第9話 魂

ジャンだ。

前回のお話で「魂」について書いてみたが。如何だっただろうか。


これまで、闇と光をテーマにいろいろと書いてみたが。どれも難しいとは思う。

それでも、読んでみようとされるあなたは、かなりの挑戦者だ。また、あなたの背後に守護されている方々にも、敬意をはらいたい。


さて、今回も前回に続き、「魂」について。もう少し話せる事を書いておこう。



正直、「魂」についてのお話はいろいろとあるわけで。私の知識、経験の、どのお話をすれば良いか、毎回考えさせられる。


それだけ、「魂」とは奥深いと言えるのだ。


どんな人にも、動物、植物、全ての生命には「魂」が宿る。


「魂」自体が生命であり、あなた自身だ。


そんな「魂」のあなた自身は、帰るべき所があり、帰るべき神仏様がいる事を知っているだろうか。


「帰るべき所」とは、なんとなく想像がつくのではないか。


ご霊界に帰れば、「天国」「地獄」または、仏教ならば、「極楽浄土」などと言われる世界だ。


もちろん、そのような世界はあり、あなたは何処かの世界に行く事になる。


では、「帰るべき神仏様の元」とは?


という事なのだが。


どんな人にも、帰るべき神様又は、仏様がいるのだ。それは、あなたを育ててくれている「親」であり、あなたはその神様、仏様の「子供」という事になる。


よく言われる「人は神の子」と言うのはなまじ嘘ではないのだ。


では、その神仏様とは、神社仏閣等に鎮座されている方なのはよく知っているだろう。


只、その神社仏閣の鎮座されている方の名前や、どのような方等は知らない人も多いのも事実。


あなたはそのよく行く、行きつけの神社の神様、または、仏閣の仏様の所へ帰るとは限らない。


神仏様同士、「我が子」であるあなたを人として、転生する際に神社仏閣に鎮座される方々にお預けになるのだ。


預かった神仏様は、転生中、あなたをしっかりと、サポートし、導き育てる。そして、ご自分のお膝元にあなたをお呼びになるのだ。


そうして、一生を終えたあなたは、やれやれと親である神仏様の元に帰る。。。


普通で、考えればそうなのだ。すんなり、預かってくれた神仏様にお礼を言い、「親元」へ帰れるべきはず。


しかし、ここで問題が発生するのだ。


そう、「帰れない・・・」


迎えにも来てもらえない。


なぜだ?  捨てられたのか?


嫌われたのか?


いや、そうではないんだ。


転生してきたあなたはこの人間としての性が抜けないのである。


それは、当たり前なわけで。


どういう事なのか?


転生中は生活する、生きる為に必死であっただろう。お金を稼ぎ、生活をし、家族の為に、子供の為に。。。


嫌な事も、しんどい事も、苦しみも。


勿論、楽しい、嬉しいなど沢山経験したはずだ。


しかし、そこは人間達の世界であり、ご霊界ではない。


人間、人と転生する事で俗世間にまみれ、染まる事は避けては通れない。


そんなあなたは霊界に帰ってきてもその感覚が抜けないのだ。


まだ、転生中のままのあなた。それは、まるでご霊界にちょっと出張のような感覚かもしれない。


だが、知っているとは思うが、神仏様はそんな俗世間には染まらず、綺麗な世界にいらっしゃる。


もう、お解りかな?


会えない理由が。


「俗世間に染まらす綺麗な世界に帰る」

とは、俗世間に染まったあなたをまずは、綺麗にしないと「帰れない」と言うわけだ。


そこで、階層と言われる所に行くのである。


「階層」とは?


上から下まである。


わかりやすく言えば1階は地獄6のフロア、

2階は地獄5のフロア

3階は地獄4のフロア


とまぁ、上に上がるわけで、

上に上がれば上がる程、綺麗になり人間のフロアなどもあり、


神仏のフロアもあり、また、もっと高い創造神達がいるフロアや、


宇宙人達のいるフロアもある。


また、その建物の中に居るようなフロアだけではなく、


全く違う世界、つまり違う建物もあると言うわけだ。


あなたが、今生してきた行いや、心を診てくれる先生のような仏様達が居て、何処のフロアにいくのかを決めて下さる。


そして、行った先のフロアでお勉強するのだ。仏様による学びである。


その教えに触れていく事で段々とあなたは綺麗になり、少しずつ上のフロアへと上がる。


そうして辿り着くのだ。


親元の神仏様の元へ。


なんて、長い道のりなのだろう。。。


すんなり帰れないのか?


そう思うだろう。


だから転生中に仏教や、神道等の教えがあり、俗世間に染まりながらも、その教えに触れる事で自分がなるべく、俗世間にそまるのを防ぎながら、生活するのだ。


何も宗教に入るべきでもない。


そんな事をしなくても、沢山神仏様からの教えは、転がっている。


そこら中にだ。


だが、気が付かない。


では、どんな所に?


人の口を借り、神仏様はあなたに向けて様々な言葉を残す。


綺麗な言葉ばかりとは限らない。

時には厳しい言葉、汚い言葉。


全て、「気が付きなさい!」と言うものからだ。


また、書物、漫画、音楽、絵画、あらゆる物を使い、メッセージは来ている。


物語一つも、音楽も、自然もだ。


災害も、気候も、あらゆるものからあなたに投げかけている。


「気が付きなさい」「改めなさい」


「よく、がんばったね」


「ご褒美だよ。」


いろいろなんである。


あなたは、どれだけ感じ、気がつけるか。


それが俗世間に染まらす、すんなりと親元に帰る方法なのだ。



どんな人にも「親」となる神仏様がいる事を心に留めておいてほしいものである。。。





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