第12話
部室内はシーンと、静まり返ってしまった。
え?…私のせい?…
でも、本当の事を言っただけ…
ってゆーか、もういいッ!、こんな部になんか入りたくないし!
「 江藤さん!帰ろう? 」
「 でも…わたし…」
興奮状態の私は、江藤さんの気持ちも分からないまま、彼女の手をとり無理矢理ここから出ようとして、ドアに手を伸ばした。
「 ちょっと待ってよ! 」
あの人の声?…
「 ごめん…気分悪くさせてしまって…凛子が何か、君に対して嫌なことでも言ったのなら、謝るよ… 」
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