第2.5話
後日。
オレの努力は実を結び、スクープは世間に公開された。
今頃連中は慌てているだろう。
金も手に入って満足なことこの上ない。
顔を伏せて双子に会いに行ってみたが、ああして話せたこと自体が奇跡だったのか、あれ以来一度も会えなかった。
誰だって一番可愛いのは『自分自身』だ。
死んでもオレの認識は覆らない。綺麗事は嫌いだ。
だが、どうしてだろうか。
あの時あの瞬間を、オレは未だに悔いている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます