隣の家の優しいおねえさんと、彼女のことが好きだった小さな僕のお話。
いわゆる「おねショタ」ものの恋愛劇です。
いや冒頭一行からおねえさん死んでるんですけど、だからこその切なくも優しい物語がもう最高でした。
あとこう、普通にドキドキしちゃうお話というか。
身も蓋もなく言うならちょっとえっちな感じでとてもよかったです。
欲しいものしっかり全部入ってる。ありがたい……。
本作のおねえさんはいわゆる幽霊的な存在なのですけれど、その設定を活かしたシチュエーションの妙がもう本当に大好き。
すごく個人的な趣味の話になってしまうのですけれど、こういう「おね側にショタの年齢が追いついてしまう」的な展開がもう、本当の本当にストライクなので……。
ドキドキするような関係性と、あとは主軸のドラマだけに集中していて、余計な雑味がないのもいいところ。
純度100%のおねショタの原液みたいな恋愛劇でした。
素晴らしい……最高……!