こちらの誘導弾は噴進弾と同じ要領で水平に飛行してきた。しかも、明らかに自ら目標が存在する方向を探知して、その方向に向かって突っ込んでいっている。弾頭としては威力から考えて、1,000ポンド相当だろう」
またも、全員が森少佐に解説を求めている。
「これは、爆弾に目標を探知できる装置が搭載されていて、噴進弾のように探知した方向に強力な推進剤の燃焼により、推力を得て飛行しています。水平飛行が安定しているので、明らかにジャイロを内蔵して飛行制御をしています。目標の探知方法ですが、爆弾の先端の丸くなった鼻のような部分に探知器を内蔵しているようです。探知方法は電波の可能性もありますが、光学的な方法かもしれません。私にはそこまでは、はっきりと言えません」
草鹿中将がその日の結論を出す。
「今の議論をまとめて、山口長官に報告する。目撃した誘導弾の見取り図も入れて、通信筒を持たせた彗星を1機、ミッドウェー近海まで飛ばす。島に降りるつもりならば、増槽付きで一気に飛行できるはずだ。各戦隊がしっかりと対策を実行できないと新兵器で被害が拡大する。我々の得た情報を司令部で分析してもらって、各戦隊に通知してもらう」
……
赤城から飛来した彗星艦爆が届けてくれたメモが机の前に広げられていた。
宇垣参謀長が内容を確認してゆく。
「まずは、先制攻撃をされた原因だが、どのように考えるか?」
誰も説明しないので、山口長官自らが話しだした。
「想定外に遠くで、一航艦の艦隊が発見されてしまった。本来であれば、オアフ島に接近するのならば、ミッドウェー島からの索敵をもっと実施して、オアフ島からの長距離爆撃機をもっと警戒すべきであった。我々の手元には、電探搭載機などそれを実行できる機材があるのだからな。これは我々司令部に発見されないだろうという油断があったと思う。今後の作戦に生かしてほしい」
全員が黙って話を聞いている。沈黙を破って宇垣少将が議論を進める。
「それで最初の誘導弾だが、このメモに書かれた一航艦での分析が正しいと考えていいのだろうか?」
宇垣少将がこちらを向いたので、私が説明することになった。
「上空から投下された誘導弾については、森少佐の分析は正しいと判断します。回避法も誘導母機の撃墜が最も有効です。次は、煙幕ですね。煙幕は友軍の対空射撃も邪魔するので使い方に工夫が必要だと思いますが、効果はあります。誘導電波の妨害も周波数がわかれば有効かと思います。しかし、現状では周波数も不明なので誘導電波を妨害する方法については、赤城で今も分析をしてくれている森少佐の結論を待つしかありません」
宇垣少将が話を切り替える。
「次の降下攻撃の誘導弾だが、これは我々の誘導弾と同様の赤外線誘導弾と考えてよさそうだな。煙幕でも効果はあまりなかったようだ。赤外線妨害は難しいな」
佐々木中佐が私の方を見て尋ねる。
「鈴木少佐、自軍の兵器の回避法になってしまうが、何か有効な回避方法は考えられるのですか?」
「単純に言えば、いかだでも作ってそこで勢いよく火を燃やせば、そちらに誘導されます」
「小型艦を犠牲にして、勢いよく空母のそばで火災を発生させろというのですか。もう少しまっとうな方法はないのでしょうか?」
さすがに、フレアをばらまく方法があるとも言えない。既に戦場となっているこの場でできることには限界があるのだ。誰からも発言がない。以前、赤外線誘導弾の実験をしたときに、回避法について議論したが、その場でも良い案がでなかったのだ。
宇垣参謀長が様子を見て、次の話題に進める。
「議論を先に進めさせてもらう。推進剤で飛行する誘導弾は、自ら目標に向かってロケット推進で飛行する空中魚雷のようだが、これも厄介だね」
「恐らく、電波を利用して目標を探知して、その方向に飛行する爆弾だと思います」
ミリオタの知識として、米海軍は終戦間際に電波誘導の飛行爆弾を開発したという記事をどこかで読んだ記憶があった。同類の兵器が、時間的に加速されて登場した可能性が高い。
黙って聞いていた山口大将が質問した。
「どうして、電波による誘導だと言えるのかね?」
「誘導方法としては、電波か赤外線かの2種類が候補になると考えます。二航戦の戦闘では、水平方向から上部構造物の側面に突っ込んで命中していますが、赤外線では上から接近させないと、側面は探知しづらい方向です。逆に電波による誘導と考えると、電波の反射の大きな側面に向かって突っ込んでゆく方が命中率は高そうです。つまり電波誘導の方が、着弾時の状況とつじつまが合います。電波誘導を前提とすると、丸くなった先端部に小型の電探が搭載されていて、電波反射で目標を探知していることになります。電波の反射方向に突っ込みます。外部にアンテナのような突起物がないので、我々が射撃管制に使っている4号電探のようなかなり短い波長を使っていると思われます」
「その前提が当たっているとして、どうやったら、防ぐことが可能だろうか?」
「海面上で電波反射の大きい大型艦が真っ先に狙われます。それで今回も戦艦や巡洋艦に命中したわけです。空母の格納庫も電波反射は大きいので、良い目標になってしまいます。但し、探知装置は非常に複雑な機構なので、発射されても一定数は探知不能か失探すると思います。回避するためには、魚雷と同じで誘導弾から見える面積を最小化した方が良いと思います。霧島の正面を向けた操艦は正解だったと思います」
「正面を向いたおかげで、1発が命中したが、側面だったら2発被弾したかもしれないということか」
「回避法はその通りです。近接信管と同じように妨害電波により目標を見失わせることができますが、今のところ周波数もわからないので不可能です。但し、アルミの攪乱紙により疑似的に電波反射をさせれば、そちらに突っ込んでいくはずです」
宇垣少将が続ける。
「少しわかってきたぞ。攪乱紙を内蔵させた噴進弾のような飛翔体を発射するのだな。それを時限信管により、空中で爆発させると、攪乱紙が飛散する」
「その通りです。例えば、噴進弾の弾頭にアルミの攪乱紙をたくさん詰めて、空中で爆発させれば、アルミ攪乱紙の小さな雲が空中にできます。その雲は電波をよく反射するので、それに向かって突っ込んでゆくことになります」
佐々木中佐が疑念を口にする。
「そんなに都合よく、防空戦闘中に攪乱紙入りの噴進弾を発射可能だろうか?」
「今回の戦いでは、どの空母も敵の近接信管や電探を無力化するために、大量のアルミ攪乱紙を内蔵させた噴進弾を積み込んでいるはずです。それを船の舷側の噴進弾発射機に取り付けます。誘導弾の接近を探知したら、海上に向けて発射して、海面上の空中で爆発させます。あるいは直衛機に多数の攪乱紙入りの噴進弾を搭載しておいて、攻撃されたら艦隊の前面に発射して、電波妨害の雲を作り出せば有効でしょう」
宇垣少将は納得したようだ。
「なるほど、電波妨害ができれば、発射方法は航空機と艦艇のどちらでも構わない。大きな船よりも反射が大きいように見せかける必要があるので、噴進弾は多数が必要だろう。多数を一気に爆発させる方がよさそうだ」
山口も結論を了承した。
「すぐにでも新型兵器の対策が可能なように対策について知らせるぞ。特に電探式の空中魚雷は、電波攪乱紙を散布するための噴進弾の準備をするように知らせる必要がある、すぐに作業にとりかかってくれ。赤外線誘導弾への追加対策は、あきらめずに考えてくれ。このままでは、おとり船の上で焚火をすることになるぞ」
私からまだ言っておきたいことがある。長官の発言が終わるのを待ってから説明を始めた。
「向こうが遠距離爆撃をしてきたならば、こちらも同じ作戦を実行してもいいのではないですか? 米艦隊の一部はミッドウェー基地からの連山の行動圏内を航行していると想定されます。こちらも誘導弾で攻撃することが可能だと考えます。ミッドウェーとハワイとの間には三航戦がいるはずですが、戦闘機を上げて連山を護衛することも可能だと思います」
私の発言に続いて、宇垣少将が尋ねる。
「爆撃作戦も含めてですが、我が艦隊からの攻撃はいかがいたしますか? 現在は、オアフ島からの長距離爆撃を警戒して、いったん後退しています」
「被害を受けた艦を後方に下げて、二航戦の護衛部隊を再構築する。その後は米機動部隊を攻撃する。むろん、連山による長距離爆撃も承認する。早朝のハワイ航空隊への誘引作戦は計画の変更をしない。作戦の開始日を明日とする」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます