第22話 妹の襲来


(ルーナ)「何か、来る?」



森を散策中に何かが近づいてくるような気がした。そして、その後に音が聞こえはじめた。何かが近づいてきている。おそらく、ここの住人ではない。



(ルーナ)「はあっ!」



音のする方に向かって私は槍を投げた。そしたら、音の原因はそのスピードを維持しつつ、槍を避けた。私は、それ以上何も投げないで、奥の方へ行く事にした。そして、広めの場所に着いたら、止まった。



(ルーナ)「そろそろ、いい頃合いかな」



音の原因は、私に攻撃をしはじめた。私は、それらをかわす。すると、立て続けに攻撃をしてきた。こちらが全てかわした所で、相手はようやく姿を見せた。



(ルーナ)(……?どこかで見たような感じがする)


(???)「よくも、お兄様をやっつけたな?私はカリン。あんたを許さない」


(ルーナ)「なるほど、レオンの妹ってわけね」


(カリン)「話が早いわね。まあ、今日は挨拶代わりだから、そこまで戦闘はしないけれど、次あった時は、覚えてろよ?」


(ルーナ)「分かったわ」


(カリン)「じゃあね」



次あった時が怖いけれど、彼女の洗脳状態を解ける住人が誰一人としていないため、次あった時は、戦闘になる事を想定しなくてはいけない。

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